「フルゆとり世代」こと今年の新入社員の傾向と対策

「フルゆとり世代」こと今年の新入社員の傾向と対策

  • @DIME
  • 更新日:2018/07/11

今年の新入社員の大半を占める95年生まれが、唯一小学校入学~高校卒業までゆとり教育を受けた世代(フルゆとり世代)といわれている。

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また、青年期からのスマホの存在が「何かの判断」の際の情報収集のしやすさがあったことが考えられるが、実際の傾向としてはどうなのだろうか。

今回はファーストキャリアが実施した『新卒・若手層育成研究所 調査』を紹介しよう。

過去5年のアンケートでは、新入社員の行動特性として、「まじめ素直」「周囲との関係性を築くことが早い」「集団では出過ぎない」という「おとなしくて同調性重視」の傾向が多く見受けられた。

2018年度の新入社員を対象にした今年のアンケートでは「自分の考えを持ち、積極的で発言力がある」「自分の考えに合致しないことに関しては、時に排他的になる」という「積極的で自分基準重視」の傾向が加わり、これまでの「おとなしくて同調性重視」の傾向を持つ新入社員との二極化が進んでいることがわかる。

自身が自覚する「強み」と「弱み」

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強みは「コミュニケーション能力が高い」(60%)や「向上心が高い、積極性がある」(42%)があがる一方で、弱みは、「主体性・積極性に欠ける」(46%)、「控えめで大人しい」(33%)があがり、二極化を裏付ける結果になった。

自身が望む「育てられ方」に対して育成側が検討すべきポイント

「実践の機会を与えて欲しい」(52%)や、「自ら考える機会の提供を望む」(50%)など、全体的に挑戦意欲が現れた項目が多い傾向を踏まえ、育成する側が抑えるポイントとして下記が想定される。

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周囲が見た新入社員の「強み」と「弱み」

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「成長意欲が高い」(77%)、他者への貢献意欲が高い(42%)など、前向きな面が強みである一方で、「相手視点・全体視点が弱い」(42%)「正解がないものへの動きが鈍い」(35%)、「報連相の不足」(31%)など、周囲との連携面が弱みであるという傾向がみられた。

「新卒・若手層育成研究所」研究員による分析の結果

今年の新卒は、全ての教育課程で「ほめて伸ばす」「興味関心への没頭を推奨」するゆとり教育を受けた世代。また、情報を自分基準で瞬時に取捨選択することに慣れているスマホネイティブ世代にあたると同時に、超売り手市場の就職活動の中「評価する立場、選ぶ立場」を強く体感している世代でもある。このような環境から、近年と比較して、より「自己肯定感」や「自分視点軸」が強まっていると考えられる。

【調査概要】
実施時期:2018年4月~5月
調査対象:2018年新入社員、人事・研修担当者、研修担当講師・有効回答数:1,970件

関連情報/http://firstcareer.co.jp/
構成/編集部

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