金正恩氏の妹が朝鮮労働党の最上位機関入り

金正恩氏の妹が朝鮮労働党の最上位機関入り

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  • 更新日:2017/10/11
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北朝鮮の朝鮮労働党は7日、党中央委会員総会を開き、金正恩・朝鮮労働党委員長の妹である若干30歳の金与正(キム・ヨジョン)党宣伝扇動部副部長を、政治局員候補に選出した。金正恩政権は一家の独裁体制をさらに強化させるとみられている。

若干30歳の金与正氏は、兄の金正恩・委員長と同じ金正日と高容敬の間に生まれた。党、軍部、政治の権力を掌握する最高機関である政治局メンバー入りは、昨年5月の第7回党大会で党中央委員になってから約1年半で達成するという、超異例の超スピード出世となる。

韓国中央情報部によると、与正氏は宣伝部副部長時代、金正恩偶像化と朝鮮労働党の宣伝工作を担当。兄の無慈悲な「粛清」も受け継いでいる。「革命化教育」に基づいて多くの幹部らを指導し、直属の上司さえも地方農場に強制下放し、強制労働させているという。

英BBCによると、米国は北朝鮮の人権侵害への関与の疑いから、与正氏をブラックリストに載せている。

与正氏は過去にも公式行事に参加しており、その姿を数回、中央通信のカメラがとらえている。韓国の専門家らは、与正氏がすでに金正恩政権の核心に入り、多方面で権力を握っていると分析した。

米ジョンズ・ホプキンス大学の北朝鮮分析サイト「38ノース(38North)」のマイケル・マッデン(MichaelMadden)氏は「彼女(与正氏)の立場と権威が以前よりもはるかに高まったことを示している」と述べた。

ロイター通信は、与正氏が、叔母である故金正日氏の妹、金敬姬(キム・キョンヒ)氏が66歳で政治局委員になったのと比べると、すでにその位相を超えていると評した。敬姬氏は金正日前政権において、重要な意思決定権を握っていたとされる。

金正恩氏、核兵器開発の継続に言及

金正恩氏は総会発言で、核兵器開発の継続を呼び掛け、核と経済の「併進路線」を再び強調した。

いっぽう、金正恩氏は米国や他国の軍事的措置や脅威に対して、直接触れなかった。これまで、国連安全保障理事会や各国の独自制裁で、禁輸や北朝鮮労働者の追放などが行われるたびに、金正恩氏は、経済的困難による民衆の不満の高まりを避けるために、内部団結を強く訴えてきた。

朝鮮中央通信が8日公開した人事名簿によると、党中央委副委員長9人のうち6人が入れ替わった。国連総会にも出席した李容浩(イ・ヨンホ)外相は、政治局委員に昇進した。中央委員会副委員長の崔龍海(チェ・リョンヘ)氏は、中央軍事委員会に進出した。

(翻訳編集・齊潤)

【ニュース提供・大紀元】

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