1年で約4か月半しか通れない。世界最高地点を通る自動車道、レー・マナリ・ハイウェイ(インド)

1年で約4か月半しか通れない。世界最高地点を通る自動車道、レー・マナリ・ハイウェイ(インド)

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  • 更新日:2020/02/11
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インド北部ラダック地方のレーとヒマーチャル・プラデーシュ州マナリを結ぶ総距離約490キロのインド最北端の自動車道は、最高地点が標高5602メートルにも及び、世界で最も高い位置にある道路のひとつとされている。

1年を通して深い雪に覆われている時期が長いため、道路が開放されるのはわずか4か月半ほどだが、このヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれた一帯は、インドでは「天国への道」もしくは「月の砂漠」とも呼ばれており、多くの人々を惹きつけているという。

【他の記事を見る】高所恐怖症注意、「エル・カミニート・デル・レイ」の断崖絶壁を自ら登っている気分になれる映像

Ladakh Road Trip 2019 | WATER CROSSINGS

深い雪のため1年に4か月半しか開かない道路

レー・マナリ・ハイウェイは、積雪が少なく除雪が可能な5月か6月から10月半ばぐらいまで開放される。

自動車道世界最高地点として知られている全長490 kmのこの道路には、ピークシーズンになると何台もの自動車が通り、最北端の地点まで長旅をする観光客も多い。

しかし、道路開放時期とはいえ標高が高い山道のため、状況によっては車が立ち往生してしまうこともある。また、ドライバーは高山病の症状が出る可能性があることも覚えておかなければならないといえるだろう。

走行困難な道路にチャレンジするドライバーたち

マナリ渓谷とラホール渓谷、スピティ渓谷、そしてラダックのザンスカール渓谷を繋ぐレー・マナリ・ハイウェイは、特にラダックへ向かう道が岩だらけの路面で、融雪のため日中はごつごつした道路が水で溢れることがある。そのため、水かさが増えた道路の走行は、困難をきたし危険が増す。

一方、砂に覆われた道路や路面凍結した道路など、インドで最も高い高山地帯を走行するためにかなりのリスクを背負うことは、ここを通った多くのドライバーが知っていることだろう。

しかし、この世界最高クラスの危険な道を多くの人が訪れる理由は、やはりその旅の途中の素晴らしい景色が堪能できるからだ。

ヒマラヤ山脈の先端からその下を流れるインダス川までの美しく雄大な景色や、精密な彫刻が施された歴史溢れる修道院や寺院などが見下ろせる素晴らしさは、訪れる人々を魅了し、車のドライバーだけでなくバイカーたちにも大人気のツーリングコースとなっているようだ。

Road condition of Leh- Manali Highway | Off-roading at Rohtang Pass | Ep. 11 Baralacha la to Manali

ピークトラベルシーズンは5月~6月の間

世界最高クラスの危険な道でもあり、年間ほとんどが雪に覆われてしまうレー・マナリ・ハイウェイのトラベルシーズンは、景色の見どころを考慮すると、ちょうど雪が溶け始めた5月~6月がピークだそうだ。

積雪した道路の運転は危険を伴うが、一面銀世界の中を走る爽快感はドライバーにとってたまらないものだろう。

Manali Leh highway - Winter snow drive

なお、レー・マナリ・ハイウェイはインド軍の国境道路機関(BRO)により設計・建設された。

References:cartoq.comなど / written by Scarlet / edited by parumo

・あわせて読みたい→世界一危険な小道「エル・カミニート・デル・レイ」にひとりの日本人が裸足で挑んだ戦いの記録(動画あり)

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