藤原紀香や道端ジェシカを軽く超える、安倍総理夫人こそスピリチュアル界の最強レディだった! 2017年もシャレにならない物件続出

藤原紀香や道端ジェシカを軽く超える、安倍総理夫人こそスピリチュアル界の最強レディだった! 2017年もシャレにならない物件続出

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  • 更新日:2017/12/07
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スピ界に君臨する女王! Photo bysvklimkinfrom Flickr

年末の定番企画である「○○オブザイヤー」に乗っかり、当連載でもトンデモ物件にスポットを当てて勝手にランキング! 後篇となる今回は、いよいよ5位から1位の発表です。

▼10〜6位はこちら:「トンデモ・オブ・ザ・イヤー★2017」。子宮系女子に代わる新勢力誕生か!?

5位★「臍帯血」のトンデモ利用でついに逮捕者が

8月には、臍帯血販売会社「ビー・ビー」社長の篠崎庸雄、「表参道首藤クリニック」院長の首藤紳介らが、再生医療安全性確保法違反容疑で逮捕されるという事件がありました。

これは、へその緒や胎盤に含まれる血液の「臍帯血(さいたいけつ)」を無届けのまま患者に投与していたというもの。へその緒と胎盤から採取される〈臍帯血〉は、血液を作る幹細胞が多いことから、貴重な医療資源として白血病などの治療に使われています。しかし感染症や拒絶反応など、命に関わるトラブルも起き得るため、そう気軽には使えない法律になっています。

ところが両氏はこれを使用ルールを無視して無届のまま、アンチエイジングやハゲ対策にまで乱用していたというのです。首藤クリニックといえば、今年6月に死去した小林麻央さんが代替医療の治療に通っていたクリニックであったことも、注目を集めました。〈知る人ぞ知る〉という選民意識くすぐられる物件は、なんと恐ろしいことか。

4位★政策遅れの原因が、「三歳児神話」だと!?

「#子育て政策おかしくないですか」というハッシュタグのツイートが生まれた、自民党の幼稚園・保育園費用無償化政策。それに関するさまざまな疑問に対し、11月22日のAbemaTV『AbemaPrime』に片山さつき参議院議員が登場し、回答。そこで、聞き捨てならないものが……! 「自民党はもともと幼児教育無償化は公約にあげていたが、財源がないことや党内で〈三歳児神話〉が根強かったことから、保育園の無償化まで行かなかった」と語られているようなのです(参考記事)。

「三歳児神話」とは、子供の健全な成長のためには、幼少期(だいたい3歳まで)は専業主婦がつききりで育てるべしというお説のこと。しかしこれは、母親の役割を強調する、当時の国が作ったキャンペーンのようなもので、科学的根拠がないことはすでに判明しています。伝統的日本の子育てやら三歳児神話やら、トンデモレベルのお説が政策に登場すると、スピ情報を振りまくファーストレディの存在と相まり(1位の項ご参照)、怒りが湧いてきます。

保育園に預けて働くなんてけしからんからお金出さないもんね! でも世界の女性が活躍する支援には57億円出すよ!(※トランプ米大統領の長女イバンカ大統領補佐官が設立に関わったという、女性起業家を支援する基金・女性起業家資金イニシアティブへ、5千万ドル拠出を表明)という現状に、私の通う整体院の中国人女性までがこんなこと言ってましたよ。

「日本ってお金の使い方が本当に古い時代の嫌な男みたいだよね~。育児教育にお金使わせないで、アメリカの女性云々には大金をポーンとあげちゃうのって、奥さんには貧乏暮らしで苦労させて愛人には見栄張ってお金つかいまくるやつみたいだよね~」

ほんとにねえ。

3位★乳がん予防をにおわせる「美乳メソッド」とは

今年は小林麻央さんの訃報を受け、乳がんに関する社会の関心が急激に高まった年となりました。そうなると、ここぞとばかりに乳がんを語りたがるのが、独自の健康法やスピ解釈を発信するトンデモ勢たち。経血を自分の筋力でコントロールして健康になろうというトンデモを啓蒙する〈おまたぢから協会〉の立花杏衣加(たちばな あいか)氏はメルマガにて鼻息荒く乳がんについてこう語ります。

「小麦粉、牛乳、ヘアカラーは、乳がんのリスク!」

「発がん性物質を普段からばんばんとって、運動せず便秘は放置し、なーーーんも気をつけないで年に1回マンモグラフィーでおっぱいはさんで『なにもありませんよーに!』ってあーたそりゃ無理ですわ。。。。。(苦笑)」

そして、ポカポカ&フワフワのおっぱいを作ろうという「ふわふわ美乳をつくるワークショップ」(4時間16,200円)を爆推しです。うーん、乳がん予防で同意できるのは運動くらいですかねえ。〈おっぱいをフワフワに整えておけば、セルフチェックする時にしこりもみつけやすいよね!〉という切り口もあるようですが、乳がん予防の秘訣を教えます! 的なニュアンスが危険領域。経血も育児も何かもかも、自分の力でコントロールできると信じてやまない一派は、がんもコントロールしたるわい! とやる気満々です。

2位★医師が妄想レベルの「反ワクチン本」を出版

今年11月、大手出版社である文藝春秋から、妄想といっていいレベルの反ワクチン本『ワクチン副作用の恐怖』が発売されました。著書は〈がんもどき理論※〉を作り出し、トンデモ医としてすっかりおなじみとなった近藤誠医師。※放置しても転移しない「がんもどき」と、治療しても転移する〈本物のがん〉とに分類する考え方。

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ワクチンとの因果関係がよくわからない副反応の事例をこれでもかと並べて読者を脅し「ワクチンを打つな!」と訴えかけるこの本は、公衆衛生を脅かすこと、言論の自由にも限度があること、医師としてのありかたなど、もはや見過ごせない問題点が前面に出た〈悪魔の書〉として、ネットの肥やしになりつつあります。この本が登場した背景については、Twitterにて〈かるがも先生(小児科)@世田谷区(@atsushimiyahara)〉が発言したものが、最も簡潔に説明されていると感じました。

「そうか、近藤誠氏は、『がん放置療法』で一世を風靡したのはいいけど、真に受けた有名人の結果が露わになることになったので、別の路線で行くことにしたのだろうね。ホメオパシーとかのインチキ医療を批判する勇気はないので、アンチワクチンの道に走った」

また、同書発売翌日には〈小児科勤務医〉というプロフィールを名乗るアカウントから全面的にツッコみが入り、同月8日には「近藤誠氏による『ワクチン副作用の恐怖』批判ツイートまとめ」なるものも登場(仕事がお早い!)。まとめには、

「予防接種の反対をするひとは、『予防接種を接種せずに罹ってしまい”後遺症”に苦しむひとを診ずにすむひと』だ」

など、もっともな指摘が続々登場していています。同書あとがきで、「副作用の発生を許すのは、人々のために尽くすべき医師の所業とは思えません」と語られていますが、〈医師とは思えない所業〉をしているのは間違いなくご本人です。

1位★スピ友大好き! ファーストレディのやらかし

藤原紀香や道端ジェシカなど、スピにドはまりする有名人がたびたび話題に上がるものの、〈芸能界〉に身を置くケースでは、本人の実力だけでなく運も業績に大きく関わることを考えると、多少理解できなくもありません。一方、〈感性重視のスピ的謎理論〉で動いてもらいたくないのは、何と言っても我々の暮らしが大きく左右される政治の世界でしょう。ところが今年は、ファーストレディである安部昭恵さんの、スピった活動が目立ちまくりでした。

〈教育勅語カルト〉と揶揄される自称神道小学校・森友学園の事件を筆頭に、〈選挙フェス〉の三宅洋平氏とのニューエイジ的なつながりも世間をざわつかせました。怪しさ漂うつながりはまだまだあり、「シャーマニックな直観と、大地母性的なしなやかさを、あわせ持った、新しい世紀のプロデュースを目指す」という映像プロデューサーの龍村ゆかり氏とも、ずいぶんお親しいとウワサされているようです。

さらにニセ医学のニオイがプンプンする〈ホーリーバジル〉を広める〈日本ホーリーバジル協会〉の理事も務め(ホーリーバジルは放射線被ばくによるDNAの損傷を修復するんですってよ!)、トンデモのど定番物件である〈波動〉支持者であることも以前より有名なのだとか。

今年2月には、オカルト&スピリチュアル界のトップオブトップである船井総研が発行する雑誌『ザ・フナイ』(メディア・パル)の巻頭座談会にもご参加。趣味の範疇でスピをたしなむのは自由ですが、こうもファーストレディの肩書をひっさげてスピ情報を振りまかれ、感性で〈忖度〉が行われる可能性を考えると激しく脱力するしかありません。

*   *   *

以上、駆け足でトップ10のご紹介でした。それでは皆さま、よいお年をお過ごしくださいませ(年内にもう1回記事の更新予定がありますが、一応!)。

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