<BOX速報>統一王者ゴロフキンがドロー判定でアルバレスの挑戦を退ける

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  • 更新日:2017/09/18
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ドローで王者を守ったゴロフキン(写真:ロイター/アフロ)

プロボクシングの注目の一戦、WBA 、WBC、IBF3団体統一のミドル級世界タイトル戦が16日(日本時間17日)、米国・ラスベガスのT-モバイルアリーナで行われ、王者のゲンナジー・ゴロフキン(35、カザフスタン)が、三者三様のドロー判定で、元2階級王者のサウル“カネロ”アルバレス(27、メキシコ)の挑戦を退けて通算19度目の防衛に成功した。WBAは18度目、WBCは7度目、IBFは4度目の防衛。“トリプルG“”ことゴロフキンは、これで38勝(33KO)無敗。アルバレスは49勝(34KO)2敗1分けとなった。

2万2000人を超えるファンの大歓声が交錯する中、ゴングが鳴った。
ゴロフキンが左ジャブを出しながらプレシャーをかける。アルバレスは、左回りでサークリング。ゴロフキンの大ぶりになった右フックを外して、アルバレスが左のボディ。終盤には、アルバレスが足をとめ、その強烈なワンツーに王者が下がる場面も。2ラウンドに入るとアルバレスが逆にパワーを生かして前に出た。ボディをからめたコンビネーションブローに、アッパーがあるので、王者に戸惑いが見える。
左フックから突破口を開こうとするがアルバレスのガードは固い。

4ラウンドに挑戦者が左ボディから右フックを連打すると、ゴロフキンは両手を広げて「効いていない」のポーズ。逆にロープを背負わせ王者がパンチをまとめるとアルバレスがクビを横に振ってアピールした。
両者の意地の火花がバチバチと飛ぶ。5ラウンドもアルバレスがロープを背負わされ、ゴロフキンが連打を浴びせ、右のフックが一発ヒットしたが、アルバレスは「効いていない」と何度もクビを振った。
それでも4、5ラウンドは手数でゴロフキンか。

6ラウンドに入りアルバレスは戦いの場をリング中央へと押し戻そうとして右アッパーをヒットさせたが、ゴロフキンは前進を止めない。明確なクリーンヒットはないが、ゴロフキンがジワジワとペースをつかみつつある。細かいパンチを休みなく繰り出す。8ラウンド、王者の至近距離からの右のフックが当たりアルバレスがぐらついた。アルバレスはアッパーを打ち込み一発逆転を狙うが、ゴロフキンを止めることができない。

10ラウンド。ポイントでは不利と見たアルバレスが勝負に出た。ラッシュをかけ、ショートのワンツーがヒット。ゴロフキンがバランスを崩す。だが、形勢逆転とまではいかない。ゴロフキンは負けずに反撃。11ラウンドは、ゴロフキンが逆に前に出てきた。アルバレスは打ち疲れもあるのだろう。

最終ラウンド。アルバレスが最後の力をふりしぼり、インファイトを仕掛けてパンチを集中した。右がヒット。だが、ゴロフキンも耐える。もう逆転KOするだけのパンチは残っていなかった。35歳のゴロフキンは、手を出し続けて前進、そして、前進。観客が総立ちの中で、激しい打ち合いが続き、試合終了のゴング。両者は、共に右手を突き上げて、自らが勝者であることをアピールした。判定は、一人が118-110でアルバレス、一人が115ー113でゴロフキン、一人が114-114の三者三様のドローで注目の世紀の一戦は痛み分けとなった。ドローは王者の防衛のため、ゴロフキンが3つのベルトを守った。

試合後、リング上のインタビューで、ゴロフキンは晴れ晴れとした表情。

それでも「カネロは、経験がある本物のメキシカンのファイターだったが、ドラマティックなショーができなかった。きょうは、もうひとつだった」とディフェンスに回ったアルバレスを批判した。

一方、アルバレスも自らの戦いの満足していない様子だったが、「トリプルGは、試合前の噂ほど、すごいボクサーとは思わなかった」と反撃した。

不完全決着となったことで、早くも再戦を望む声が出ているが、ゴロフキンは、「もちろん戦いたい。今度は本物のファイトを見せたい」と再戦を受けて立つ構え。一方のアルバレスも、「ファンが再戦を望むなら、もちろんやるよ。次はもちろん勝つ」と、リマッチを熱望した。

この試合の契約には、条件つきで、リマッチ条項があるとされている。

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