新しいKindle Oasis レビュー:便利機能盛りだくさん、けどこれは高い? 安い?

新しいKindle Oasis レビュー:便利機能盛りだくさん、けどこれは高い? 安い?

  • ギズモード・ジャパン
  • 更新日:2017/11/13
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Photo:Gizmodo US

発売されて間もないKindle Oasis(以下、新Kindle Oasis)。米GizmodoのMario Aguilar記者によるレビューです。

どう読書するかってことについて僕はものすごくうるさいわけではありません。古いKindle Keyboardはバックパックでいつも迷子になるペンがディスプレイが壊すまで使っていたし、2013年にPaperwhiteを購入してからはそれ以降Amazonがリリースしたもっと魅力的なKindleをあまり考慮することもなく、長きに渡って満足して使ってきました。まあ、たいていはメールを見る合間にKindleのスマートフォンアプリで数分間読書をするだけなんです。だからAmazon史上最高の読書用ガジェットである新Kindle Oasisは僕向けにデザインされたものではありません。ですが、最高の電子書籍リーダーですよ。

Amazon Oasis (2017版)

これは何?: Amazon史上最高のKindleの最新アップグレード

価格: 250ドル(日本版は3万3980円~)

好きなところ: 新しくなった大きなディスプレイ

嫌いなところ: ほとんどの人にとってはまだまだ高価。

昨年Kindle Oasisが発売されたとき、ページをめくるための物理ボタン、そして右利きと左利きどちらの手でも読めるデザインといった、変テコながらもその独創性に当然ながら私たちは畏怖の念を抱きました。それはとても小さくて軽く、かわいらしく…そしてとても高価だったのです。私たちは値札に圧倒されました。なんと290ドル(日本向け3万5980円)ですよ!

Kindle Oasisはほとんどすべての面において旧モデルより改善が見られており、そこには値段も含まれます。今回の価格は250ドル(日本版は3万3980円)から。あなたはこのレビューを読み進めながら、頭の片隅では120ドルのKindle Paperwhiteで上質かつ十分に満足できる使用感を得られることと比べて、最高の電子書籍リーダーを体験するためにはあといくら出す気があるのかと自問自答することでしょう。新Kindle Oasisが一体、申し分なかったガジェットの2倍以上の価格に値するのでしょうか?

まず、新Kindle Oasisのディスプレイは1インチ大きくなり、最初はそれが変化をもたらすとは思いませんでした。ですが、その差は歴然。新モデルだと画面上により多くの単語が入るからというだけではないんです。物体として、新Kindle Oasisは分厚いまたは重いとはまったく感じませんが、より頑丈です。それでも上着のポケットに滑り込ませるには十分なほどコンパクトなままで、僕くらいの大きさの手だと大きめなこの端末のほうが安心感があります。

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Photo:Gizmodo US

新モデルの幅広なデザインはほぼ旧モデルから引き継がれていますが、ところどころ洗練されていました。たとえば、ページをめくるボタンは親指で押しやすいようにもっと幅広に改善され、旧Kindle Oasisは長持ちさせるにはバッテリー付きカバーが不可欠でしたが、新モデルの筐体は必要であろうバッテリーには十分な大きさです(バッテリーについては後述します)

防水機能とBluetoothが追加! 気になる手応えは?

新モデルでは、さらにいくつかの機能が追加されています。そんなに実用的な機能ではないと僕自身は思うのですが、防水仕様になりました。僕はKindle Paperwhiteをもってビーチで数週間過ごしましたが、端末がドリンクの中に落ちるなんて心配をすることなかったですし、電子書籍リーダーを風呂に持っていくことも滅多にないです(お風呂のおともは大判の雑誌だけなんで…)。とはいうものの、読書のためだけに購入した250ドルの端末を友人の子供がプールに投げ入れたとしても、壊れないと知っていれば安心できますよね。

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Photo:Gizmodo US

さらに新Kindle Oasisは、Bluetoothヘッドフォンに接続でき、オーディオブックを聴けるようになりました。理論的には、1つの端末で本を聴くのと読むのとを切り替えられるようになったわけです。この機能の使用感は、楽観的に考えてもシームレスではありません。まず、書籍とオーディオとを別々にダウンロードする必要があります。ヘッドフォンの設定をすませたら、書籍とオーディオとを切り替えるのは小さなヘッドフォンのボタンを押すくらいに簡単…なはずなんですが、僕が数回試したところ同期が中断されることがありました。

僕自身はオーディオブックをそんなに頻繁に使いませんが、なかなか素晴らしい機能だと思います! もしこの機能が僕のバックパックに入れっぱなしのKindleに組み込まれていたらもっと使うかもしれません。通勤の最後の7分間に2つの大通りを歩いて渡りながら、ある章の残り数ページを読もうとするよりは確実に安全ですからね。

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Photo:Gizmodo US

でも気をつけてほしいのは、ほかのデバイスと同様にBluetoothをオンにしたままでいるとバッテリーの寿命に影響を及ぼすということ。僕は新Kindle Oasisを週末に使っただけだったのでバッテリーはなくなりませんでしたが、残量が既に半分以下になったのに気づきました。バッテリーをちゃんとテストするに十分な日数はありませんでしたが、Bluetoothを使っていたとしても数週間はバッテリーが持つというAmazonサイドの主張には用心深くになるべきかも。

大きくなったディスプレイ

結局のところ、新Kindle Oasisを素晴らしいものにしているのは、これまでのKindleシリーズと同様に読書体験なんです。今回、大きなディスプレイに戻った甲斐があります。気を散らすものから視界の隅を守ってくれるので、地下鉄の乗車中やカフェでは旧モデルよりも目を楽しませてくれます。

サイズだけにとどまらず、新Kindle Oasisのデザインのあらゆるディテール、たとえばベゼルと一体化した画面、かなり押しやすく幅広になったボタン、そして電子書籍リーダーを片手で持ちやすくする均衡の取れた重量に至るまで、まるであなたを電子書籍の世界に包み込むためのオーダーメイドのようです。Amazonはさらに白黒反転の読書モードを追加しましたが、薄暗いバーなどでの読書に僕は好んでいます。こういった細部はユーザーを電子書籍のページに引き込むようによく調整されており、ガジェットを使っているというより…そう、読書しているようだと感じるでしょう。

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Photo:Gizmodo US

ここでレビューの冒頭で述べた質問に戻りましょう。120ドルで電子書籍リーダーを買うのに、読書体験をこの上なく満足のいくものにする新Oasisのあらゆる特徴は、250ドルの価格に値するものでしょうか? ほとんどの人にとってはそうではないと思いますが、キッパリと断言はできません。散財する準備ができているなら、失望はしませんよ。

まとめ

・おそらく購入できない価格での最高の読書体験。

・大きなディスプレイでそれほど差が生じると思っていませんでしたが、実際は大違いでした。

・オーディオブックは僕が記憶しているより面白かった。

・120ドル(日本14,280円~)でもとても上質なKindle Paperwhiteを買えますよ。

Image:Gizmodo US
Source:Amazon

Mario Aguilar - Gizmodo US[原文
(たもり)

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