國學院久我山vs都立杉並

國學院久我山vs都立杉並

  • 高校野球ドットコム
  • 更新日:2017/09/17

1年生右腕が好投!國學院久我山が都立杉並を制す

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好投した1年生・高芝 照己(國學院久我山)

初回、國學院久我山が先制する。2番・森村 陽が右安打で出塁し、4番・佐藤 孝則の強烈な左安打で二死二三塁のチャンス。ここで5番の三田村 篤が期待に応えレフトに適時打を放ち、3安打2得点で先制した。

國學院久我山の先発は1年生右腕の高芝 照己。この試合では「ボールを低めに集めることを意識して試合に臨んだ」という。伸びのあるストレートは威力があり、都立杉並打線はなかなか捉えることができない。縦の変化球、キレ、ブレーキも良く、順調に試合を進めていった。この高芝について、尾崎監督は「マウンド上で投げることにはなれているので、非常に落ち着いて投げてくれたと思います」と高芝を評価した。

一方の都立杉並の先発は背番号4の三嶋 大貴。夏まではキャッチャーだった三嶋だったが、この夏からはピッチャーに転向。「あまり調子、結果が良くなくて最近は投げさせてなかったんですけど、今日は思い切って投げさせました」と語ったのは都立杉並の田北監督。初回に点は失ったが、2,3,4,5回は攻撃を3人で終わらせる好投球を見せる。

両投手の好投が続く中、國學院久我山が6回に試合を動かす。1番・原 駿介が強い打球で一塁線を破ると、一気に三塁へ。無死三塁でここまで2安打の森村に打席が回ると適時中安打で1点を追加。「今日はフルスイングすることを考えてやりました。2打席目以降は守備で足を引っ張っていたので、バッティングで取り返そうと思って気持ちを入れました」とこの打席を振り返った。さらに3番・渡邉 太陽も二塁打を放ち、リードを4点に広げた。

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本塁打を放った佐藤 孝則(國學院久我山)

点をもらった直後の7回、國學院久我山の先発・高芝がギアを上げる。テンポよくストレートを投げ込み、なんと3者連続三振を記録。いずれも空振り三振でストレートの伸びが素晴らしかった。

反撃したい都立杉並はこの回から登板した馬躰を攻める。二死無塁からエラーと四球、3番・三嶋の右安打で1点を返すと、続く4番・山田 秀も右前にうまく打球を落とし、2点を返す。

しかしその裏、國學院久我山は一死一塁から4番・佐藤 孝則が打った瞬間に入ったと思わせるような打球の本塁打を放つ。「前の回に点差を詰められてたので、自分が1本打ちたいと思っていました」と狙い通りの1本となった。この佐藤は3年生の試合にも出ていて、新チームになり引っ張っていかなきゃいけないというプレッシャーも感じていたが、ここ最近はそのプレッシャーに慣れてきたそうだ。尾崎監督も「4番として、チームの軸としてしっかりやってくれればと思います」と信頼を寄せている。

この回さらに2点を加えた國學院久我山が2対8で本戦出場を決めた。

勝利した國學院久我山の尾崎監督は「スカッとは勝てないだろうとは思ってたので、非常にいい展開で勝てたと思います」とこの一戦を振り返った。個々の選手の能力も高く、スイングも鋭い。本戦でどこまで勝ち上がることができるか楽しみなチームだ。

敗れた都立杉並だが、強豪私立相手に食らいついた試合内容だった。田北監督は「0からのチームで夏休みからやってきたことが何とか出せたかなと思います」とチームの成長を認めたうえで「課題は経験ですね。勝負所が分かっていないので、そこでミスが出る、そこで決めきれない。これから練習試合をやっていって、勝負所が見えるようになれば面白いと思います。前向きにとらえてはいます」と課題も確認できたようだ。

(文・写真=編集部)

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