グランドスラム覇者でも!?ロシア人選手、ビザ問題で米国での大会を棄権していた

グランドスラム覇者でも!?ロシア人選手、ビザ問題で米国での大会を棄権していた

  • TENNIS DAILY
  • 更新日:2019/08/25
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2004年度「全米オープン」、2009年度「全仏オープン」と、2度のグランドスラム優勝を経験しているベテラン選手、スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)が、ビザが間に合わなかったという理由でアメリカに入国できず、「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンD.C./7月29日~8月4日/ハードコート)を棄権していた。

クズネツォワは昨年2018年度の「シティ・オープン」優勝者だったが、2連覇にチャレンジすることすら叶わなかった。

クズネツォワは7月上旬に「ウィンブルドン」に出場しており、その時点で、露スポーツメディアのユーロスポーツ・ロシアに、「ビザがまだ届いていない」と不安をもらしていた。結局そのままビザは届かず、自身のインスタグラムで「残念ながら、ビザの問題でワシントンD.C.の大会(シティ・オープン)は棄権せざるを得なくなりました」と投稿した。

4月にスイスで行われた、「レディース・オープン・ルガーノ」に出場するまで、怪我のため約半年ほどツアーから遠ざかっていたクズネツォワ。夏の間に開かれる、ワシントンD.C.の「シティ・オープン」、カナダ・トロントでの「ロジャーズ・カップ」、アメリカ・シンシナティでの「ウェスタン&サザン・オープン」、そしてニューヨークで行われる「全米オープン」と、北米で行われる一連の試合への出場で完全復帰を目指し、2月にはビザの申請をしていた。

ロシアは、アメリカへの完全入国禁止令の対象国ではないものの、入国にはビザは必要となる。ビザの発給の可否、また発給までにかかる時間は、政府次第だ。今回のこの騒動は、ロシア大使館がアメリカ政府に対し、スポーツ選手入国への差別の撤廃を求める陳述書を提出する事態まで発展した。

結果ビザは騒動の直後に発給され、クズネツォワは「ウェスタン&サザン・オープン」へ出場。決勝でマディソン・キーズ(アメリカ)に敗れたものの、堂々の準優勝を果たした。

「コーチが変わり、プライベートの問題もいろいろとあって、長い間なかなか整理がつかなかった。怪我もあったし...とにかく、たくさんの問題を抱えていたわ。でも今は、やっとテニスに集中できるの」と語ったクズネツォワ。8月26日からは、「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月26日~9月8日/ハードコート)に出場が決まっており、15年振りの優勝となるか、活躍を期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ウェスタン&サザン・オープン」でのクズネツォワ
(Photo by Adam Lacy/Icon Sportswire via Getty Images)

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