今売れている中古家電ランキング

今売れている中古家電ランキング

  • @DIME
  • 更新日:2017/08/11

ネット型リユース業のマーケットエンタープライズは、同社が運営するリユース品(中古品)買取ウェブサイト「ReRe(リリ)」「高く売れるドットコム」などを通じて毎月依頼される3万件のリユース品の買取案件に基づく集積データから、2017年4月1日から6月30日までの情報を算出、リユース家電人気4部門(テレビ、パソコン、洗濯機、冷蔵庫)に加え、夏季前に消費が動くとみられるボディケア部門(自動筋力トレーニング機器、脱毛器)の同社買取ランキングを発表した。

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テレビの買取ランキングトップは「シャープ32インチ」、パソコンは「APPLE Corei5搭載デスクトップ」、洗濯機は「東芝 縦型」、冷蔵庫は1-3月期と変わらず、「三菱146L」、自動筋力トレーニング機器ではMTGの「シックスパッド」、脱毛器は、エムテック「ケノン」となっている。特に、今回は、テレビ部門と冷蔵庫部門、そしてボディケア2部門について、マーケットエンタープライズ リユースエバンジェリストの高野さんが解説した。

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<解説:テレビ部門>上位は国内メーカーだが、徐々にLGがシェア拡大、今後も増えそう

リユース品市場をけん引するシャープが変わらず1位を維持し続け、その他の国内メーカーのシェアもそれほど変化がない。しかし、緩やかながらも注目すべき変化が起こっている。

それは、「LG」商品。日本メーカーよりも二回りほど安い価格設定、有機EL大型化へのいち早い取り組みなど話題作りには欠かせず、新品市場のシェアを少しずつ広げている影響がリユース品市場にも見えてきている。買取台数では、2015年比で2017年は487%増となっている。現時点では国内メーカーを脅かすほどではなかったが、今後さらに、リユース品市場でもアジアのメーカーを中心とした、格安で大型のテレビが増えてくると予測する。

■年式別買取比率(過去3年の4〜6月期)

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また、年式別買取比率を見ると、ここ数年、維持し続けている2010~11年式商品の「地デジバブル」期発売のテレビの高いシェアに変化が見られ始めた。要因は、2年以内に発売された比較的新しいテレビのシェアの回復。この流れが続くと、地デジバブル期TVのシェアも落ち着きを見せそうだ。今後、強い影響を与えそうなのが、ドン・キホーテで話題になった“ジェネリックテレビ”。プライベート商品であるにも関わらず、内部基盤に東芝REGZAと同じものを使用し、50インチ4K対応で5万円台(新品市場)と大きな価格破壊が起きている。現在生産が追い付いていないため市場崩壊にはつながっていないが、十分な供給量が確保された場合には、新品・リユース品市場の平均相場も大幅に下がり、共に打撃を受ける可能性は非常に高くなった。今後の価格動向に目が離せない。

<解説:冷蔵庫部門>家庭用より単身用がシェアを握る。新品市場と連動しない特異なジャンル

新品市場で1位を走る「三菱」、リユース品市場でも1位は1-3月期と引き続き「三菱」だが、2位以下では順調にシャープがシェアを広げている。(2016年10-12月期24.1%→2017年1-3月期28.3%→4-6月期28.9%増)

特に4-6月期には、買い替え寿命が長い「大型冷蔵庫」(400L以上)は買取量が伸びづらい傾向がある。単身用冷蔵庫(200L未満)の場合、学生や新入社員など次のライフステージが比較的早く迫ってくる層がユーザーのため、この時期に買い替えが発生する。したがって、単身用冷蔵庫を多く発売し、そのシェアが高いシャープは回転も速く、また商品売却の意識が高くなりつつある若年層の所有が多いことから、年々シェアを拡大していると考えられる。

■メーカー別買取比率(2017年4-6月期)

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<解説:ボディケア部門>新品の流通量が見えにくいボディケアもリユースでは実態がわかる

今期限定の分析として、夏が近づくと動き出す商品がボディケア商品に焦点を当てる。今回は「自動筋力トレーニング機器(以下、EMS)」と「脱毛機器」をピックアップ。ボディケア系の商品はメーカー・機種により流通経路が異なり、消費動向が把握しづらいが実情。しかし、リユース品市場は特にその垣根はないため、この動向の一端を見ることができる。

■【EMS部門】自動筋力トレーニング機器(EMS)メーカー別買取比率(過去3年の4-6月期)

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まずはEMSを見ていく。この3年上位をキープしているのが「テクノリンク」(商品:ベルファーマ)。医療機器や業務用美容機器の制作をしていることから信頼が厚く、リユース品市場でも人気のメーカー。「伊藤超音波」(商品:シェイプヒート)もほぼ同じ状況で常にこの2社が争っている構図。「エクサボディ」はスレンダートーンが下降傾向になり、それにとって代わり「MTG」(商品名:SIXPAD)が急激な伸びを見せている。最後に女性向け雑誌広告に強い「パルティール」(商品:スーパーウェーブハイブリッド)が続く。

■【脱毛器部門】脱毛器メーカー別買取比率(過去3年の4-6月期)

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脱毛器分野では、「エムテック」の一人勝ちが続いている。フラッシュ脱毛器ケノンがけん引をしており圧倒的な強さ。2位に10倍以上差をつけての1位が続いている。続く「YA-MAN」は、2014年頃から発売を始めたレイボーテの新作を毎年発売し、リユース品市場の回転が上がってきている状況。「TRIA」は唯一の家庭用”レーザー脱毛”をセールスポイントとしている商品だが、新商品はマイナーチェンジで止まっており、大きな買い替え需要はなく一定の推移を保っている。その他では、ようやく動き出した新興勢力の「PHIRIPS」ルメアと、「LAVIE」の生産完了したLAV380が市場に出始めたが、比率としては非常に低いことがわかる。先述の3大メーカーで90%以上を占めており、新メーカー・新商品がなかなか参入しづらい市場ということが見てとれる。

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