小さなロボット掃除機「minimaru」、ココに注目 - 日立の発表会で触ってきたぞ

小さなロボット掃除機「minimaru」、ココに注目 - 日立の発表会で触ってきたぞ

  • マイナビニュース
  • 更新日:2016/10/17

●コンパクトサイズにするための工夫が各所に

日立アプライアンスは10月17日、コンパクトで高機能なロボットクリーナー「minimaru(ミニマル)RV-DX1」(以下、minimaru)を発表した。各社がロボット掃除機を発売するなか、大手家電メーカーとしては後発となったminimaru。後発ならではのこだわりを、発表会にて実際に触ってチェックしてきた。

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直径25cmのコンパクトなロボットクリーナー「minimaru(ミニマル)RV-DX1」。シャンパンゴールドとブラックの2色

コンパクトサイズにするための工夫が各所に

minimaruは名前の通り、とにかくコンパクトなのが特徴。日立アプライアンスは、今回のロボットクリーナーの開発に向け、まず家庭にある家具などの大きさを調査。結果、幅30cm以下の本体サイズならば、9割が「狭いすき間」の代表であるイス脚の間隔に入り込めた。また、ソファ下などのすき間には、高さ10cm以下のクリーナーならば8割以上をカバー可能だった。

この調査をもとに、minimaruはさらにコンパクトな直径25cm、そして高さは9.2cmサイズとなった。これは、主要メーカーが発売している高機能なロボットクリーナーとしては、業界最小サイズだという。

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本体サイズはW250×D250×H92mm、重量2.3kgと、高機能ながらとにかく軽量コンパクト

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操作は本体上部のボタンで行う。使うときだけ必要なメニューが光って表示されるため、見た目がシンプルで操作に迷いにくい

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付属品には充電台とリモコンがある。minimaruは本体のバッテリー(充電容量)が少なくなると、自動的に充電台に戻る。リモコンでは、minimaruを好きな方向に移動させることが可能だ

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ダイニングテーブルの下などは、たくさんのイスの脚で障害物が多い。しかし、会場ではminimaruがこれら障害物の間をスイスイと走り回っていた

このコンパクトさを実現するため、minimaruにはさまざまな技術が採り入れられている。たとえば、モーターから車輪へ回転を伝える「ギア」は、一般的には車輪に隣接して組み込む。しかしminimaruは、なんと車輪内にギアを搭載した。

また、ほとんどのロボットクリーナーは、ブラシの真横にダストケースを搭載するシンプルな形状だが、minimaruはブラシの真上にダストケースを搭載。吸い込み口とダストケースを上下に重ねてレイアウトすることで、本体幅を抑えることに成功。このほか、パワフルながら小型のモーターの搭載など、パーツも小型化されている。

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【動画】一般的に、車輪の外に組み込まれることが多いギアが、minimaruは車輪の中に収納されている ※音声が流れます、ご注意ください

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minimaruはブラシ横の吸い込み口からゴミを吸い込み、ブラシ上部に搭載されたダストケースまでゴミを運ぶ特殊な形状だ

走行性能はいかに

本体がコンパクトになれば、床を掃除するブラシ幅も当然短くなり、一回の動きで掃除できるエリアも小さくなってしまう。そこでminimaruは、「きびきび動く」走行制御機構を搭載した。走行は正面に壁を感知すると別の方向に移動する「ランダムナビゲーション」タイプだが、走行用ソフトウェアの「minimaru AI」を新たに開発。本体内に搭載した複数のセンサーによって、床素材や障害物などの状況を判断し、100以上の行動パターンから最適な動きを選ぶ。

また、本体の直径が小さいため、直径の大きなロボット掃除機よりも素早く回転する。壁と一定の距離を保って走行する機能も備え、壁に沿って動く際は、一般的なロボット掃除機よりも素早く動くそうだ。

小さくてもパワフルに掃除

minimaruの掃除性能は高い。ロボットクリーナーの掃除性能といえば、「集じん性能」と「掃除残しがないか」の2点がポイント。

集じん性能では、ブラシとして床面の溝などからゴミをかきだす「回転ブラシ」と、カーペットに付着した綿ぼこりなどをかきとる「かきとりブラシ」の2本を同時に使用。さらに、掃除をする床の素材に合わせて吸引力を調整する「床質センシング」も併用する。このため、フローリング、カーペット、畳と、ゴミをしっかりと取れるという。

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フローリングでゴミをかきだす緑と青の「回転ブラシ」と、カーペットなどに付着したゴミをかきとる赤い「かきとりブラシ」。ふたつのブラシで効率的にゴミを除去

掃除残しに関しては、minimaruは最初にゴミの溜まりやすい部屋の壁際をグルリと掃除。部屋の角を認識すると、ググッと本体を隅に押し込んで、何度か首を振りつつ隅に溜まりやすいゴミを除去する。

部屋を一周したあとは、輪郭を埋めるように部屋の中を掃除。このとき、イスの脚のような障害物があると、この障害物を一周する。このため「障害物の周りだけゴミが溜まる」といった状況が起こりにくい

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サイズが小さければ、部屋の角の奥まで本体が入れて「隅」の掃除に有利。会場では45cm、35cm、25cmの円盤を90度の隅に近づける実験も行われた。結果、一番小さい25cmの円が、一番隅に寄ることができた

メンテナンスまで半自動化

ゴミ捨てなどのメンテナンスが楽なのも特徴のひとつだ。ダストケースは、ゴミの量が外側からひと目でわかるクリアな素材を採用。さらに、ケースにはハンドルが搭載されており、取り外しが簡単だ。

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本体からハンドルを引き出して持ち上げれば、ダストケースが簡単に外れる

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ダストケースのフタは、指一本でロックを外せて、手を汚さずにゴミを捨てられる。ダストケースは水洗いもでき、清潔に保てる

掃除が終わって充電台に戻ると「ゴミプレスを開始します」というアナウンスとともに、ダストケース内に溜まったゴミを圧縮する機能を搭載する。日立アプライアンスによると、ゴミを圧縮することで2週間程度、ゴミを捨てずに連続使用できるという。

ゴミプレス実行時は、同時に掃除ブラシを逆回転させて、ブラシについたゴミを除去する「ブラシ自動おそうじ」も実行。がっちりとブラシに巻き付いた毛は外れないが、犬の抜け毛のような短めの毛なら簡単に外れるとのことだ。

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【動画】ダストケース内のゴミを、風圧で圧縮する「ゴミプレス」機能。掃除ごとにダストケースのゴミを捨てずに済む ※音声が流れます、ご注意ください

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「ブラシ自動おそうじ」使用前(写真左)と使用後(写真右)。ホコリや抜け毛が綺麗に落ちているのがわかる

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