燕のエースになれ!D1・寺島、1億円+超異例の出来高2000万円

燕のエースになれ!D1・寺島、1億円+超異例の出来高2000万円

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2016/11/30

ヤクルトのドラフト1位・寺島成輝投手(18)=履正社高=が29日、大阪市の新大阪ワシントンホテルプラザで入団交渉に臨み、契約金1億円プラス出来高払い2000万円、年俸1200万円で仮契約した。背番号は「18」。球団の高卒新人投手としては2008年高校生ドラフト1巡目・由規投手(26)以来9年ぶりとなる出来高払い付きの契約で、即戦力としての期待の高さが表れた。

新大阪駅にほど近いホテルに用意された会見場。ひな壇の上でも臆することなく、寺島ははっきりと目標を口にした。

「まずはしっかり1軍でプレーできるように頑張りたい」

堂々の開幕1軍宣言だ。真中監督は、すでに来年2月の沖縄・浦添キャンプに帯同させる方針を固めており、開幕ローテーション入りも遠い目標ではない。

期待は契約内容にも表れた。ヤクルトの高卒新人としては2004年の雄平、08年の由規以来となる契約金の出来高払いを設定。出場選手登録日数や勝利数、投球回数に応じて、最大2000万円の出来高が盛り込まれた。鳥原チーフスカウトは「即戦力として考えているので、こういう評価になった。大学、社会人を含めても一番いい左腕」と説明した。

「ドラフト1位で取ってもらったので、結果が求められる。責任が増え、自覚が芽生えた」

現在も履正社高で新チームの練習に加わり、同じメニューを消化している。体重は88キロから「少し増えた」といい、「1月の新人合同自主トレに向け、体重は減らさずに動ける体を作りたい」と燃えている。

最速150キロを誇る直球に磨きをかけつつ、「プロではストライクからボールになる変化球を振ってくれない。ストライクゾーンの中でボールを動かすことが必要」とカットボールも習得中。“プロ仕様”への進化を目指している。

今季まで3年間杉浦が背負った「18」を譲り受けた(杉浦は58に変更)。「18」でイメージするのは、2013年に開幕から24勝無敗でレギュラーシーズンを終え、楽天を日本一に導いた田中将大(現大リーグ、ヤンキース)。「気迫がすごいと思って見ていた。理想の一つです。どんな形でもいいので、負けない投手になることが目標」。寺島がV奪回のエンジンとなり、新たな「18番伝説」を作る。 (伊藤昇)

寺島成輝(てらしま・なるき )という男

★生まれ 1998(平成10)年7月30日生まれ、18歳。大阪・高槻市出身

★球歴 2歳で東京へ移り「国分寺スカイホークス」で軟式野球を始める。小3で大阪に戻り日吉台小4年から「茨木リトルリーグ」で硬式を始める。茨木東中では箕面ボーイズで、3年時に世界少年野球大会で優勝。履正社高では1年夏からベンチ入り。今夏の甲子園では3回戦で常総学院に敗れた。U-18日本代表としてアジア選手権で優勝。国体でも優勝を果たした

★好きな食べ物 すし

★趣味 映画観賞とテレビでのテニス観戦。好きなプロテニス選手はノバク・ジョコビッチ

★サイズなど 1メートル83、88キロ。左投げ左打ち。家族は両親と兄、妹

No image

「18」を背にプロの世界へ挑む寺島。出来高払い付きの契約に期待の高さが表れる(撮影・林俊志)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

プロ野球カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
各球団発表、12月7日の引退選手動向、コーチ、スタッフ人事は?
選手会がNPBにルール5ドラフト導入を提案へ
陽岱鋼、巨人入り決定的 史上初の同一年FA3選手獲得
大谷の年俸急落、MLB新ルールで上限5・5億円
FA史に残る嫌われ者!? 巨人移籍のDeNA山口に「出て行ってよかった」の大合唱
  • このエントリーをはてなブックマークに追加