同立戦で劇的勝利の同志社、全勝で天理との決戦へ。関西大学ラグビー

同立戦で劇的勝利の同志社、全勝で天理との決戦へ。関西大学ラグビー

  • J SPORTS
  • 更新日:2016/11/29
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11月27日(日)、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場にて行われたムロオ関西大学Aリーグ第6節、同志社大学vs.立命館大学。接戦の末、同志社が24-23で立命大に競り勝ち、リーグ戦6連勝を飾った。

細かい雨粒が降りしきる中、死闘が繰り広げられた。一進一退の攻防。水飛沫を上げながらグラウンドを駆け、幾度となく激突を繰り返した。両校のプライドをかけた同立戦は激闘の末、「紺グレ」に軍配が上がった。

徹底的なFW(フォワード)戦で勝負を挑んだ立命大に、同志社は真っ向から立ち向かった。序盤、互いにハイパントの応酬でエリアの獲得を試みる。

前半12分、先にペナルティを犯した同志社はPG(ペナルティゴール)を献上して先制点を許す(0–3)。同19分にも、ラックサイドを相手SH(スクラムハーフ)に走られ、被トライ(0–10)。前半の20分間はリードを許す展開となった。

同志社はその後もFW勝負に苦戦した。約4分間、敵陣ゴール前でラックサイドを粘り強く攻め続けるも、2度のヘルドアップインゴール(トライゾーンでボールキャリアがグランディングできないように捕らえられた状態)でノートライ。

だが、ここで機転を利かせた同志社は左サイドのスクラムからBK(バックス)で勝負にでる。SH大越(商4)が右サイドに持ち出し、ブラインド(逆)サイドから走りこんだWTB(ウイング)安田(商2)にパス。デイフェンスの隙間を抜けてインゴールに飛び込んだ(7−10)。

「コンパクトに1人ひとりが強いプレーをした」(安田)。雨の影響もあり、ロングパスを選択できない状況でも落ち着いた判断を下す。大越が防御網に接近して短いパスを放つ“すれ違いパス”でトライが生まれた。

しかし、このトライでもリズムを掴みきれない同志社。同30分、またもやPGを献上して失点(7−13)。同33分にLO(ロック)堀部(社1)がラックサイドで1本トライをもぎ取り、SO(スタンドオフ)永冨健(スポ4)のコンバージョンゴールも成功。14−13と一時は逆転するも守りきれず。

同36分、自陣22mライン付近のスクラムで押し込まれ、相手NO8(ナンバーエイト)が持ち出しインゴールと駆け込んだ(14−18)。

前半はスクラムで2つのペナルティ。警戒していたセットプレーに不安を残した。また、ノットロールアウェイ(球出しを妨げる)の反則も重なり、自らのミスで流れを掴むことはできなかった。

4点ビハインドで迎えたハーフタイム。LO山田主将(社4)は「いつも通り平常心でやっていこう。」とチームに語り、後半の逆転を信じてグラウンドへと駆け出した。

後半の25分間は沈黙状態。雨の影響でボールが手につかない場面も見られた。均衡を破ったのは、後半27分のPR(プロップ)海士(商4)のトライ(19−18)。この後の10分間はまさに一進一退の死闘が繰り広げられた。

そして後半34分、自陣ゴール前でターンオーバーするもSO永冨健がキックチャージを受けて絶体絶命のピンチを迎えた。

ゴールまで残り5mの位置で立命大スクラム。チャレンジャーはこのスクラムに魂を込めて猛プッシュ。同志社は8人の塊になす術なく押し込まれてトライを許した(19−23)。

キックは外れて、4点差、残り5分。今季を象徴する“負けない同志社”がここから反撃に出る。同39分、ラックから出たボールはタッチライン際のWTB安田へと渡る。

狭いスペースで1人をステップで抜いて前を向く。決死の守りで立命大が安田の足首にタックルを浴びせたが、倒れない。

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逆転トライでMOMに輝いたFL丸山

そして決着の時が来た。「抜けてくれると信じてたから走り続けた」。FL(フランカー)丸山(商3)がパスを受け、インゴールに楕円球をねじ込んだ(24−23)。激戦を制した紺グレが関西連覇へ弾みをつけた。

開幕から全勝。最終戦は12月3日(土)西京極の地で、同じく6戦全勝の天理大との決戦を迎える。

この優勝をかけた1戦は12月3日(土)13:53から、J SPORTSオンデマンドで先行LIVE配信が決定。また、午後6:15からはJ SPORTS 1で放送される。

文:小林洋貴(同志社スポーツアトム編集局)

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