全天球360度写真&ムービーをボタン1つで撮影できる「RICOH THETA Z1」実機レビュー

全天球360度写真&ムービーをボタン1つで撮影できる「RICOH THETA Z1」実機レビュー

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  • 更新日:2019/04/18
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リコーの全天球カメラ「THETA」シリーズに、新たに「RICOH THETA Z1」が加わります。静止画は6720×3360ピクセルの7K、動画は3840×1920ピクセル・29.97fpsの4Kに対応し、1.0型裏面照射型CMOSイメージセンサー搭載でノイズが少なく、新開発のレンズユニットにより解像感も向上。表示パネルが追加され、撮影可能枚数や電池残量も本体だけで確認可能になったこの新端末を一足早く借りて、いろいろ撮影してみました。

製品紹介 | RICOH THETA Z1

https://theta360.com/ja/about/theta/z1.html

・目次

◆外観

◆写真・動画の公開・共有

◆作例

◆外観

「RICOH THETA Z1」の外箱はこんな感じ。本体色に合わせたカラーです。

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内容物は本体、取扱説明書、充電用のUSB A-Cケーブル、ソフトケース。

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シャッターボタンがある正面はこんな感じ。向かって右側の側面には電源ボタン、無線ボタン、モードボタン、Fnボタンが並びます。シリーズを通して、この「細長い本体の上部に丸いレンズ」というスタイルは共通していますが、このTHETA Z1では、シャッターボタンの下に撮影可能枚数やバッテリー残量などを表示できるパネルが追加されました。

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以前も、スマートフォンと接続すればアプリでバッテリー残量を確認することはできていましたが、本体のみで撮影しているとバッテリー残量がわかりませんでした。THETA Z1では、そういった事態にはならないというわけです。

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裏側にはボタンはありません。

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底面にはUSB Type-C端子、三脚ネジ穴、ストラップホールが並びます。

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重さは実測で180g。

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大きさは成人男性が握るとこのぐらい。見た目は照明のリモコンぐらいにコンパクトですが、マグネシウム合金製ということもあって、ずっしりと重量感があります。

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両面のレンズ部分が出っ張っているので、運ぶ際にはソフトケースに入れることが必須。ソフトケースは本体とのフィット感が高く、ややぐっと押し込むような感覚があります。

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◆写真・動画の撮影・共有

本体のみでも撮影はできますが、プレビューの確認や撮影設定の細かい変更、他の人との共有にはアプリを使用します。アプリはTHETA STHETA Vのときと同じものが「RICOH THETA」と名前を改めていて、同じように使用可能です。

「RICOH THETA」をApp Storeで

https://itunes.apple.com/jp/app/id1023254741

RICOH THETA - Google Play のアプリ

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.theta360

使用前に、アプリとTHETA本体との接続を行います。THETA底面に書かれているシリアルナンバーを入力し、側面の無線ボタンを押して無線をONにしたのち、「登録」をタップ。

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ダイアログが表示されるので「接続」をタップ。以後はアプリが接続設定を記憶してくれるので、THETAの電源を入れて無線をONにするとタップ1回で接続できるようになります。

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設定画面はこんな感じ。これは静止画撮影の設定で、ファイル形式はJPEGのほか、RAW(DNG)との同時保存も選べるようになりました。実際に撮影してみたところ、JPEGが7.5MBのとき、RAW(DNG)は46.1MBでした。内蔵メモリーは約19GBあるので、JPEGのみだと約2400枚、RAWだと約350枚が撮影可能です。

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これは動画撮影設定。内蔵メモリーで、4K動画を約40分撮影可能です。

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撮影した360度写真はtheta360.comで共有し、みんなに見てもらうことができます。theta360.comには独自のアカウントはなく、TwitterかFacebookのアカウントと連携することになります。今回はTwitterアカウントで使うことにします。このとき、事前に連携したいTwitterアカウントにログインしていると一手間減ります。

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「連携アプリを認証」をクリックすれば自分のユーザーページが開きます。なお、ログアウトするたびに認証(連携)をする必要があります。

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また、動画はYouTubeへアップロードすれば、ちゃんと360度動画として再生することが可能です。

THETA Z1で撮影した浜田浦駅の通過 - YouTube

写真・動画へ加工を行うには別途、「THETA+」アプリを使用します。

「THETA+」をApp Storeで

https://itunes.apple.com/jp/app/theta/id1021526610

THETA+ - Google Play のアプリ

https://play.google.com/store/apps/details?id=com.thetaplus

撮影した写真は特殊な形式で保存されているわけではなく、以下のようにゆがんだ形状をソフトやtheta360.comで全天球写真に変換しているだけなので、Photoshopなどの画像編集ソフトが使える環境なのであれば、一度ファイルをPCに転送して直接編集した上で、改めてPC向けの基本アプリでtheta360.comにアップするという手もあります。

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基本アプリの見た目はこんな感じ。

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アプリと同様、FacebookかTwitterのアカウントにログインすることで、theta360.comへのアップロード機能が使えるようになります。

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メニューの「theta360.com」から「投稿(SNS共有)」を選び……

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コメントを入力して投稿すればOK。

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URLつきの投稿内容が生成されるので、必要に応じてFacebook・Twitter・Tumblrで共有してください。

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今回アップロードした360度写真はこんな感じです。

関空展望ホール スカイビュー -Spherical Image - RICOH THETA

◆作例
ほかにもいろいろなところで撮影を行ってみました。

編集部にて -Spherical Image - RICOH THETA

構えているiPhoneで撮影した、撮影時のTHETA Z1の姿はこんな感じ。

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テーブルの角に置いて撮影しました。埋め込んだ全天球画像ではテーブルのへりが微妙にズレていて、わずかに写らない部分が出てくるのがわかります。

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港の防波堤で撮影。適度に雲の出た晴天下で、波のしぶきもきれいに見えています。

増毛漁港防波堤 -Spherical Image - RICOH THETA

サッポロビール庭園・ビオトープ園の池

サッポロビール庭園ビオトープ園の池 -Spherical Image - RICOH THETA

一応日の光は入っているものの、やや薄暗いキハ22(展示車両)の車内。

キハ22 車内 -Spherical Image - RICOH THETA

これはtheta360.comのRICOH THETA公式アカウントで公開されていた夜景。

THETA Z1 ISO:200 Shutter speed:1/8 F value:2.1 web_optimized -Spherical Image - RICOH THETA

THETA Z1とTHETA Vで同じ場所を撮影したものもありました。これはTHETA Z1で撮影したもの。

THETA Z1 ISO:1600 Shutter speed:60 F value:2.1 -Spherical Image - RICOH THETA

そしてこちらがTHETA Vで撮影したもの。

THETA V ISO:3200 Shutter speed:30 -Spherical Image - RICOH THETA

前モデルまでにあった「スマホと接続していないからいまバッテリー残量がどれぐらいかわからない」という不安から解放されたのは大きな利点の一つですが、いざバッテリー残量が見えてみると、本体のみで使っている限りではそれほど減りは激しくないので、よほど映像を撮りまくる人でなければ気にするほどではないということがわかりました。むしろ、バッテリーが減る最大の要因は通信で、「スマートフォンでプレビューを見て撮影に向いた場所を探す」ということをしていると、目の前で1%、また1%と数字が減っていくのが可視化され、気をつけなければいけないと感じました。

公式ストア価格は税込12万6900円。THETA Vと比べると、機能面では「RAWでの保存」「絞り優先撮影」「インターバル合成撮影」ができるという点が大きな違いなので、満点の星空や、星の軌跡を撮影するようなシチュエーションでも活躍してくれるはずです。

*THETA Z1 | RICOH IMAGING

https://ricohimagingstore.com/theta-z1-s0910774.html

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