藍、仕切り直し68発進!前日悪天候で第1R無効も好天で好転/米女子

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  • 更新日:2017/09/16

エビアン選手権第2日(15日、フランス南東部エビアン、エビアン・リゾートGC=6479ヤード、パー71)暴風雨で前日無効になった第1ラウンド(R)を仕切り直して開始。現役最後の大会となる宮里藍(32)=サントリー=が、インスタートの10番(パー4)から連続バーディーを奪うなど5バーディー、2ボギーの3アンダーの68で好発進。上原彩子(33)=モスバーガー=も3アンダーで並んだ。野村敏京(24)=フリー=は10番を終えてイーブンパーとしている。

宮里が現役最後の戦いで、この大会の第1Rでは自己ベストタイとなる68で好スタートを切った。

「すごく良いスタートでした。昨日よりも(ショットの)タイミングは合っていた」

気温6度。ダウンジャケットと耳当てで体を温めながら、出だしの10番(パー4)でグリーン手前12ヤードの第3打をチップインバーディー。続く11番(パー4)でもピン手前10メートルをねじ込んだ。暴風雨のため無効になった前日の第1Rでは6ホールで3オーバーだったが、別人のようなプレーで歓声を浴びた。

第1Rが仕切り直しになったことで、大会は当初の4日間72ホールから3日間54ホールに短縮。最初の2日間は予選Rを行い、上位70位タイまでが18ホールの決勝ラウンドに進むことになった。

この日もハプニングが発生。同組のポーラ・クリーマー(米国)が左手首の痛みに我慢できず泣き出した。15番ティーグラウンドで治療を受けている間に後続の組を先に行かせる“珍事”も起こり約40分も待ちぼうけ。それでも「自分のゲームをフォーカスしていくしかないなと思っていた」と集中力を切らさず、好発進した。

「トータルで考えると天気も加味して優勝スコアは全然予想がつかない。とにかく自分がやれることをやるだけです」

メジャー初挑戦の04年「全英女子オープン」から通算53戦目。宮里が現役を悲願のメジャー制覇で終えるため突き進む。(円賀貴子通信員)

★NY紙宮里特集

米紙ニューヨーク・タイムズが、宮里の特集を掲載。米ツアー31勝のジュリ・インクスター(米国)は「ラウンドでも練習でも彼女は多くの質問に答えないといけなかった。まさに国のためにプレーしていた」とコメントした。また元世界ランク1位のリディア・コ(ニュージーランド)は「私たちは彼女に感謝しないといけない。女子ゴルフ全体に貢献した」と絶賛した。

エビアン選手権

1994年に「エビアン・マスターズ」として創設。会場はフランス・エビアン・リゾートGC。日本選手では97年に小林浩美、2009、11年に宮里藍が優勝している。2013年に女子メジャーに昇格し現在の大会名になった。昨年優勝は田仁智(韓国)。賞金総額365万ドル(約4億150万円)。

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