Appleが有機ELによるオールスクリーンディスプレイの『iPhone X』を発表

Appleが有機ELによるオールスクリーンディスプレイの『iPhone X』を発表

  • @DIME
  • 更新日:2017/09/14

Appleからスマートフォンの未来形ともいえる、全面ガラスのデザインを採用した『iPhone X(アイフォーン・テン)』が発表された。『iPhone X』は、5.8インチSuper Retinaディスプレイ、A11 Bionicチップ、ワイヤレス充電、デュアル光学式手ぶれ補正(OIS)を備えて機能向上した背面カメラを装備しているほか、新しいTrueDepthカメラを使って、ロック解除、認証、支払いを安全に実行できるFace IDを搭載している。『iPhone X』は、世界の55を超える国と地域で10月27日より予約注文が開始され、11月3日より店頭での販売が開始される予定だ。
Apple Storeでの価格は64GBが11万2800円、256GBが12万9800円。

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今回のローンチに際してAppleのCDO(最高デザイン責任者)、ジョニー・アイブ氏は次のように述べている。
「10年以上もの間、私たちが考えてきたのは全面ディスプレイのiPhoneを作ることでした。そのビジョンを実現したのが『iPhone X』です。10年前のiPhone発表時には、私たちは携帯電話をマルチタッチで変革しました。『iPhone X』は、iPhoneの新しい時代、デバイスがユーザー体験に完全に溶け込む時代の幕開けを告げるものになるでしょう」

さらにAppleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィリップ・シラー氏は続ける。
「『iPhone X』はスマートフォンの未来です。革新的なTrueDepthカメラシステム、美しいSuper Retinaディスプレイ、ニューラルエンジンを備えた超高速のA11 Bionicチップのような、素晴らしくかつ新しいテクノロジーを満載しています。『iPhone X』では、Face IDによるiPhoneのロック解除に始まり、没入型のARゲームのプレイ、アニ文字を使ったメッセージのやり取りまで、流れるようにスムーズな新しいユーザー体験が可能になっています。これこそiPhoneの次の10年の始まりです」

A11 Bionicは、スマートフォン史上、最もパワフルで最も賢いチップとなる。A11 Bionicは6コア設計のCPUを特徴としており、A10 Fusionチップと比べて、2つの高性能コアは25パーセント高速、4つの省電力コアは70パーセント高速になり、業界屈指のパフォーマンスとエネルギー効率を提供する。新しい第2世代のパフォーマンスコントローラは、6つのコアをすべて同時に管理して、マルチスレッド化されたワークロードを最大70パーセントも高い性能を繰り出し、ユーザに対してより多くのパワーを与えながら、iPhone 7より2時間も長い駆動時間を達成。A11 Bionicはまた、Appleが設計した3コア構成のGPUも内蔵しており、前世代よりも最大30パーセント高速な描画性能を実現する。

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『iPhone X』では美しいオールスクリーンディスプレイによる革新的なデザインを採用し、ディスプレイはデバイスの曲面に正確に沿って、優雅に丸みを帯びたコーナー部分に滑らかにつながっている。全面ガラスで包まれた前面と背面には、これまでスマートフォンに採用された中では最も耐久性のあるガラスを、シルバーとスペースグレイであつらえたほか、ボディの周囲を、研磨を尽くした、医療に使われているものと同じグレードのステンレススチール製のバンドで継ぎ目なく包み、『iPhone X』の強度を向上させている。また、7層のカラープロセスにより、ガラス表面での正確な色調と透明度の再現が可能になり、反射光学層によって色がより深みを増した結果、デザインの優雅さと耐久性を兼ね備えながら、耐水・防塵性能も備えている。※
※『iPhone X』は防沫・耐水・防塵仕様となっており、IEC規格60529のIP67等級に従って制御された実験室条件の下で試験を実施済みです。

美しい5.8インチのSuper Retinaディスプレイは、iPhoneの標準にそびえ立つ初のOLEDスクリーンで、深く美しい色、漆黒の黒、高いコントラスト比(1,000,000:1)、スマートフォンで最高レベルのシステムワイドのカラーマネジメントといった特徴も備えている。このHDRディスプレイはドルビービジョンとHDR10に対応し、この2つが相まって、写真やビデオをより美しく映し出す。True Toneテクノロジーが加わったことで、ディスプレイのホワイトバランスが動的に調整され、まるで紙を見ているような視覚体験を味わうことができると、同社では説明している。

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iOS 11は、Super Retinaディスプレイを最大限に活用できるように再設計されており、ホームボタンを素早い流れるようなジェスチャーに置き換えたことで、『iPhone X』を自然かつ直感的に操作できるようになっている。どこにいても、下側からスワイプするだけでホーム画面に戻ることができる。

Face IDは、ドットプロジェクタ、赤外線カメラ、投光イルミネータで構成される最高水準のTrueDepthカメラシステムを使って、『iPhone X』で行なう認証に革新をもたらした。ここで威力を発揮しているのが顔を正確にマップして認識するA11 Bionicチップだ。これらの先進的な、深度感知のためのテクノロジーが連携し、iPhoneの安全なロック解除やApple Payでの支払い、セキュリティ保護されたアプリケーションやその他の新機能の利用を可能にしているのだ。

Face IDでは、3万以上の目に見えない赤外線ドットを投射する。この赤外線イメージとドットパターンがニューラルネットワークに伝えられ、所有者の顔の数学モデルが作られると、そのデータがSecure Enclaveに送られて照合されると同時に、機械学習が外見の変化に常に適応。保存された顔の情報はSecure Enclaveによって保護され、極めて安全な状態で保持される。こうした処理はすべてデバイス上だけで行なわれ、所有者のプライバシーを守るためにクラウドで行なわれることはない。Face IDは、ユーザーが『iPhoneX』を注視した時だけロックを解除。Face IDは、写真やマスクを使ったなりすましを防ぐように設計されている。

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『iPhone X』はまた、再設計されたデュアル光学式手ぶれ補正(OIS)を備えたデュアル12メガピクセル背面カメラシステムも特徴としています。広角カメラのf/1.8開口部と、改良された望遠カメラのf/2.4開口部を組み合わせることで写真やビデオの品質が向上します。新しいカラーフィルター、深みを増したピクセル、Appleの設計による改良されたイメージシグナルプロセッサにより、先進的なピクセル処理、広色域キャプチャ、暗所での高速なオートフォーカス、より美しいHDR写真が可能になる。新しいクアッドLED True Toneフラッシュは従来の2倍の均一性の照明を作り出せるほか、スローシンクロにも対応し、結果的に、背景・前景ともにより均一な照明が得られるようになっている。

『iPhone X』に搭載されたカメラは、究極のAR(拡張現実)体験を実現できるようにカスタムチューンが施されている。各カメラは、正確なモーショントラッキングのために用意された新しいジャイロスコープと加速度センサーに合わせて個別に調整される。A11 Bionic CPUはワールドトラッキング、シーンの認識を担当し、GPUが60fpsの目を見張るような描画を可能にする一方で、イメージシグナルプロセッサはリアルタイムで照明光推定を実行。

iOSデベロッパは、ARKitを通じてTrueDepthカメラおよび背面カメラを利用できるが、これによりスクリーンで表示される範囲をはるかに超えて、深く没入できる、流れるような体験が味わえるゲームやアプリケーションを開発できると、アップルではアナウンスしている。

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関連情報

https://www.apple.com/jp/iphone-x/

文/編集部

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