太賀の芝居は「見ていて気持ちがいい」黒沢監督&廣原監督の師弟トークが開催

太賀の芝居は「見ていて気持ちがいい」黒沢監督&廣原監督の師弟トークが開催

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  • 更新日:2017/08/12
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『ポンチョに夜明けの風はらませて』のトークイベントが行われた

東京・新宿シネマカリテで開催中の「カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2017」。8月12日には映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』(10月28日公開)のトークイベントが行われ、廣原暁監督と黒沢清監督が登壇。キャスティング秘話を語り合った。

【写真を見る】廣原暁監督、恩師である黒沢清監督と登壇。太賀の魅力を語った

本作は、大学在学中に制作した『世界グッドモーニング!!』でぴあフィルムフェスティバル審査員特別賞した新鋭・廣原暁監督による青春映画。夢も希望もなかった高校生たちが、高校最後の旅を通して、生き方を見つめていく姿を描く。廣原監督にとって、東京藝術大学時代の恩師となるのが黒沢監督で、この日は“恩師×教え子”によるトークイベントとなった。

黒沢監督は「単なる青春映画のようで、いろいろなものに見える不思議な作品。観れば観るほど味わいが出てくる、深い作品」と教え子の映画を絶賛。「溌剌とした青春というよりも、ニヒルスティックな“不吉な人生の一時期”という気配のする映画」と印象を語る。

その最大の理由は「キャスティングにある」と分析した黒沢監督。主演の太賀をはじめ、中村蒼、矢本悠馬、染谷将太といった実力派が顔をそろえているが、黒沢監督は「誰一人、高校生なんていない」と実際にはどのキャストも高校生の年齢ではないことに触れて、会場の笑いを誘った。

さらに「はるかに高校生を超えた人たち。そういう人たちが高校生風に出てくるところからして、これは不吉な映画だとしてくる。こちらもただならぬ緊張感にあふれる」と続け、廣原監督にキャスティングの意図を聞いた。

廣原監督は「最初の段階からリアルな高校生を使うつもりはなかった」とキッパリ。「この映画に関してはナチュラルさには興味がなかった。フィクションをやりたかった」そうで、「エキストラを含めて、年齢を上げた」と明かした。

「太賀さんとやりたいと思っていた」と太賀にゾッコンの廣原監督だが、「お芝居が明確。見ていて気持ちいい」とその魅力について吐露。「時代からズレているものを持っているような気がする」と正直に語り、「僕の勝手なイメージで申し訳ないんですが…。そういう良さを出せたらいいと思った」と謝りながらも、惚れ込む理由を話していた。【取材・文/成田おり枝】

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