ファーウェイの「honor」シリーズ、販路拡大で高まる値引きへの期待

ファーウェイの「honor」シリーズ、販路拡大で高まる値引きへの期待

  • マイナビニュース
  • 更新日:2017/10/12
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●人気が続くファーウェイ端末

ファーウェイ・ジャパンは10月10日、SIMフリースマートフォンの最新モデル「honor 9」(オーナー9)を発表した。SIMフリーで勢いに乗るファーウェイが、9月発売のiPhone 8と11月発売のiPhone Xの間隙を突く形になった。

これまで国内では楽天モバイルが独占販売してきたhonorシリーズだが、honor 9からはMVNOを4社に拡大する。販路拡大の狙いはどこにあるのだろうか。

○秋冬は「Mate 10」も投入へ

honor 9を一言で表すと、フラグシップの「HUAWEI P10」に近い性能を備えつつ、いくつかの機能を省くことで価格を下げた、コストパフォーマンスの高いモデルといえる。

一方で、外装にはオーロラのように輝く3D曲面ガラスを採用。落ち着いた印象のP10とは見た目が大きく異なる。若者を意識した、自己主張の強い端末だ。

さらに発表会の囲み取材では、日本・韓国市場のデバイス事業を統括する呉波(ゴ・ハ)氏が、10月16日にグローバルで発表予定の「Mate 10」を年内に国内投入することを明らかにした。

Mate 10はビジネス用途を意識したフラグシップの「Mate」シリーズの最新モデルで、AI関連の処理能力を高めた最新チップセット「Kirin 970」を搭載する。ファーウェイの先進的なイメージを強化する「AIスマホ」として、大々的にデビューする可能性が高い。

年末に向けて、矢継ぎ早に端末を投入するファーウェイだが、不安視されているのが供給体制だ。昨年12月の「Mate 9」の発売時には需要に供給が追いつかず、品切れが続いたことで消費者から不満の声が上がった。

ファーウェイとしては「嬉しい悲鳴」ともいえるが、2017年に入っても根本的には解決していない。ゲストとして登壇したNTTレゾナントの鈴木基久氏は「もっと供給してもらえれば、もっと売れる状態だ」と語った。これに対して呉氏は、「honor 9では万全の体制で臨む」としている。

●高まる値引きへの期待

○MVNOの値引き競争が始まるか

honor 9では販売モデルにも注目したい。これまでhonorシリーズはオンライン専用のブランドと位置付けられ、端末背面にも「honor」のロゴを冠するなど、ファーウェイの名前をあまり出していないのが特徴的だ。

このhonorシリーズを日本で展開してきたのが、楽天モバイルだ。独占販売した前モデルの「honor 8」は、楽天ならではの大幅な値引き攻勢も相まって、大ヒットを記録したという。

そしてファーウェイはhonor 9の販売にあたって、パートナーとなるMVNOを4社に拡大。ここで期待されるのが、MVNO間による値引き競争だ。

日本でのhonor 9の価格は5万3800円(税別)だが、中国では2299元(約3万8000円)で売られており、割高ではないかとの指摘は多い。だがMVNOの中には、SIMカードとのセットで3万円台の価格を打ち出す事業者も現れるなど、発売と同時に価格競争が始まった。

いま、SIMフリースマホの売れ筋は、3万円台から下の価格帯に集中している。国内量販店を対象としたBCNランキングの調査では、3万円前後の「HUAWEI P10 lite」がSIMフリーで1位、2万円前後の「HUAWEI P9 lite」が2位だ。値引きによりhonor 9が3万円台に降りてくれば、価格競争力は一気に高まることになる。

楽天モバイルがセールによってhonorシリーズの売上を大きく伸ばしたように、その成功モデルを他のMVNOにも拡大していくのがファーウェイの狙いだろう。

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