OPEC、日量120万バレルの減産で最終合意 8年ぶり

  • 産経ニュース
  • 更新日:2016/12/01

【ベルリン=宮下日出男】石油輸出国機構(OPEC)は30日、ウィーンの本部で総会を開き、加盟国が原油減産で最終合意した。減産規模は現行の産油量から日量約120万バレルで、来年1月から実施する。低迷する原油価格の回復が目的で、減産は8年ぶりとなる。

海外メディアの報道によると、自国の減産に反対していたイランは現行産油量を若干上回る日量約380万バレルを上限とすることが認められた。OPECは、ロシアなど非OPEC加盟国による60万バレル程度の減産も求めているとも伝えられる。

減産をめぐっては、経済制裁前の産油量400万バレル超への回復を目指すイランと、減産を求める盟主サウジアラビアなどの間で調整が難航。加盟国は30日の総会の直前にも非公式会合を開催するなどして、ぎりぎりまで打開を図った。

OPEC全体の10月の産油量は日量3364万バレル。9月に開かれた臨時総会では計3250万〜3300万バレルに削減することで合意していた。30日のニューヨーク原油先物相場は急伸し指標の米国産標準油種(WTI)1月渡しが一時、1バレル=49・12ドルをつけた。

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