Appleを5つのグラフで見てみよう

Appleを5つのグラフで見てみよう

  • iPhone Mania
  • 更新日:2018/09/24
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Appleがアメリカの企業として初めて時価総額1兆ドルを達成した、世界でも有数の「成功している企業」であることはよく知られています。

新たに3モデルのiPhoneとApple Watch Series 4を発表したばかりのAppleについて、その売上などの数字をまとめた5つのグラフから、同社の現状を見つつ、今後を占うという興味深い試みを米メディアMotley Foolが行っているので、ご紹介します。

圧倒的に大きいiPhone売上

Appleは事業の柱であるiPhoneに加え、iPad、Mac、Apple Watchなどのハードウェアの販売、そしてApple MusicやApp Storeなどのサービス事業を展開しています。

しかし過去4四半期の売上をカテゴリー別にまとめた以下の円グラフを見ると、iPhoneの占める割合が62%と、圧倒的に多いことがわかります。

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これを金額で表したのが下の黄色い棒グラフです。同期間中の売上2,553億ドル(約28兆7,400億円)のうち1,583億ドル(約17兆8,200億円)がiPhoneによるもので、他の製品の売上がかすんで見えます。

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上の2つのグラフを見れば、Appleの売上のほとんどが、iPhoneの成功によってもたらされているのは明白です。しかし世界のスマートフォン市場は成熟に向かっており、その売上はすでに減少の段階に入りつつあります。

Appleもその傾向に逆らうことはできず、iPhoneの売上台数の伸びは鈍化しています。

台数売上は減少、平均販売価格は上昇

緑色の棒グラフからもわかるように、iPhoneの売上台数は、iPhone6を発売した2015年度をピークに、翌2016年は8%減少しました。その後売上台数はやや回復したものの、2015年のレベルには戻っていません。

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そこでAppleが採った策が、iPhoneの1台あたりの売上を上げること、すなわち平均販売価格の引き上げです。

iPhoneの平均販売価格は、昨年のiPhone X発売により、758ドル(約85,000円)へと大幅にアップしました。Appleは今年もiPhone XS Maxを1,100ドル〜(日本では124,800円〜)で販売、高価格路線を維持していますが、Motley Foolは「いずれ需要が底をつくため、値上げを続けることはできなくなる」と述べています。

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一方、近年急速に成長しているのが、App Store、Apple Music、Apple Payなどのサービス事業です。最近の四半期では、サービス事業売上は31%上昇しました。ただしこの分野の成長をもってしても、コストの上昇は相殺できず、売上総利益率は2016年をピークに下がっています。

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こうした現状から「Appleは今、ターニングポイントを迎えている」とMotley Foolは指摘します。サービスやその他製品(Apple Watch、Apple TV、AirPodsなど)の売上はiPhoneに比べると非常に小さく、Appleが頼れるほどには成長していないからです。同社は今後、iPhoneと並ぶ大きな成長が見込める分野を見つけるか、すでに成熟しているiPhone市場からお金を絞り出す(例:値上げなど)方法を見出す必要があります。

Appleが近年、映像事業や自動運転車など、さまざまな分野に手を広げているのは、こうした背景があるからでしょう。

Source:Motley Fool
(lunatic)

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