阪神〆て5発13点!糸井が口火、クリーンアップ揃い踏み弾でG連倒1差

阪神〆て5発13点!糸井が口火、クリーンアップ揃い踏み弾でG連倒1差

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  • 更新日:2019/05/16

(セ・リーグ、巨人8-13阪神、8回戦、巨人6勝2敗、15日、東京D)ほっぺをつねってみたけど…夢じゃない! 阪神は球界のエース、巨人・菅野を4発&10得点でKOし、13-8と爆勝した。一回に糸井嘉男外野手(37)が先制の2号2ランで口火を切り、クリーンアップ3人がアーチ競演。5発も13得点も今季最多タイの豪快な2連勝で首位巨人に1ゲーム差と迫り、大混セに突入だ!!

令和の猛虎が牙をむき、東京ドームを震撼させた。巨人に勝てなかった平成が、遠い昔にさえ感じる2連勝だ。球界を代表するエース・菅野を豪快に沈め、今季最多18安打で、最多タイ13得点&5発! 歴史的な猛攻劇のゴングを、超人が打ち鳴らした。

「(とにかく)『いってくれ』って…。ありがとうございます」

興奮が残る手のひらを見つめ、糸井がつぶやいた。一回。1死から糸原が中前打で出塁すると、打席へ。3-1から菅野の135キロスライダーをとらえると、打球はオレンジに染まる右翼席に着弾した。「相手がいい投手なので、初回から先制できてよかった」。3月30日のヤクルト戦(京セラ)以来39試合、実に170打席ぶりとなる先制2号2ランだ。

難敵の出鼻をくじき、二回までに5得点で、一気に試合の流れをつかんだ。1点差に迫られた五回には、福留が立ち直りかけていた菅野の147キロを右翼席へ運び、再点火。六回はD3位・木浪聖也内野手(ホンダ)、4番の大山にも一発が飛び出し、クリーンアップそろい踏み。4被弾も10失点も、すべて自己ワーストという屈辱を、菅野に突きつけた。

乱打戦を制した矢野監督は、笑顔で「こういう攻撃ができたのは自信になる。(ただ)疲れました」と、うれしい悲鳴。疲れもあってか、ここ数試合はヒットこそ出ながら、“超人的”な活躍がなかった糸井については「嘉男(糸井)的には納得できていない部分はあったと思うけど、きょうのヒットは1本1本が内容のあるものだと思う。気持ち的にも上がる。楽しみが増えたかな」と、3安打3打点に確かな上昇を感じ取った。

平成最後のキャンプとなった2月の沖縄・宜野座。糸井、福留らにとって“アイドル”だったのが球場アルバイトの當真圭介さん(22)だ。「あと4キロ痩せてこい!」と福留が指令を出すなど、自己流調整を認められたベテラン2人は時間を見つけては、外野で當真さんとランニングして、汗を流してきた。

キャンプ終盤。糸井は折れたバットにサインを施し、関係者を通じて當真さんに贈った。喜ぶようすを伝え聞き「ほんま? よかったわ」と満面の笑み。昨年プレゼントしたスパイクは、何といま「道の駅ぎのざ」に展示されており、野球少年たちの憧れの視線を浴びている。夢を与えるのがプロ野球選手-。それをプレーで体現する、伝統の一戦での大活躍だ。

「(チームが)2連勝できてよかったですね」

今季初めてG戦を勝ち越し、貯金は最多タイの3。2位タイに浮上し、首位巨人に1ゲーム差に迫った。広島を含め、セ・リーグは4球団が1差にひしめく大混戦だが、超人が元気なら、虎はもう止まらない。 (竹村岳)

五回に4号ソロを放った阪神・福留「流れを取り戻すためにも打つことができてよかった。彼(菅野)に後手に回ってしまえば、受け身になってしまう。自分たちの方からどんどん仕掛けていくつもりで、打席に立っている」

打線について阪神・浜中打撃コーチ「巨人のエース(菅野)からね。糸井のホームランと、嫌な展開になってきたところでの孝介(福留)さんのホームランは大きかった。スライダーもいつものキレじゃなかったし、真っすぐも横からみていて、いつもの球威がないようにみえました」

データBOX

◎…阪神の貯金3は今季最多タイ

◎…クリーンアップ全員本塁打は、2017年9月2日の中日戦(甲子園、○9-2)以来。福留、大山、中谷が放った

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ゴングを鳴らしたのは糸井! 一回に菅野(手前)から先制2ランだ(撮影・福島範和)

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