「直虎」尾美としのり 徳川家臣まとめ役に意欲も...現場は中年だらけ「菅田くんかわいそう」

「直虎」尾美としのり 徳川家臣まとめ役に意欲も...現場は中年だらけ「菅田くんかわいそう」

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  • 更新日:2017/09/17

俳優の尾美としのり(51)がNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(日曜後8・00)にレギュラー出演。自身4度目の大河は主人公・井伊直虎(柴咲コウ)が後見する井伊直政(菅田将暉)とともに徳川四天王と並び称された知将・榊原康政役で、17日放送の第37話から登場する。頭脳派の康政同様に「徳川家臣をうまくまとめていけたらな」とまとめ役に意欲を見せたが、四天王は酒井忠次(みのすけ)、本多忠勝(高嶋政宏)と菅田以外の役者は50代だけに「オジさんたちの中に入って菅田くんがちょっとかわいそうかな。(若い人と)何を話せばいいかわからないんですが、考えておきます」と苦笑いした。

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大河ドラマ「おんな城主 直虎」で榊原康政を演じる尾美としのり(C)NHK

尾美が演じるのは、徳川家康(阿部サダヲ)の側近として天下取りを支え続けた徳川四天王の一人、榊原康政。「人品もっとも高し」と評される知将役に「本人とは全然違うので、困ったな…と思いながら、所作指導の先生に『どうしたらいいですかね』とお伺いをたてて一生懸命頑張っております」と悪戦苦闘している様子。康政の魅力を問われると「徳川を大きくしていくことを自分に銘じて生きていると思って演じています。冷静に徳川のために良い方向へもっていく才を見ていただければ」と語った。

大河出演は「草燃える」(1979年)、「北条時宗」(2001年)、「平清盛」(12年)に続いて4作目。「最初から参加するのはいいのですが、途中から参加するのはきついな…と腹の中では思いながらも、身内やお年寄りが喜んでくれるので、喜んで出させていただこう」とオファーを快諾。「“四天王をまとめたのが康政だ”と史料にも書いてあったので、そこらへんをうまくまとめていけたら」とベテランらしく意欲を見せた。

だが、今作の徳川四天王には問題が。酒井忠次、本多忠勝を演じるみのすけ、高嶋は尾美と同じく50代。井伊直政役の菅田だけ24歳で「本当はおじさんが話しかけてあげられればいいんですけど、おじさんたちもシャイな人たちばかりなので。社交性がないんだか、あんまり話せていないですね」と心配顔。四天王以外も徳川家臣はベテラン役者が勢ぞろいで「(本多正信役の)六角(精児)さんとか、ほんとオジさんばかりですから。オジさんたちの中に入って菅田くんがちょっとかわいそうかな。(若い人と)何を話せばいいかわからないんですが、考えておきます」と自身が一肌脱ぐつもりだ。

その菅田が演じる直政は直虎の養子で、康政はライバルでもあり良き見本でもある。尾美は二人の関係性を「最初、直政が(徳川家臣に)入ったばかりの頃は、康政にとっては鼻持ちならないというところから始まるのですが、どんどん共感して、見所があるなと思うようになり、一緒に徳川を支えていこうとなっていきます」と分析。「それだけの活躍を直政はしていくので、見ていただければと思います。康政がそれを導いていく部分もあるのかな」と見どころを語った。合わせて「直政にちょっとねたみというか、家康はなぜこの若者をこんなにも重用するのか、『殿、なぜでございますか』という気持ちをちょっとずつ出していきます。ただ『人品最も高し』なので、あまり嫉妬を出せないというところがジレンマではありますね」と明かした康政の機微にも注目だ。

菅田をはじめ、奮闘する若手俳優陣を「本番での力の出し方がすごい。最近の若い人たちは自己プロデュース力に長けていて、どうやったらうまくいくのか考えてやっている。とてもスマートな人たち」と絶賛。「僕が若い時は何も考えてなかったので凄いなと。いまさら刺激を受けても遅いのかなと思いますが、頑張ろうと思います」と笑う“中年”徳川家臣団まとめ役の名演が「直虎」後半戦を盛り上げる。

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