【C型肝炎ガイド】感染経路・症状・治療方法について 早期発見が重要

【C型肝炎ガイド】感染経路・症状・治療方法について 早期発見が重要

  • Doctors Me
  • 更新日:2016/12/01
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肝炎ウイルスに感染することで発症する肝炎という病気があります。

日本人の慢性肝炎のほとんどはC型肝炎だと言われており、肝がんの原因になっていることも多いです。

そこで、今回はC型肝炎の症状や感染経路についてご紹介します。

要チェック項目
□C型肝炎は血液を介して感染
□C型肝炎は検査で早期発見することが重要
□新薬の登場によりここ2~3年で治療効果は大きく改善した

C型肝炎とは?

肝炎ウイルスにはA、B、C、D、Eといった種類があり、その中でもC型肝炎ウイルス(HCV)に感染して発症した肝炎をC型肝炎と呼びます。

自覚症状がほとんどないため、知らない間に病気が進行することが多いようです。慢性肝炎、肝硬変、肝がんと病気が進行していくため、早めに検査を受けてC型肝炎にかかってないか確認することが大切です。

血液を介して感染する

C型肝炎は輸血や注射などによって血液を介して感染します。風邪のようにくしゃみや咳からの空気感染はありません。また、手が触れ合うといった接触感染や食器の共用などでも感染することはありません。

日常生活では他人の血液に直接触れることはあまりないため、感染の危険性はほとんどないと言えます。では、実際にはどのようなケースが考えられるのでしょうか? 例をあげてご紹介します。

注射器の使い回し
例えば、注射器の使い回しです。医療機関においてはまずありえませんが、覚せい剤を使用する際などに個人が行う注射において起こっているようです。

ピアスの穴あけや入れ墨
また、ピアスの穴あけや入れ墨をいれることも感染の危険があります。皮膚科などではなく自分でピアスの穴あけを行うことは衛生面でよくありません。これらを行う際には必ず医師に相談しアドバイスをもらうようにしましょう。

性行為
確率は極めて低いです。可能性の有無でいうと0ではない、という程度です。他の性感染症の予防にもなるので、性交渉の際はコンドームを使用するなどして予防を心がけましょう。

母子感染
母子感染についても確率は低いですがあるようです。しかし、赤ちゃんに感染してもウイルスが自然に排除されることもあるようです。排除されなかった場合も、治療を行えば問題ありません。

また、遺伝で感染するというわけではないので注意してください。例えば、父親がC型肝炎であったとしても、その子供がC型肝炎になる可能性があるわけではありません。

C型肝炎の症状を知ろう

初期症状
慢性肝炎まで段階が進んでいたとしても、自覚症状がないことが多いようです。あったとしても、全身の倦怠感や食欲不振など他のことが原因で肝炎とは思わない場合が多いようです。

そのため、肝臓は沈黙の臓器とも呼ばれており、検査を受けて早期発見することが非常に重要です。

病気が進行した場合
慢性肝炎が進行し、肝硬変になると手掌紅斑という手のひらが赤くなる症状や黄疸というからだが黄色くなる症状が出始めます。

他にもむくみやお腹に水がたまった腹水がでることもあります。さらに進行して、肝がんになると発熱や腹痛などの症状が出てくるようです。

検査を受けて肝炎を早期発見しよう

C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べるHCV抗体検査が一般的です。しかし、この検査では現在かかっている人と過去にかかって現在は治癒している人の区別はつかないようです。

より詳細に調べるにはHCV核酸増幅検査というものを行い、現在感染状態にあるかどうかを知ることができるようです。

また、血液検査で測ることができるAST(GOT)やALT(GPT)の値をよって肝臓の炎症の程度を知ることができるようです。

C型肝炎の治療方法

インターフェロン治療
C型肝炎ウイルスを排除するためにインターフェロンという薬を投与する治療法です。ウイルス量の多い患者さんにはペグインターフェロンとリバビリンを併用することが多いようです。

インターフェロンフリー治療
最近ではインターフェロンではなく、有効な経口剤が開発され、これの内服によって治療効果は大幅にに改善しました。また副作用もインフターフェロンよりも少なく、大変有効な治療法として注目を集めています。

肝庇護療法
肝炎の進行を抑えたり、肝がんの発生を予防したりする方法です。インターフェロンを長期間にわたり少量ずつ投与する方法や血液中の鉄分を減らす瀉血(しゃけつ)療法があります。

検査を受けてC型肝炎は早期発見しよう

現在の日本では、普通の生活を送っている限りC型肝炎に感染することはまずありません。

あるとすると、注射針の使い回しや入れ墨をいれることでC型肝炎ウイルスに感染し、C型肝炎を発症する可能性があります。また、確率は低いですが、性行為による感染や母子感染の可能性もあります。

肝炎が慢性化するほど進行しても自覚症状がないことが多いため、早めに検査を受けて感染していないかどうかを知ることが大切です。黄疸やむくみが症状として出ている場合は肝硬変まで進行している可能性が高いかもしれません。

もしC型肝炎だとわかった場合には、すぐに治療を開始してください。効果の高い薬が出てきているので適切な治療で治していけるといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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