独自機能満載のハイエンドSIMフリー「HTC U12+」は長く使える

独自機能満載のハイエンドSIMフリー「HTC U12+」は長く使える

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  • 更新日:2018/08/11

HTCの最新のスマートフォン「HTC U12+」は、税込で10万円を超える価格ながら、ここ最近のハイエンドが搭載しているトレンドを漏れなく注ぎ込んだ仕様で注目を集めているモデル。前モデルとなる「HTC U11」はauとソフトバンクからキャリア版として発売されたあと、限定販売としてSIMフリー版がリリースされたが、HTC U12+は現時点でのキャリア版はアナウンスがなく、SIMフリーモデルのみとなる。

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HTCの最新ハイエンドモデル「HTC U12+」

高級感とオリジナリティーのあるデザイン

ディスプレーサイズは6型で解像度は1440×2880ドットと、ここ最近のハイエンドモデルとしては主流のアスペクト比18:9のパネルを採用。ただしノッチは採用しておらず、フルに表示できるようになっている。パネルは「DCI-P3」に対応し、色域が広い効果から発色の良い印象。また「HDR10」もサポートしているので、対応する動画なら明るさなどにメリハリのある映像が期待できる。

背面はガラス素材を採用し、前モデルのU11と同じく光沢のある仕上がり。カラバリはセラミック ブラックとフレーム レッドに加え、前モデルではあとから追加された透明タイプのトランスルーセント ブルーの3色。基板が完全に見えるわけではないが、カメラまわりのモジュールなど内部のパーツが見え、一般的なカラーリングのスマートフォンにはない個性的なデザインだ。

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長辺の長い18:9のディスプレーパネルを採用しているが、ノッチはなし

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貸出機は「トランスルーセント ブルー」

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中の基板までは見えないものの、スマホとしては珍しいデザイン

ハードキーは電源と音量調整用のボタンを本体右側面に配置。ただし物理ボタンではなくセンサー式になっており、クリック感はない。電源やボリュームを操作してみたが特に違和感なく使えるレベル。ただし、Android端末では一般的な「電源+音量ダウン」ボタンでのスクリーンショット撮影には対応しておらず、画面下部のナビゲーションキーを左にスワイプさせるとアクセスできるスクリーンショットアイコンからの撮影となる。

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一見すると物理ボタンに見えるが、センサー式のボタン

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丸みはあるが薄型に仕上がっている

さらに便利になったエッジセンス2

HTC U11から搭載され、この端末でもっとも特徴的と言える機能が、本体側面を握ることでアプリなどを起動できる「エッジセンス」。HTC U12+では「エッジセンス2」へと進化。握る動作に加え、本体左右の側面中央部にタッチセンサーを装備し、握りながら親指や人差し指でのダブルタップにも対応。操作が増えたことにより、アプリの呼び出しや操作がさらに細かく設定できるようになった。最近はスマートフォンの画面サイズが大きく、片手で持ってアプリを操作するのが意外と大変だが、エッジセンス2を使いこなすことで片手での操作をかなり簡略化でき便利だ。

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ギュッと握って操作する「エッジセンス2」

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人差し指や親指でのダブルタップでも操作可能に

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握る強さで違う操作が可能

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アプリの起動だけでなく、アプリ内の操作にも対応している

また、握った状態を端末が把握してくれるので、画面の自動回転をオンにしていても握ったまま横にしたときに画面を回転させない機能も追加。ベッドなどで寝転がりながら電子書籍などを観ているときに便利な機能だ。

サウンドにもこだわっているのがUシリーズのポイント。イヤホンジャックはなく、付属のType-C接続のイヤホンか、変換アダプターを使用する。付属のイヤホンはハイレゾ出力だけでなくノイズキャンセリング機能にも対応。内耳の形状などを検知して自動で音質を調整する「Uソニック」も引き続き搭載している。

ただし、実際に聞いてみるとノイズキャンセリングの効果はあまり高くない印象。本体スピーカーも音圧があり、ゲームや動画などを自室で楽しむぶんにはイヤホンなしの単体でも聞いても十分なクオリティーだ。

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イヤホンジャックはなくType-C端子のみ

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付属のイヤホンはハイレゾ&ノイズキャンセリングに対応

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ユーザーの耳にあわせて音質を自動で調整する「Uソニック」

日本向け機能が満載のハイエンド

SIMとmicroSDのスロットは本体左側面に配置されている。どちらも同じトレーになっており、片方がnanoSIM、片方にmicroSDをセット。SIMはシングル仕様で、この価格帯のSIMフリーモデルとしてはデュアルSIMやDSDSに対応していないのは残念なポイント。

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SIMスロットはトレー式で、nanoSIM&microSDを1枚ずつ装着できる

指紋認証センサーは本体背面の中央よりやや上に配置。自然と指を当てやすい位置なので使いやすい。アンロック機能は指紋認証のほか、フェイス・アンロックにも対応しており、顔をディスプレーに見せるだけでロック解除可能。解除速度も瞬時なので実用性は高い。

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指紋認証に加え、フェイス・アンロックも搭載している

SIMフリーモデルながらおサイフケータイ機能も装備している。さらにIP68規格にも準拠しており、防水・防塵性能もあるため、水気のある場所やアウトドアでも安心。このあたりは日本人好みの仕様だ。

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おサイフケータイ機能を装備しているので、Suicaなどの電子マネーも使える

CPUはSnapdragon 845、メモリーが6GB、内蔵ストレージが128GBとなっており、ハイエンドモデルらしいスペック。各種ベンチマークでも高スコアをマークしているので、SNSやウェブサイトの閲覧など一般的な使い方だけでなく、3Dゲームなどヘビーなアプリやサービスにも活用したい。ただし、ベンチマーク測定中など負荷をかけた状態だと、やや本体の発熱を感じた。

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AnTuTu Benchmark

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Geekbench 4

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3DMark

カメラはインもアウトもデュアルレンズ

カメラ機能は本体背面のメインカメラだけでなく、前面のフロントカメラもデュアル仕様。フロントカメラでも被写体深度をしっかりと認識してボケのコントロールなどができるようになっている。さらに、顔とアニメーションを合成させる「ARステッカー」も自然な感じで合成できて楽しい。ちなみにフロントカメラはどちらも800万画素のセンサーでレンズも同じ。

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フロントには同じサイズのカメラが2つ並んでいる

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顔写真にアニメーションを合成する「ARステッカー」も利用可能

メインカメラは1200万画素とF1.75レンズを組み合わせた広角カメラと、1600万画素・F2.6レンズを組み合わせた望遠カメラという構成。カメラアプリにワンタッチでズーム率を切り替えられるボタンが用意されている。もちろんメインカメラでも2つのカメラを使って被写体深度を認識させられるので、背景ボカシなども自然な仕上がりになっている。

※作例は原寸大で掲載しています。

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メインカメラは広角と望遠の組み合わせ

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ボケ具合をコントロール

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風景写真は自然な仕上がり

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望遠側に切り替えて撮影

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発色も良く、色を作っているような印象はない

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屋内での撮影ではホワイトバランスもしっかりととれている

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夜景では拡大するとノイズが目立つ

直販価格で10万2600円とスマートフォンとしてはかなり高価なモデルだが、スペックや性能、機能は価格にみあっており、一度スマートフォンを購入したら長く使いたいというユーザーにオススメしたいモデルだ。

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