この30年でどれだけ軽くなった?家電&ガジェットくらべる図鑑

この30年でどれだけ軽くなった?家電&ガジェットくらべる図鑑

  • @DIME
  • 更新日:2017/11/14

モノの進化は〝軽さ〟の進化。かつて重さに耐えて使ったものが今ではより軽くスリムに変身! 新旧でどのぐらい軽くなったかを比べてみた。それではご一緒に、目方でドーン!!

《精神科医・名越康文が分析!》なぜ日本人は〝軽さ〟を追い求めるのか?

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精神科医

名越康文さん

1960年、奈良県生まれ。臨床に携わる一方で、テレビ・ラジオのコメンテーター、映画評論、漫画分析など様々な分野で活躍中。全国を飛び回ることから、自身のカバンの軽量化にも余念がない。

◎日本の高い技術力は軽さの追求に始まる

小型化とともに、日本のもの作りで、世界に誇るお家芸となっているのが〝軽くする技術〟だ。日本人の軽さへの関心はとにかく高い。世界最軽量の座をかけてメーカーが競い合うのも、日本人にとって〝軽さ〟が、ものの価値を判断する指標になっているからだろう。

しかし、民族的には移動型ではなく、定住型が基本の稲作民族である日本人がなぜ、こんなにも軽いことにこだわるのか。持ち運ばないのなら、重さなんてどうでもいいのではないか。精神科医の名越康文さんも、かねてからココに疑問に感じ、いくつかの見立てをしていた。

「ひとつには、いつ起こるともわからない水害・地震に対する危機感が考えられます。そこからいざという時は、必要最小限のものだけを小脇に抱えて逃げるという考え方が生まれ、それが小型・軽量を重視する文化へつながったのではないでしょうか。定住型の日本では一旦逃げても、またその場所に戻ってきます。旅や移動ではなく、一時避難するために、ものを軽くする必要があったのでしょうね」

もうひとつの見立てが、軽さを愛でる根底にある、職人気質への憧れやリスペクトだ。

「凝りに凝って、儲けを度外視してでも納得のいくものを作るような職人的な仕事は、生産性が悪く欧米ではさほど評価されません。ところが凝り性の日本人にとって、この仕事ぶりは〝美学〟であり、職人気質をカッコいいと思う文化を育みました。重いものを軽くするという技術には、現代でも職人気質を感じるのだと思いますね」

工業製品で軽さを追求するには、多くの技術革新が必要となり、最終的に高い技術を持ったもの作りと結びつく。昭和の高度成長期を経て、家電大国に成長していくプロセスでは、日本人の〝軽さは正義〟という意識も、大きな強みになったのだ。

●テレビ機能だけから、ネット機能も搭載!

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【ブラウン管テレビ → 液晶テレビ】

2000年初頭に登場した液晶テレビは15インチで約4.5kg。液晶やフレームの薄型化や部品の削減など技術革新により、17年間でさらに軽量になった。

●メインとして使えるパワー搭載で超軽量

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【掃除機 → コードレス掃除機】

キャニスター型に対し、コードレス型は、軽量素材化、モーターやファンの小型化、リチウム電池の採用で軽さを極めた。現在、1.3kgのコードレスも登場。

●ママも持てる軽さで入学&卒業式の定番に

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【ビデオカメラ → DVC】

セパレートタイプが主流だったが、1983年にヘッドドラムの直径を3/5にスリム化した、世界最軽量のベータムービーが登場。現在は、その1/10以下。

●マグネシウムリチウム合金で世界最軽量

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【ラップトップパソコン → ノートパソコン】

1985年に発売されたラップトップPCの1号機は約4kg。それから35年。13.3型で世界最軽量のモデルは700g台。当時に比べ約80%も軽量化に成功した。

●30年前は物理的に長電話できなかった

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【携帯電話 → スマートフォン】

NTT携帯電話1号機『TZ-802型』は持つ手がしびれる重さ約900g、厚さは約18cmもあった。どのガジェットよりも軽・薄進化の進化はNo.1!

※重量は、各社の新旧の製品の諸元などをもとに編集部が調べ、主流と思われるもので算出。

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

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