柳田敬遠ブーイングを歓声に! ホークス・デスパCOOLにV打

柳田敬遠ブーイングを歓声に! ホークス・デスパCOOLにV打

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2017/08/13
No image

ファンの声援に応えるデスパイネ3回2死二塁、敬遠の四球で歩かされる柳田。捕手・市川

No image

■3回虎の子1点

心は燃えていても、頭は冷静だった。互いに無得点で迎えた3回。2死二塁で打席に柳田を迎えると、日本ハムのバッテリーは本塁打数リーグトップの4番打者との勝負を避け敬遠を選択した。捕手の市川が立ち上がった瞬間から、観客席はため息やブーイングでざわつく。その喧噪(けんそう)の中、デスパイネは普段通りの不敵な表情で打席に向かった。

「とにかく冷静に打席に入って、積極的にいき、セカンドランナーをかえすことだけを考えた」

言葉通り、無駄な力みを排除し、自分の仕事に集中した。追い込まれてからの5球目。上沢の投じた低めの142キロ直球を、鋭いスイングで捉えた。弾丸のような勢いのライナーがセンター前で弾み、二走の明石が生還。観客のざわつきを歓声に変えた先制打は、結果、この日両軍唯一の得点となった。貴重な一打でチームを3連勝へ導き千賀とともにお立ち台に上がった助っ人は、打席とは違う愛らしい表情を浮かべた。

来日4年目。昨年までのロッテ時代には味わえなかった優勝に向かって、ラストスパートをかける意気込みだ。ここまで24本塁打をマークするなど首位に立つチームに大きく貢献しているが、8月は10試合で打率2割1分1厘。「一年間野球をやっているし、もちろん疲れはある」。シーズンオフも母国キューバのウインターリーグでプレーしており、夏場の暑さも加わっての疲労は当然ある。

■8月不振脱却へ

「ちょっと打撃の調子がよくなかったけど、この一打をきっかけに上げていきたい」。内川の離脱もあり自身と柳田のバットにかかる期待は重い。それでも「それは柳田もだし、全選手が責任を持って優勝という目標のために戦っている」と頼もしい。「毎年キューバではウインターリーグに出ているけど、今年は出ないつもり」。元来グラウンドでプレーすることが大好きな男は、今年は日本一奪回を成し遂げて完全燃焼する決意だ。 (倉成孝史)

=2017/08/13付 西日本スポーツ=

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

プロ野球カテゴリの人気記事

グノシーで話題の記事を読もう!
清宮、中村、安田!U18侍211発クリーンアップ
ヤクルト真中監督に続投要請へ 最下位も手腕評価
【MLB】メジャーNO1捕手モリーナ、驚愕送球で盗塁阻止「ワオ!」「とてつもない」
三本松(香川)日下 広太監督、初の日本独立リーグ出身指揮官として聖地へ!
3人制バスケ女子の矢野 認知度向上へELT持田とイベント
  • このエントリーをはてなブックマークに追加