“2.5次元”ミュージカルで注目! 佐藤流司がTVドラマ&舞台の連動に挑戦

“2.5次元”ミュージカルで注目! 佐藤流司がTVドラマ&舞台の連動に挑戦

  • CREA WEB
  • 更新日:2018/01/12

海外公演も成功したミュージカル「刀剣乱舞」などの“2.5次元”ミュージカルで注目されている佐藤流司が、TVドラマ&舞台の連動企画「御茶ノ水ロック」に挑戦。今年、バンド活動もスタートさせた彼が、舞台と映像における芝居の違いなどについて語る。

父親の勧めで受けたオーディション

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――幼少期から芸能界に憧れていたそうですが、そのきっかけは何ですか?

7歳ぐらいのときに「人にやさしく」というドラマを観たのがきっかけです。そこに出ていた須賀健太くんが俺と同い年で、お芝居をしているのがカッコいいと思ったんです。でも、そのときは漠然とそう思っていただけで、特に自分から行動を起こすことはありませんでした。

――その一方で、空手とバンドをやられていたんですよね?

空手は父親の勧めもあって、物心ついたときから習っていました。バンドは友達に誘われて始めたんですが、the GazettEというバンドの曲が好きだったこともあり、ヴィジュアル系の音楽をやるようになりました。そのときのパートはドラムでした。

――その後、現在所属する「劇団ひまわり」の新聞広告を見て、オーディションを受けられますが、それは佐藤さん自身が応募したんですか?

16歳ぐらいだったんですが、それまでも「普通の生き方をするな」と言ってくれていた父親の勧めで応募したんです。俺としては「そんな簡単に入れるのかな?」と思っていたので、入れてよかったんですが、レッスンはどちらかというとサボリ気味でした。

“2.5次元”において 人気キャラを演じること

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――そして、2011年に「仮面ライダーフォーゼ」にゲスト出演して俳優デビューされますが、当時の気持ちは?

そのときはまだ仙台にいて、最初に受けたオーディションだったんです。現場はとにかく楽しかったですし、それを全国の方に観てもらえるなんてスゴいことだと思って舞い上がっていたんですけれど、OAを観たらあまりにヘタすぎたんです。それで悔しい気持ちになって、もっと頑張ろうと思い、本格的に上京することを決めました。

――そして13年、ミュージカル「忍たま乱太郎」で初舞台を踏み、翌14年には若手俳優の登竜門としても知られる「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン(以下、テニミュ)」で財前光を演じます。

当時は映像をやりたい気持ちの方が強かったんですけど、食わず嫌いはいけないことだし、何事も経験だと思っていました。最初は原作のファンの方に、めちゃめちゃ叩かれましたね。そのいちばんの理由は「キャラに似てない」ということ。原作のカッコいいキャラを3次元の自分が演じることのハードルの高さは、相当でしたね。また、「テニミュ」の財前役に関しては実質3代目になるので、前のおふたりと比べられることも多かったです。

――その“2.5次元”と呼ばれる舞台におけるキャラを演じるうえでの問題や悩みを、どうクリアされていったのでしょうか?

いくら、口で「頑張ってます!」と言っても伝わらないので、誠心誠意、全身全霊でやって、結果を残すしかなかったですね。そのために「俺はこのキャラクターをこれだけ愛しています」ということを、舞台上で提示していました。キャラクターに対して敬意を払うという考えは今でも変わりませんし、全員とは言わないまでも、ひとりでも多くのファンの方に満足してもらいたいという気持ちで演じています。

自分の声は決してミュージカル向きではない

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――そんななか、自身の転機となった作品を教えてください。

やはり「テニミュ」だと思います。たくさんの方の目に触れて、名前を憶えていただいて、そこから「NARUTO」やミュージカル「刀剣乱舞」といった方向に派生していったと思うんです。場数を踏むにつれて、観に来てくれた方たちの反応が温かくなるところを肌で感じていったのも、Twitterのフォロワー数がガッと増えたのも、この作品ですから。

――加州清光役を演じているミュージカル「刀剣乱舞」は海外公演もされていますが、こちらも大きな転機となりましたよね。

普通の舞台(ストレートプレイ)とミュージカルとふたつあるうち、俺はミュージカルをやらせてもらっているんですが、「人ならざる刀」を演じるというのはなかなか想像できないこと。スゴく大変で、苦労しましたし、そのうえ立ち回りも歌も頑張らなきゃいけない。でも、それだけ一気にスキルアップできる作品でもありました。

――正直「歌う」ということに関しては、いかがですか?

これは今でも思っていることなんですが、自分の声は決してミュージカル向きではないなと。パーンと抜けるような、透き通る声じゃなくて、どちらかというとロックっぽい感じがするので。だから、ミュージカルのときは、そこを意識して、声を出すようにしています。

バンドマンを演じる主演ドラマ 「御茶ノ水ロック」

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――17年、主演ドラマ「ファイブ」では映像に戻ってきたわけですが、そのときの心境は?

完全に「舞台の人」になっていたので、自分の芝居も舞台的なものになっていたことに気付かされました。だから、このドラマでは、できるだけ動きを小さく、リアルにやることを心がけました。

――そして、新たな主演ドラマ「御茶ノ水ロック」の放送が始まりましたが、佐藤さん演じる始はバンド「ダイダラボッチ」のメンバーという設定もあって、ご自身と重なる部分も多いのでは?

自分自身、バンド時代のいい想い出がまったくないので、このドラマで新たにやり直したい気持ちですね(笑)。あと、ドラマでは兄弟の確執がシリアスに描かれているんですが、俺はひとりっ子ですし。御茶ノ水のロケでは、バーのシーンが印象に残っていますね。楽器がいっぱい展示されているんですけど、一緒に世界中のビールも並んでいて、いろんなデザインを見ていて楽しかったので、そのうち自分でも飲みに行きたいなと思いました。

――このドラマでは、どんな新しい佐藤さんが見られると思いますか?

“2.5次元”をやるうえで、佐藤流司であるという要素を消していきたいと思っているんです。でも、今回は原作のないオリジナル作品のうえ、脚本も俺に寄せて書かれたものなので、かなりのびのびした佐藤流司が見られるんじゃないかなと思います。3月には「舞台版」がありますが、あれだけテンションが高くて動きまくる始を2時間演じ切るのは、かなり体力がいるかなと思っています。

今後はマルチに バラエティ番組にも出たい!

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――その一方、今年は「Ryuji」として、バンドプロジェクト「The Brow Beat」をスタートされました。

どちらかというとポップで明るいロックをやる「ダイダラボッチ」と違って、こちらではシャウトをしたり、かなり重めのヴォーカルとしてやっていこうと思っています。トータルプロデュースがPENICILLINのHAKUEIさんなので、音もヴィジュアル系に近いですし、その違いも楽しんでもらえるかと思います。

――最後に、今後の目標を教えてください。

舞台から映像へと活動の幅が広がっているので、今後はさらにマルチにいきたいですね。具体的にいうと、バラエティ番組やトーク番組に出たい。ひな壇にいて、いろんな方のお話を聞きたいんです。役者としては、あえて、どこという目標を持たずに、一歩一歩進みながら、上を目指していきたいです。

文=くれい響
撮影=橋本 篤

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