macOS Catalinaのパブリックベータ版公開。iTunes廃止に戸惑うなかれ

  • Engadget
  • 更新日:2019/06/25
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今年秋に公式リリースとなるmacOS 10.15 Catalinaですが、パブリックベータ版が公開されました。こちらは開発者でなくてもApple Beta Software Programへの登録さえすれば誰でも試せます。

すでに 公式プレビューページもこちらに用意されていますが、主なトピックスは長年親しまれてきたiTunesが「Music」「TV」「Podcast」の3つに分割されること。iPadOSからの移植を支援してmacOSアプリを充実させる「Project Catalyst」や、iPadをサブディスプレイ化してApple Pencilも利用できる「Sidecar」も注目です。ここではこれまでの情報とともにmacOS 10.15 Catalinaのポイントを確認していきましょう。

iTunesを廃止、「Music」「TV」「Podcast」に分割

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iTunesが18年もの歴史を終えて、「Music」「TV」「Podcast」の3アプリに分割されました。大きな変化だけに、今後の変更について解説ページ(英語)も設けられています。

音楽関連の機能はその名の通り「Music」アプリが引き継ぎ。CDやその他フォーマットから取り込んだりiTunesミュージックストアで購入した音楽ライブラリはすべて「Music」に持ち越され、プレイリストも引き継がれます。コンテンツを購入できるiTunesストアも、変わらずに営業を続けます。

そしてiTunesの重要な役割とされたiPhoneやiPad、iPod touchなどのバックアップ機能は、「各デバイスのファイルをバックアップ」ということで、macOSのFinderに引き継がれます。

これまで購入したコンテンツなどの扱いは次の通りです。パブリックベータ版を導入される方は、ざっと目を通しておくといいでしょう。インポートまたは購入した音楽は、新しいApple Musicアプリに入ります。iTunesで作成した音楽プレイリストとスマートプレイリストは、新しいApple Musicアプリに追加されます。iTunes Storeでは、Mac、iOS、PC、およびApple TVで音楽を購入することができます。iTunesギフトカードとiTunesクレジットは維持され、新しいアプリとApp Storeで使用できます。iPhone、iPad、およびiPodのバックアップ、復元、および同期は、Finderに移行します。iTunesから購入またはレンタルした映画やテレビ番組は、新しいApple TVアプリに追加されます。今後の映画やテレビの購入やレンタルには、Mac用のApple TVアプリを使用してください。iTunesに登録または追加したPodcastは、新しいApple Podcastアプリケーションに追加されます。iTunesから購入したオーディオブックは、アップデートされたApple Booksアプリに追加されます。今後のオーディオブックの購入には、Mac用のApple Booksアプリを使用してください。

iOSアプリが「Project Catalyst」でMacにやってくる

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MacアプリとiOS(iPadOS)アプリを1つのコードから作成できる「Project Catalyst」により、様々なiOSアプリがMacにやってきます。

これらは既存のMacアプリと同じくネイティブで動作し、アプリケーション間でドラッグ&ドロップも可能。新Mac版Twitterアプリも年内にリリースが予告され、macOSでのサポートも約束されています。

もっとも「Project Catalyst」などの開発を主導するクレイグ・フェデリギ氏は、macOSアプリとする上で人為的なデザイン調整が必要だと語っていました。そうした微修正が積み重ねられ、徐々に使いやすくなっていくのかもしれません。

iPadを繋げる「Sidecar」でデスクトップが広がる

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iPadを有線および無線でMacに繋ぎ、追加ディスプレイとして利用できるSidecarが登場します。デスクトップを拡張して広々した画面でアプリを活用するもよし、スクリーンをミラーリングして同じコンテンツを他の人に見せるなんて使い方もできます。

SidecarではApple Pencilも使用でき、IllustratorやAffinity Photoといったクリエイティブアプリでもペン&タッチ操作ができるように。開発者向けベータ版では、TouchBarに対応したMacアプリでは、TouchBar非搭載MacでもiPad側でTouch Bar相当のコントロールバーが利用できるとの報告もありました。

利用時間が管理できる「スクリーンタイム」がMacにも

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iOSで先行して提供されていたスクリーンタイム機能がMacにもやってきます。自らの利用状況を確認したり休止時間を設定したり、カテゴリごとアプリに制限をかけたりできるほか、子供たちが一日を通じてコミュニケーションできる相手を制限することもできます。

さらにMacそのものの使用時間を制限できる「Downtime」機能もあり。時間がなくなってしまったとき、ファイルを保存するなど猶予がもらえる「あと1分」機能も用意されています。

オフラインのMacも探せる新アプリ「Find My」

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「iPhoneを探す」と「友達を探す」が1つになった「Find My」はiOSやiPadOSにも提供されますが、オフラインのMacを探せる機能も追加。近くで使われているアップル製デバイスが検知できるBluetooth信号を送信することで、紛失したMacを探す手助けをしてくれます。

ここでやり取りされる情報はすべて匿名であり、エンドツーエンドで暗号化される仕組みは海外テックメディアWiredでも詳細に解説されていました。

Apple Watchを使った承認

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Apple WatchによるMacのロック解除は噂されていましたが、本当に実現する運びとなりました。やり方はサイドボタンをダブルクリック。特にTouch IDのないMacで活躍してくれそうな新機能です。

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