【中日好き】三ツ間卓也、一流に触れる

  • J SPORTS
  • 更新日:2018/01/13

12月、ドラゴンズの三ツ間卓也は東京にいた。知人の紹介でドームアスリートハウス有明の門を叩いた。

そうそうたる面々が自主トレを行っていた。ヤクルト山田哲人、ソフトバンク柳田悠岐、野球以外でもトップアスリートが来シーズンに向けての準備を進めていた。

三ツ間が掲げたテーマは「俊敏性」。トレーナーとマンツーマンで行う。最初にプランを決め、目的に沿ったトレーニング内容を作っていく。およそ2週間、三ツ間は己と向き合った。新しい自分を作るために。

俊敏性を求めた理由を三ツ間はこう説明した。「ピッチングの向上が第一ですが、プロに入って2年間、身体を作って体重も筋量も増えました。次の段階はそのパワーをどれだけロスなく、爆発的な俊敏的な動きに伝えられるかが必要と感じたからです」。

「僕自身、ドラゴンズの中ではトレーニングをする方だという自負はあったんですが、正直全然足らないですね。山田を見ていても、量も質もやはり別格ですね。気にしながら見ていたんですが、正直驚かされました」と語る。

同じメニューではない。山田もまた別のトレーナーが付きマンツーマンで自主トレを行っている。しかし、山田や柳田の圧倒的な熱量に三ツ間は思わず、そちらを向いてしまう事が多々あったと言う。

これは偶然の産物ではない。一流に触れる事も三ツ間の目的だった。重りの入った3キロのバスケットボールくらいの大きさのボールを、背中を壁につけた状態でチェストパス(胸の前から両手で前方へ投げる)で飛ばすメニュー。そこでの最高記録が貼ってあった。

“8メートル ダルビッシュ有”

三ツ間は「正直、7メートルくらいは投げられると思ったんですよ。結果は4メートル。自分にがっかりしました。同時にどうやって投げたら8メートル飛ばせるんだって思いましたね。筋力やパワーもあるんですが、身体の使い方ですよね。力をどう伝えてやるかです」。

育成契約から支配下登録を勝ち取り1年が終わった。同じチームメイトと自主トレ、どこか近場で、そんな選択肢もあっただろうが、三ツ間はそうしなかった。一流に触れたい。そんな冒険心を持っている。

「柳田さんを見ていても思うんです。みんな明るいし、楽しくきつい事してるって。破天荒ですよ。ワ〜!とかギャー!とか、響き渡るような奇声が聞こえてくるし」。

「でも、ああ見えて、ただ漠然とやってるんじゃない。目的意識をもって、それにどうアプローチするかをしっかり頭で考えてトレーニングしていますね」と話す。

同じ育成出身ではソフトバンクの千賀が日の丸をつけるまで成長した。

「千賀からは夢をもらいましたね。自分にも可能性があるんじゃないかと思わせてくれた。同時に僕も育成で頑張っている選手にそう思ってもらえる存在になりたいです」。

一流と呼ばれるその日まで、三ツ間は新しい自分を追い求める。それがドラゴンズの武器になることは間違いないだろう。

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