ホークス東浜パ単独トップ12勝 6回1/3を今季ワーストタイ5失点でも...

ホークス東浜パ単独トップ12勝 6回1/3を今季ワーストタイ5失点でも...

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2017/08/11

アイシングを終え、ロッカールームから姿を見せた東浜は、複雑な表情を浮かべていた。降板した7回途中で今季ワーストタイの5失点。打線の援護、救援陣の必死の継投に助けられ、勝利投手になった。並んでいた菊池(西武)の1歩前をいく12勝目。リーグ単独トップに立った。「本当に、チームが勝ったことが一番。野手の皆さんに感謝です」

決して状態は悪くはなかった。初回、直球はこの試合最速147キロを計測。ただ3-0の3回2死一、三塁では角中に内角に入った真っすぐを右翼線への2点三塁打とされた。

タカ打線がつながってリードは4点に広がったが、5回、荻野に抜けたスライダーを捉えられ、2ランを浴びた。6回には代打ペーニャに適時打を許して1点差。7回に代打田村を抑えた場面で降板を告げられた。入団から無傷の5勝となったロッテキラー。ただ、この日は戻ったベンチでは工藤監督に呼ばれ、投球フォームの修正点について指導を受けた。

「修正点について話してもらいました。時間はないので、次までに修正したい」。夏の盛りを迎え、疲労はたまる。先発2試合で登板間のブルペンは1度に抑えた。投球練習を増やして細かくフォームをチェックするより、体調を優先させて先発している。

課題は状態が良くない場合でも、いかに試合をつくっていくか。昨季は7、8月の8試合で2勝5敗。体力強化に加え、昨季の経験を生かしている。「結果が出ないとき、気持ちの面でズルズルいってしまった。そこは繰り返さないように」。今年7月は3戦全勝で月間MVPを受賞。8月も2戦2勝だ。

工藤監督は、失点シーンの直後、さらに失点を重ねなかったことを評価。「ガタガタっといくのではなく、ピタっと止められる。失点をしても。絶対に追い越されないという、彼の成長した部分だと思います」。東浜は今や先発陣の柱に成長。「自分が勝った、という気持ちにはならない。個人の成績よりも、チームが一番」。一丸でつかんだ白星を喜び、帰途に就いた。 (谷光太郎)

=2017/08/11付 西日本スポーツ=

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