平野、予選3位!大技で絶対王者逆転だ「集中して決められれば」/スノボ

平野、予選3位!大技で絶対王者逆転だ「集中して決められれば」/スノボ

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  • 更新日:2018/02/15

平昌五輪第5日(13日、フェニックス・スノーパーク)男子予選でソチ五輪銀メダルの平野歩夢(19)=木下グループ=が95・25点の3位、片山来夢(らいぶ、22)=バートン=が90・75点の5位、戸塚優斗(16)=ヨネックス=が80・00点の10位となり、12人で争う14日の決勝に進んだ。ショーン・ホワイト(31)=米国=が98・50点でトップ通過。ソチ五輪銅メダルの平岡卓(22)=バートン=は75・75点の13位で落選した。女子決勝で松本遥奈(はるな、24)=クルーズ=は70・00点の6位、18歳の冨田せな(新潟・開志国際高)は65・25点の8位で、そろって入賞した。

心地良かった。たくさんの日の丸が揺れ動く。予選を3位通過。平野が決勝に向けて試運転を完了した。

「日本の人たちが多くてモチベーションが上がった。いつも通り。予選に合わせた、確実にできるのが狙いだった」

五輪は普段のW杯と比べて注目度が抜群だ。19歳が2度目の大舞台で強心臓を見せつけた。

平野は1回目に87・50点を記録して4位につける。2回目は縦2回転、横3回転半「フロントサイドダブルコーク1260」を入れ、95・25点の3位。決勝へいいイメージを膨らませた。

取材対応中だった。平野が見上げるパイプで2006年トリノ、10年バンクーバー両五輪で金メダルを獲得したショーン・ホワイトが98・50点の高得点をたたき出した。目に飛び込んできたライバルの滑りに、常に平常心を貫く平野が一瞬、目を大きく見開いた。

目の前でライバルのスゴ技を見届けたが、「自分のことだけを気にして(ホワイトの滑りを見たことで)大きい影響になればいい」。14日の大勝負に向けて、静かに闘志を燃やした。

今年1月に行われた五輪前哨戦の冬季Xゲームで初めて連続4回転を決めて100点満点の99・00点をマーク。優勝を挙げた。決勝では縦2回転、横4回転する「ダブルコーク1440」の連続技を投入して勝負をかける。

「ここまでやってきた技があるので、集中して決められればいい。高い難度の技を見せたい」

14年ソチ五輪は15歳74日で銀メダルを獲得し、冬季五輪の日本選手史上最年少メダリストとなった。この4年間、やれることはやった。あとは自分を信じて華麗に挑む。(石井文敏)

戸塚優斗「1回目は1番スタートということもあり、緊張してがちがちだった。自分で安心する技を選んでやったので得点が出なくて当たり前という感じ」

ハーフパイプ

1998年長野五輪でスノーボードが正式種目となり、前回のソチ五輪からフリースタイルスキーも加わった。雪の斜面を半円状に掘り下げたコースを用いる。ジグザグにコースを滑り降り、縁から飛び出すジャンプの高さや回転技の難度、着地を採点。予選は2回、決勝は3回滑って最も高い得点で競う。有力選手の多くはW杯よりも高額の賞金大会への出場を優先しているが、注目度の高い五輪はトップクラスが勢ぞろいして高いレベルの争いとなる。

平野 歩夢(ひらの・あゆむ)

1998(平成10)年11月29日生まれ、19歳。新潟県出身。4歳で兄とスノーボードを始める。小学4年生でバートンと契約し、プロとして活動。2013年冬季Xゲーム2位。同年に14歳で初出場したW杯で初優勝。14年ソチ五輪は15歳74日で銀メダルを獲得し、冬季五輪の日本選手史上最年少メダリストとなった。16年2月の冬季Xゲームで初優勝。17年4月に日大スポーツ科学部へ入学した。1メートル60、50キロ。

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試合を終えて家族や知人たちと話す3位の平野歩夢

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