砂漠に残った5億年前の海の証拠 クラゲの化石13個見つかる 米国デス・バレー

砂漠に残った5億年前の海の証拠 クラゲの化石13個見つかる 米国デス・バレー

  • ハザードラボ
  • 更新日:2017/08/15
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クラゲ

透明でゼラチン質のクラゲが化石に??(イメージ画像/AC)

海の中をフワフワ漂う優雅な存在クラゲは、体の大部分が水分を含んだゼラチン質のため、化石が残ることは滅多にない。ところが最近、米カリフォルニア州内陸部の乾燥した砂漠地帯で、5億4000万年前のクラゲの化石が見つかった!

カリフォルニア大学リバーサイド校のアーロン・サペンフィールドさんらの調査チームがクラゲの化石を見つけたのは、ラスベガスに近いデス・バレー国立公園の砂漠地帯。

日本の岩手県とほぼ同じ広さの「デス・バレー」は、夏の気温は50℃近くに達し、1年間の平均降水量は5センチと、米国で最も気温が高く乾燥した「死の谷」の名前にふさわしい砂漠地帯だ。

そんなカラカラに乾いた大地で、粘土質の砂が固まってできた砂岩の表面に残されていたのは、なんと13個部の化石。つぶれたドーナツ状の凸凹は、クラゲのカサにあたり、その直径は3センチから最大で21センチほど。

年代測定の結果、5億4000万年前のカンブリア紀の原始的なクラゲであることがわかったが、不思議なのは、なぜこの一帯だけに化石が集中して見つかったかと言う点だ。

サペンフィールド氏は、現代ならばクラゲが死ねば、鳥やエビなどのエサになるが、海洋の生態系が豊かだったカンブリア紀は、クラゲの死骸を狙う必要はなく、しばらくの間、同じ場所にとどまっている間に、粘土質の砂の中で化石化したのだろうと推測している。

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