プーチンがRTとSputnikを利用してBBC(イルミナティ)に宣戦布告か! ロシア国営テレビ「ロスチャイルド特番」の意味するものとは?

プーチンがRTとSputnikを利用してBBC(イルミナティ)に宣戦布告か! ロシア国営テレビ「ロスチャイルド特番」の意味するものとは?

  • TOCANA
  • 更新日:2018/01/12
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――軍事研究家・塩原逸郎が緊急寄稿!

2017年4月2日にロシア国営テレビ「チャンネル1」で放送された、ロスチャイルド一族に関する特別番組はTOCANA読者の皆様方の大きな関心の的であると伺っている。かの番組は、ロスチャイルド家の鉄の掟・メディア支配等欧米ではタブーとされる事項を取り上げたり、ナチス・ドイツのプロパガンダ映像を織り交ぜたりと、極めて特徴的な番組であった。

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Anonymous News」の記事より

この番組は果たしてどのような意図を持って放送されたのだろうか? 筆者の分析はこうだ。かのロスチャイルド特番は、ロスチャイルド、そしてその背後に存在するイルミナティに対し、プーチンが仕掛けた「メディア戦争」の宣戦布告である。

■ロスチャイルドは欧米メディアの王者

ロスチャイルドは数多くの欧米メディアを支配下に置いているほか、英公共放送BBC経営陣にも一族の人員を送り込んでいる、言わば欧米メディアの王者である。そして、イルミナティと対峙する存在であるプーチンは、そのようなロスチャイルド影響下にあるメディアにとり、格好の攻撃対象と言える。

(((Russian TV))) on The Rothschilds 動画は「YouTube」より

2018年3月にロシア大統領選挙を控えるプーチンは、国内からこのようなロスチャイルド影響下のメディアを排除し、選挙を勝ち抜く必要がある。そして、国際社会からの信任を得る必要もある。4月2日のロスチャイルド特番は、そのような立場にあるプーチンによる、ロスチャイルド・イルミナティ影響下のメディアに対する、言わば「反撃の狼煙」だったのである。

プーチンのこの「メディア戦争」に対する覚悟は、番組内でナチス・ドイツのプロパガンダ映像が使用されたことからも見て取れる。プーチンに限らず、ロシア人一般の認識は「ロシアはヨーロッパのナチス・ドイツ支配の解放者である」というものだ。これは毎年5月9日、モスクワの赤の広場で開催される盛大な対独戦勝記念軍事パレードを見れば明らかである。

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画像は、対独戦勝記念軍事パレード/YouTube「Global Express」より

にもかかわらず、ロスチャイルド特番にナチスのプロパガンダ映像が使用されたということは、プーチンがこの「メディア戦争」に並々ならぬ覚悟を示していることの表れと言える。ロシア人は、必要とあらばナチスのような「悪魔」を利用することがあるのだ。このようなロシア人の性質は、第二次世界大戦直前の1938年8月に当時のソ連とナチス・ドイツの間で締結された「独ソ不可侵条約」に如実に表れている。

■RT(Russia Today)とSputnikをチェックせよ

では、プーチンはロスチャイルド・イルミナティに対する「メディア戦争」をどのように戦っているのであろうか?

プーチンは、俗に「ハイブリッド戦争」と呼ばれる手法を用いてこの戦争を勝ち抜こうとしている。この戦争の主戦場はSNSだ。プーチンは自身の影響下にあるメディアを用い、TwitterやFacebookといったSNS上で、ロスチャイルド影響下にあるメディアとは異なる視点での情報を発信し、彼らに対抗しているのである。

この「ハイブリッド戦争」で大きな役割を果たしているのが、ロシア政府系メディアであるRT(Russia Today)とSputnikである。この2つは、SNS上で非常に大きな影響力を誇っているほか、RTに関しては、TV放送やYoutubeを通じ映像での情報発信も行なっている。

TwitterにはRT、Sputnik双方のアカウントがあるので、ご関心をお持ちの方は是非ともご覧頂きたい。特に、Sputnikは日本語で情報発信を行うアカウントも持っているので、まずはそれからチェックしてみるとよいだろう。

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画像は、adweekより引用

ただ、イルミナティ側もこれを黙って見過ごしているわけではない。2017年10月26日、RT、Sputnik双方がTwitterへの広告出稿を禁止されたほか、同11月13日にはRT米国支局が米司法省に「外国のエージェント」、つまりはスパイとして登録された。イルミナティ側は、プーチンの影響下にあるメディアを締め出そうと躍起になっているのだ。そして、プーチンもRT米国支局への措置に対抗し、ロシア国内で活動する米政府系メディアを同様に「外国のエージェント」として登録している。プーチンとロスチャイルド・イルミナティの「メディア戦争」は、激しさを増す一方なのだ。

2018年3月のロシア大統領選挙で、プーチンの当選は確実視されている。しかし、当選後もプーチンの「メディア戦争」は終わらないと筆者は見る。ロシアの大統領任期は6年、すなわち2024年までプーチンは大統領の座に君臨することとなる。この6年という長い期間をかけて、プーチンはロスチャイルド、そしてイルミナティを殲滅すべく、「メディア戦争」を戦い続けるだろう。プーチンの戦いは、終わらないのである。
(文=塩原逸郎)

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