独モーゼルワインの産地「ベルンカステル・クース」でワインも絶景も満喫!

独モーゼルワインの産地「ベルンカステル・クース」でワインも絶景も満喫!

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  • 更新日:2018/01/13
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独モーゼルワインの産地「ベルンカステル・クース」でワインも絶景も満喫!

フランス東北部のヴォージュ山脈に源を発し、ドイツのコブレンツでライン川に合流するモーゼル川の流域は、ヨーロッパ有数のワイン産地として知られ、世界各国へ輸出されています。

中でも、ベルンカステル・クースの町は、モーゼル川中流にあるワイン醸造の中心地として知られ、川を挟んだ二つの町並みが一体となっています。旧市街には、中世からの町並みが広がり、丘の上に聳える古城からの眺望が素晴らしい所です。

中世の町並みが広がるベルンカステルと、歴史もある近代的なクース

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写真:Hiroko Oji

ドイツの父なるライン川とコブレンツで合流するモーゼル川を挟んで、ベルンカステルとクースという二つの地域からなるベルンカステル・クースは、モーゼルワインが美味しく、中世からの美しい伝統家屋が軒を並べる魅力いっぱいの町です。

川の東側に広がるのがベルンカステル。木組み家屋が石畳の路地の両側に軒を並べ、情緒溢れる中世の町並みが残されています。どの路地や広場に迷い込んでも、中世にタイムスリップしたような世界です。

また、川の西側にはクースの町が広がり、鉄道駅とを繋ぐバスが発着するバスターミナルや、大型ショッピングセンターなどがあり、どちらかというと近代的。しかし、通り沿いには歴史ある建物も並び、ワイン博物館周辺は観光スポットとなっています。

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写真:Hiroko Oji

ベルンカステル側のマルクト広場は、ゆるい傾斜のある石畳で覆われ、豪華な木組みの切り妻家屋が取り囲んでいます。数ある木組み建築ですが、中でも、薬局が入る家屋は立派な造りで、クリスマス時期には、その窓がたくさんあることからアドベントカレンダーとして利用されます。

また、南へ続く通りの入り口には、モーゼル地方の伝統的な建築の特徴である可愛らしい窓と半木のファサードを持つワイン醸造家の家があります。Spitzhauschenといって、尖った家という意味があり、1416年に建てられました。

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写真:Hiroko Oji

木組みの建物に交じって、マルクト広場には1608年建造のルネッサンス様式の市庁舎が面しています。夜になるとライトアップも美しい広場です。

市庁舎前では、1606年にできたという聖ミヒャエルの噴水が、これまた美しい姿を保っています。

丘の上に聳える古城ランツフート城

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写真:Hiroko Oji

中世の町並みから坂になった山道を上り、葡萄畑の斜面を上って行くと、周囲を取り巻く葡萄畑の眺めも広がり、15分ほどで丘の上の古城に辿り着きます。

古城はランツフート城といって、993年当初の所有者はドイツ皇妃が妹であった、ルクセンブルク家のアダルベロという人でした。1238年、ザルム伯の手に渡り、その後はトリアーの大司教に売り渡され、後任のトリアー選帝侯・大司教の時代には、城の支柱を強化。美しい部屋を設け、強固な石組み、堂々とした塔、堅い守りとなる城壁が増設されました。その後、1692年に火災で焼失するまで、トリアー選帝侯・大司教の夏の宮殿として使われていたといいます。

以来、長年に渡って廃墟と化していたお城は現在、2016年に修復されてから、カフェ・レストラン完備の観光スポットになっています。

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写真:Hiroko Oji

城内に入るとカフェ・レストランの中庭となっており、奥の階段から塔に上ることができます。

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写真:Hiroko Oji

狭い螺旋階段を上って行くと、塔の最上階からは、大きく蛇行しながら悠々と流れるモーゼル川が一望のもと。足元にはベルンカステルの町並みが、川向こうにはクースの町並みとその奥に広がる葡萄畑が見渡せ、うっとりするばかりの眺めが楽しめます。

古城のレストランで美味しいワインを!

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写真:Hiroko Oji

古城にはカフェ・レストランがあり、中庭のテラス席も石畳の中いい雰囲気ですが、是非建物の中に入ってみて下さい。

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写真:Hiroko Oji

レストラン内の各テーブルからは、大きなガラス窓を通して、モーゼル川流域の絶景を見渡しながら、食事が楽しめます。特に眺めの良い窓際の席を希望するときは、予約を入れておくようにしましょう。

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写真:Hiroko Oji

葡萄畑に囲まれた丘の上であるからには、ワインは外せません。赤・白・ロゼ、各種取り揃えられており、好みに合ったワインをいただきながらのひとときは、きっと思い出深いものになることでしょう。

<ランツフート城の基本情報>
住所:Gestade 11, 54470 Bernkastel-Kues
アクセス:マルクト広場から徒歩15~20分

ワイン博物館とワインセラー

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写真:Hiroko Oji

ベルンカステル側から橋を渡ってクース側に入り、右手方向に行くとワイン博物館があります。後述のザンクト・ニコラウス養老院と同じ門から入ると左手にあるのが、ワイン博物館です。

モーゼルワインの味は、ラインガウが「優雅な貴婦人」に例えられるのに対して、愛くるしい澄刺とした「山の娘」といわれているとのこと。「冴えた酸味」とでもいいましょうか。歯切れの良い酸味が特徴です。博物館内では、まず飛行機内を模した座席の所でワイン製造過程のビデオを見ます。その奥に続く広い空間では、昔からの葡萄圧縮機や葡萄作りに利用される道具の数々の展示を見ることができます。

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写真:Hiroko Oji

ワイン博物館とザンクト・ニコラウス養老院のちょうど真ん中にある写真の建物はワインセラーとなっています。地上階にはバールとショップが入っていて、休憩がてらワインを味わい、お土産を購入できるようになっています。

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写真:Hiroko Oji

地下への階段を下りていくと、階段の左右は、外観からは想像できないくらい広い空間になっています。そこには、様々な種類のたくさんのワインボトルが積み重ねられていて、ワイン樽をテーブル代わりにして、じっくり試飲(有料)ができるようになっています。

<ワイン博物館の基本情報>
住所:Cusanusstrasse 2, 54470 Bernkastel-Kues
アクセス:ベルンカステル・クースのバスターミナルから徒歩1~2分
開館時間:(4/16~10/31)10:00~18:00(11/1~4/15)11:00~17:00

祭壇画が美しいザンクト・ニコラウス養老院

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写真:Hiroko Oji

川に架かる橋からも見えるザンクト・ニコラウス養老院は、白壁にオレンジ色の枠が美しい建物です。バスターミナルから大通りを渡ってワイン博物館と同じ門をくぐって右側に進みましょう。

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写真:Hiroko Oji

横長に続く建物の奥の方に位置しているのが、修道院の抱える教会。聖ニコラウスの像が見下ろしている入り口を入ると、美しい廊下が延びています。絵画のかかる白壁伝いに奥に進むと祭壇画のある部屋に辿り着きます。

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写真:Hiroko Oji

重い木の扉を押して中に入ると、ステンドグラスを背景に、スポットライトを浴びた美しい祭壇画が、物静かに出迎えてくれます。他に見るべきものがない所ですが、この祭壇画を見るだけでも来た甲斐があると思えるはず。ワイン博物館まで来たら、是非こちらにも足をお運びください。

<ザンクト・ニコラウス養老院の基本情報>
住所:Cusanusstrasse 2, 54470 Bernkastel-Kues
アクセス:ベルンカステル・クースのバスターミナルから徒歩1~2分

モーゼル河畔は風光明媚な地域

モーゼル川は、父なる川といわれるライン川に対して、母なる川といわれるほど。大きく蛇行して流れる川の両側には、葡萄畑の風光明媚な眺めが広がり、国内外問わず人気がある地域です。ご紹介したベルンカステル・クースだけでなく、コブレンツやコッヘム、トリーアはもちろんのこと、観光客に人気のあるこぢんまりした町が点在しています。ぜひ、美味しいワインをいただきながら、この美しい風景も楽しんでくださいね。

2018年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

関連MEMO

ベルンカステル・クース公式サイト(ドイツ語)

ワイン博物館(ドイツ語)

モーゼルワイン・オフィシャルサイト(英語)

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