「三谷さんは一人一人を愛しながら作っているから、演じる役者はうれしい」井上順(織田有楽斎)【真田丸インタビュー】

「三谷さんは一人一人を愛しながら作っているから、演じる役者はうれしい」井上順(織田有楽斎)【真田丸インタビュー】

  • エンタメウィーク
  • 更新日:2016/11/29

NHKの大河ドラマ「真田丸」に、織田信長の弟で、茶々(竹内結子)の叔父にあたる織田有楽斎を演じている井上順。利休十哲に数えられる茶人で、穏健派として茶々らを補佐した有楽斎の真意を語る。

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-「真田丸」をどうご覧になっていましたか。

初回から見ていました。「新選組!」を超えた作品になっていますし、大河ドラマの歴史に一石を投じた感じがしました。緩急がついていますし、難しい言葉も出てこない。すっと入れて見やすくてすっかりはまってしまっていました。

-有楽斎とはどんな人物ですか。

きょうだいだった信長やお市の方が死んで、残った3人の姪っ子(茶々、初、江)がかわいくてしょうがない。平和な世の中で、みんな元気に過ごしてほしい、自分が豊臣と徳川の懸け橋となって平和が続いてくれればいいと思っていたんでしょう。

-有楽斎には得体が知れないところもあります。

人当たりが良くて眼光鋭い。得体が知れないけど、この人、悪党ではなくて策士。それでも力が及ばなかった。

-大坂城に集まった牢人たちをどう見ていたと思いますか。

ほどほどにしてほしいというのが本心だったと思います。真田幸村(堺雅人)には一目置いていて最初は褒めまくりますが、いなくちゃ困るというのではなく、邪魔されても困るというところ。だから手の上で踊らせておけばいいというのが本当の気持ちだと思います。

-三谷幸喜さんが監督した映画『ラヂオの時間』出演以前に出会いがあったとか。

「東京サンシャインボーイズって面白い劇団があるから」って知人に勧められて見たのが舞台「ラヂオの時間」。そうしたらしばらくして映画への出演依頼が来たんです。お会いした三谷さんに「覚えていますか」と言われたけど思い出せない。実は20年ほど前に出会っていたんです。僕が毎年ホテルで開いていたクリスマスショーで車をプレゼントにした年があって、絶対当たらないクイズにしようと思ったのに当てた人がいた。それが三谷さんだったんです(笑)。びっくりしました。

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