グノシー

問題:もしも、海でこんな巨大クジラに遭遇し、いきなりあなたに襲いかかってきたらどうする?
PR:ワーナー
2016/01/06

答え:ヤバい!

クジラというとおとなしく優しいイメージだが、この映画を観るとその印象は大きく変わってしまうかもしれない。30メートルを超える巨大なマッコウクジラと漁師の戦い、そしてその後に起きた“ある事件”と究極の人間ドラマを描いた「白鯨との戦い」(はくげいとのたたかい)が、いよいよ日本で公開される。

<ストーリー>

映画の舞台は19世紀アメリカから始まる。石油がまだ一般的に普及していない当時、クジラから取れる油は生活に欠かすことができない貴重な資源だった。

帆船で大海原に繰り出し長い航海を経てクジラを狩り、港へ油を持ち帰る“海の男たち”は、尊敬の対象であった。ただしその船旅は苦難の連続でもある。

洋上に突然現れる海の嵐、
獲物なくして帰れないという使命の重圧、
長旅を共にする船長や船友たちとの複雑な人間模様…。

様々な試練を乗り越え、ただクジラを求めて大海原を往くのだ。
いわば、トレジャーハンターのような感じだろう。

やがてたどり着いた太平洋沖4,800kmの海域で彼らが遭遇したのは、突然、捕鯨船に襲いかかってくる全長30mを超える白いマッコウクジラだった。

手にするのは、綱のついた「モリ」のみ。
果たして海の男たちの運命は…?

<押さえておきたいポイント>

とにかくクジラがデカすぎ!
主人公たちを襲ってくるのはなんと30メートル級のマッコウクジラ。イマイチ、大きさにピンと来ない人のために説明すると、9階建てのマンションが横になって襲ってくる感じとか、引越し屋さんが使う4トントラックを3台半つなげてそれが襲ってくる感じ・・・と言えば想像できるだろうか?

こんなのに襲われたら捕鯨船だってひとたまりもないだろう。しかも、この「白鯨との戦い」の物語はフィクションではなく、30m級のマッコウクジラの存在やその後の顛末に至るまですべて『実話』であるというからとにかく驚きである。

描写がすごい!

さらに圧巻なのは、その「映像」の見事さだ。映像美と迫力のある演出もさることながら、映しだされている「事実」そのものが凄まじい。

想像してみて欲しい。“自分の20倍以上も大きな生物を、原始的な武器だけで倒す”その姿を。綿密な時代考証に裏打ちされた、当時そのままの狩りの姿がこの映画にはある。

仲間とまさに一丸となって獲物を捕らえ、歓喜に沸くその姿はまさにその船にいるかのようなリアルさを持って我々の心を打つのだ。

物語の展開がすごい!

シンプルに進めば、「海に出てクジラ獲って帰ってくる」という話になるはずだった。しかしそのストーリーは「どうすんだよこれ…。」という驚愕の展開の連続。日々、安全に暮らしている我々には想像もできない究極のドラマが待ち受けている。

衝撃の事実

みなさんは「白鯨」という小説はご存知だろうか。小説家メルヴィルによって書かれ大ベストセラーとなったアメリカを代表する文学作品なので、読んだことがあるという人も題名は聞いたことがあるという人もいるだろう。

事実は小説よりも奇なりとはよく言ったものだが、この「白鯨との戦い」は、メルヴィルの小説「白鯨」が生みだされた背景に迫った、実話の物語である。

では、いったいなぜ実話そのものをそのまま小説化しなかったのか。いや、正確に言うと「できなかった」のか…。

そこには、今まで隠され続けてきた“ある理由”が存在する。
映画では、その衝撃の事実も明らかになる。それを知った時、果たしてあなたはどう思うだろうか?

ぜひ劇場に足を運んで、自分の眼で確かめて欲しい。

     ギラッ!

『白鯨との闘い』
1月16日(土)、新宿ピカデリー他、全国2D/3D同時公開
配給:ワーナー・ブラザース映画

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