
アーティストのMVといえば、ファンにとってその曲の違った良さを発見できる楽しみのひとつ。
そこで今回、スピッツのMVを編集部が勝手にセレクト。シンプルなものから、ちょっと変わったものまで10個選んでみました。
ヒバリのこころ(1991年)

記念すべきメジャーデヴュー曲。今から26年前の楽曲だが今聴いても新鮮。MVではデヴュー当時の若かりし頃のメンバーを見ることができる。
空も飛べるはず(1994年)

言わずとしれた名曲。MVを見たことがある人も多いだろうが、意外と知られていないのがタイトルが表示されるときの「ポン」という音。ぜひ聞いてほしい。
スパイダー(1994年)

ポップで明るい曲調だがMVではピンクや紫などのちょっと怪しげな雰囲気。草野氏がメガホンを持って歌ったりと思わず最後まで見てしまう。
ロビンソン(1995年)

やはりこれは外せない。あのイントロと白黒の映像が流れた瞬間、青春が蘇る。タイトルの「ロビンソン」は元々仮タイトルだったものが、そのまま正式タイトルとなったそう。
夢じゃない(1997年)

ストップモーション(コマ撮り)アニメを使ったMV。ひとりぼっちのロボットが変わりはてた姿の仲間を修理するが……。歌詞と歌声とMVのストーリーが相まってなんとも切なくなる。
流れ星(1999年)

ロケットが爆発して草野氏が宇宙に放り出されるという衝撃的な始まりのMVだが、曲はとても切ない。しかしMVで見ると広がる草原と宇宙服を着た草野氏の姿になぜかほんわかしてしまう。
正夢(2004年)

落ち着いたメロディーに切ない歌詞が乗って、昔の恋を思い出してしまう曲。MVはシンプルだが、インサートに出てくる女性がいいアクセントになってジーンと来るMVになっている。
若葉(2008年)

出会いや別れ、友達の大切さなどをたった2人の小学生男子で表現したMV。歌詞と男の子の無邪気な姿が自分の子供の頃や若い頃とリンクしてグッとくる。
シロクマ(2010年)

曲のタイトルの通り「シロクマ」が登場するアニメーションを使ったMV。仕事から帰宅し、くつろぐシロクマだったが、スピッツの曲を聞いて思わず涙。そして……。
さらさら(2013年)

スピッツらしいシンプルなMV。スタジオで演奏しているメンバーのリアルな姿を見てあらためてかっこいいと感じる。しかも草野氏の歌う姿がすごくセクシー。
今年は結成30周年のメモリアルイヤー
「このMV、初めて見た!」なんていう曲もあったのではないだろうか。
映像とセットで聴くとまた違った印象になる曲がスピッツには多いので、ぜひほかの曲もチェックしてほしい。
そんなスピッツは今年で結成から30年。そこで結成30周年を記念し、これまで発表した全シングルに新曲3曲を加えた3枚組のCDBOX『CYCLE HIT 1991-2017 Spitz Complete Single Collection -30th Anniversary BOX-』を発売するという。
収録曲は全部で45曲。もちろん、ここで紹介した10曲も収録されている。
懐かしいあの曲から最新の曲までスピッツの魅力がつまった一枚となっている。
一足先に新曲「ヘビーメロウ」を聞ける!
ここで編集部が耳寄りな情報をゲットした。先ほど紹介したCDBOXにも収録される新曲のひとつ「ヘビーメロウ」が6月9日から配信決定!

2017年のめざましテレビのテーマソングにも決定した朝にぴったりの1曲になっているのでぜひチェックしてもらいたい。