やってまいりました!
「正露丸って、実は…」シリーズ第2弾!
前回は正露丸がトリビアの宝庫だったことをお伝えしましたが、
<前回の記事はこちら>
今回は、前回の記事で残ってしまった謎「正露丸がお母さん的」である理由に迫りたいと思います。
さらに、前回の記事のアンケートで「次の記事がはやく読みたい!」という意見が多かったので、特別に次回の記事も公開です!
<次回の記事を一足先に公開!>
「正露丸がお母さん的」な理由を解明するその前に
みなさん、正露丸ってどんなイメージですか?
なんだか強そうじゃないですか?
ですよね、「なんだか」強そうですよね。
正露丸が「なんだか」強そうな4つの理由
<理由1>
日露戦争時、軍人が持っていたから、
なんか強そう。
<理由2>
正露丸の色とあの匂いが、
なんか強そう。
<理由3>
正露丸の画数が多くて、
なんか強そう。(ちなみに総画数は29画)
<理由4>
正露丸の「丸」が「ガン!」な感じで、
なんか強そう。
どうです?ここまでとくに異論はありませんよね。昭和の頑固親父って感じです。
と・こ・ろ・が……
違うんです。正露丸は頑固親父じゃないんです。お母さんなんです。お母さん的なんです。
「3つのヒミツ」が正露丸をお母さんにしている!
なぜ正露丸はお母さん的なのか、それは、正露丸の3つのヒミツを知れば一目瞭然!
ヒミツ1:お腹の水分調整をお手伝い
正常な腸は水分量を調節して正常な便をつくります。しかし、腸の動きが過剰になると、水分をうまく吸収できなくなってしまい、便の水分量が異常に増えて下痢になってしまうんです。
そこで、正露丸。
正露丸が腸の水分吸収を促進し、腸内の水分量を調節してくれるんです。
ほら!「なんだか」お母さん的じゃないですか?カゼをひいたときにおかゆを作ってくれるお母さんみたいですよね!ね!
ヒミツ2:お腹の菌を殺さない
菌を殺さないという話は前回しました。それだけでもお母さん的なのですが、もう少し詳しく見てみましょう。
正露丸の主成分である「木(もく)クレオソート」は、主に胃から血中に吸収されるので、直接腸内に到達する木(もく)クレオソートはごくわずか。
これにより、腸内の悪玉菌を殺すことはできませんが、善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌の発育を妨げることもありません。
お腹を守っている菌を殺さずに、腸内の運動と機能を調節して腸のトラブルを改善しているんです。
そう!これこそ母の愛!
悪い子も良い子もどちらも分け隔てなく暖かく包み込むお母さんのようですよね!ね!
ヒミツ3:腸の動きを無理に止めない
前回の記事で痛み止めの話をしましたが、下痢止め薬の中には、腸の動きを止める成分が含まれているものもあります。
細菌やウイルスなどによる下痢の場合は、腸の動きを止めてしまうと症状を悪化させる恐れがあるので注意が必要です。
正露丸は腸の正常な動きを止めることはないので、腸内に細菌・ウイルス・毒素を留めておくことはありません。
まるで「俺、バンドマンになる!」という息子を無理に止めたりせずに「まずはやってみなさい!」と送り出す、そんな広い心を持ったお母さんのようですね!ね!
ほら!正露丸は母だった!
<正露丸の3つのヒミツまとめ>
・腸の水分吸収を促進
・腸内細菌はそのままに
・腸を止めずに治す
ほら、すごくお母さん的ですね。
え?強引?
いえいえ、そんなことありません。
正露丸はガツンと下痢を治すだけではなく、腸のことを気遣いながら下痢や軟便などのおなかのトラブルを改善するように考えられた薬なんです。
昭和の頑固親父だった正露丸のイメージ、変わりましたよね?
次回の「実は…」では、もっとイメージが変わる情報をお伝えしますよ!
おたのしみに!
<前回の記事はこちら>
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