ビジネスパーソンに今こそ必要!「問題解決力」を高める5つのポイントと3つの注意点

ビジネスパーソンに今こそ必要!「問題解決力」を高める5つのポイントと3つの注意点

  • @DIME
  • 更新日:2020/10/17
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コロナ禍で問題解決の力は特に重要になっている。そこで、人材開発コンサルタントで、グローバルリーダーや女性リーダー育成を得意とし、リーダーの問題解決力に関するセミナーも開催する藤野祐美さんに、問題解決の基本や問題解決力を高める方法を聞く。

前編では問題解決の基本的な手法について取り上げた。後編の今回は、問題解決力を高める方法を紹介する。

問題解決力を高める5つのポイント

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問題解決力は、ビジネスパーソンにとって重要なスキルだ。しかしコロナ禍ではさらに重要性が増している。

そこで藤野さんに、問題解決力を高めるためのポイントを聞いた。

【取材協力】

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藤野祐美さん

株式会社Y’s オーダー 代表取締役

各種企業に、人材開発・組織開発コンサルティングを展開。特に、グローバルリーダーや女性リーダー育成に定評がある。新作「女性上司の仕事習慣術」(セルバ出版)が好評発売中。

http://www.ysorder.com/

ポイント1:目標を意識する

「そもそも問題は、あるべき姿と現状の差です。となると、目標を意識しない限り、問題の定義さえできません。部下に対して”早く一人前になりなさい。” といったところで、一人前とはどういった姿かが明確でないと、現状とのギャップが計れません」

ポイント2:現状を正しく把握する

「現状とは、手段と活動の結果から生ずる事実です。自分に都合の良い主観的な観察だけではなく、サンプル調査やアンケート等、客観的な形で定量的に、事実を解釈します」

ポイント3:原因分析の見方を広げる

「これまでの前例や習慣に捉われず、広い視点からの原因分析を行うことが大切です。特に業務の原因分析は、担当者だけでは客観性に欠けて見落としが生じがちです。第三者の視点を取り入れましょう」

ポイント4:仮説立案は質より量の発想を

「仮説を立案する際には、質より量の発想が必須です。ブレインストーミングで、とにかく発想を広げて数多く出します。そして広げた数ある発想の中から、絞り込んでいきます」

ポイント5:検証する

「検証とは、たどりついた仮説の客観性を高めることです。同僚と語り合うだけではなく、他部門の方々、可能な範囲で、取引先など異なる観点の方々に案をぶつけてみる、より多くのサンプルを取るといった形で、質量双方に働きかけます」

問題解決力を高めるときの3つの注意点

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問題解決力を高めようとしたときに起こりがちな落とし穴や注意点について、主なものを挙げてもらった。

1.問題意識を持つこと

「問題解決力を高めるためには、まず問題意識を持つことです。それは、すなわち、目標を意識することにつながります。問題が目標と現状のギャップであるということは、そもそも目標がなければ、問題意識さえ生まれないということです。職場のコミュニケーションが悪い、部下のモチベーションが低いといった不満を持っていても、だからどうなりたいという意識がないと、問題を発見することさえできず、状況は改善されないのです」

2.場当たり的な対応をしない

「オンライン化が進み、仕事は一層スピード化が求められています。時間に追われれば追われるほど、原因究明をせずに、これまでの経験に基づく、場当たり的な対応に陥りがちです。傷口に取りあえず絆創膏を貼っても、そもそもの傷口を修復しない限りは、何度も出血してしまうのです」

3.同質性から脱出する

「問題の原因分析をし、仮説を導いたとしても、仲間内での検証で満足しないことです。同質性の高い仲間での検証は、結局のところ同じ見方に過ぎず、検証にはなり得ません。あえて、異質をぶつけることで、客観性を高めてください」

問題解決力を磨くためのポイントや注意点が解説された。問題解決に取り組みながら、これらのポイントを意識して、ぜひ問題解決力の向上にも努めたい。

取材・文/石原亜香利

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