【マチュア世代フランス人のお部屋探訪】グラデーションで作る心地いい空間。カラフルでも統一感のある色づかいのコツとは?

【マチュア世代フランス人のお部屋探訪】グラデーションで作る心地いい空間。カラフルでも統一感のある色づかいのコツとは?

  • クウネル・サロン
  • 更新日:2022/06/29
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サクレクール寺院や風車のムーラン・ド・ラ・ギャレットにも近い、モンマルトルの一軒家に暮らす、フランス人アーティストのアンヌ・ジェイスドーファーさん。「毎日生活する家が美しくないと、メンタルが弱ってしまうと思うんです」と家には人一倍のこだわりがある彼女の住まいを見せていただきました。

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Anne Geistdoerfer/アンヌ・ジェイスドーファー

パリ生まれ。国立高等装飾美術学校で建築を専攻。卒業後はインテリアデザイナー、インディア・マーダヴィの事務所で働いたのちに独立。ホテルや個人宅を中心に活躍中。

「インテリアデザインをする上で大切にしているのは、空間を俯瞰で捉えることです。部屋ごとに細かいディテールを考え、つなぎ合わせても、ちぐはぐなパッチワークになりがち。

まず大きな空間を大まかに考え、動線、形、色を決めています。その中でも色は暮らしを豊かに導く大切な要素です」

アンヌさんの家はパリには珍しい庭付き4階建ての一軒家。庭の緑が映えるよう一階は淡いグリーン、上に上がるごとにグラデーションを濃くして、
最上階の仕事部屋をグリーンに。

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リビングから数段上がった場所に 作ったゲストルーム。ブルーカナ ールで統一し、リネンはグリーン とブルーのグラデーションに。

1区にオフィスもあるが、ロックダウン中、自宅にも仕事部屋を。窓を開放し、白いテラスと続きで使うとグリーンが引き立つ。

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3階のリビングルームはブルーカナール(鴨の羽色)の壁。家族写真やアンヌさんが描いたドローイングでモノクロとのコントラストを。

「グリーンとブルーは森、海、空といった自然を連想できる色。
だから誰にとっても落ち着いて心地いいんです。もちろん家族も全員気に入っています」

そこにアクセントとしてマスタードイエロー、ボタニカルやグラフィック柄のウォールペーパーでリズミカルなコントラストを演出しています。

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廊下の壁面を利用したクローゼット。手前がアンヌさんで奥が夫のもの。スライド式のドアをイエロ ーのグラフィカルな壁紙にした。

さらに家を心地よくしているのが、カラフルな壁に映える植物です。

「庭や室内の植物は夫の担当。私はもっぱら眺めるのが専門です。次女も植物が大好きで、自分の部屋で小さな観葉植物を育てています」

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14歳の次女が父親譲りで大の植物好き。コロナ禍に部屋の中にプラントのコーナーを作って、大切に手入れもするようになった。

グリーンのグラデーションをキーカラーにしたアンヌさんの家。家具や飾ったアートまで心地よさそうに見えます。

写真/新村真理 コーディネート/鈴木ひろこ 構成・文/今井恵 再編集/久保田千晴

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久保田千晴

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