長野ダクダク肉汁、群馬“爆弾”型、大阪コロッケ状態、福岡10秒提供...衝撃の「ローカル・ハンバーグチェーン店」ベスト15を決定

長野ダクダク肉汁、群馬“爆弾”型、大阪コロッケ状態、福岡10秒提供...衝撃の「ローカル・ハンバーグチェーン店」ベスト15を決定

  • 文春オンライン
  • 更新日:2021/05/03

地方で“独自の進化”を遂げた「ローカル飲食チェーン」。なかでも、ハンバーグは全国チェーンにライバルも多い激戦ジャンルだ。日本全国の飲食チェーン店を巡る旅を続けるライターのBUBBLE-B氏に、旅をしたら立ち寄るべき全国に点在する「ローカル・ハンバーグチェーン店」ベスト15を挙げてもらった。

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まずは15位から順に、店舗と料理の写真付きで紹介する。(全2回の1回目/#2を読む)

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地方で“独自の進化”を遂げた「ローカル・ハンバーグチェーン」を店舗と料理の写真付きで紹介していく ©BUBBLE-B

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15位 トマト&オニオン(京都)

ローカルなハンバーグチェーン店特集ということで、どこまでをローカルチェーンとするかは難しいところだが、まずは京都の舞鶴で1973年に創業した「トマト&オニオン」。現在はすかいらーくグループに属しているが、北陸と近畿には古くからの直営店が多く現存し、ローカル色を今なお残すハンバーグレストランだ。

そんなトマト&オニオン伝統のハンバーグといえば「チーズたっぷりイタリアンハンバーグ」。ハンバーグの上に輪切りのトマトが載せられ、それを覆うようにかけられたチーズフォンデュとトマトソース。トマトの酸味とチーズのマイルドさがたまらないメニューだ。

チーズと共に食べるハンバーグはフワッと柔らかく、トマトとのコンビネーションも抜群。下に敷かれたオニオンと共に、店名になったトマト&オニオンが味わえる。また、牛肉100%の「弾丸ハンバーグ」も人気メニューだ。肉肉しさをストイックに求めたい時は弾丸ハンバーグがおすすめだ。

トマト&オニオンのもう一つの名物といえばカレーライス。少しビターな味わいの黒いルーが特徴で、これが食べ放題になっているのが嬉しい。

14位 1ポンドのステーキハンバーグ タケル(大阪)

1ポンド=約450グラム。ステーキやハンバーグであればなかなかのボリュームだ。そんなガッツリサイズのステーキやハンバーグを提供するのが、大阪を中心にチェーン展開する「1ポンドのステーキハンバーグ タケル」。店名は、かつてK-1グランプリで活躍した選手であり、この店の創業者でもあるタケル氏にちなんで名付けられた。

タケル自慢の牛肉100%「超粗挽き!ハンバーグ」。表面には良い具合の焦げ目が付いており、どこか大きなコロッケのような見た目だ。

ガシッとしたハードな噛み応えが、まさに「肉を食っている」と感じさせてくれる。最初は何もつけず、牛肉本来のプレーンな味をじっくりと味わったあと、次に塩とコショウで軽く味付けをする食べ方がおすすめだ。

そしてタケルオリジナルのたまねぎソースも使いたい。強い味のソースではないので、マイルドな味変が楽しめる。テーブルには様々な調味料が用意されており、タケルオリジナルのスパイスやフライドガーリックなどと合わせてみるのも良いだろう。

13位 ミスタージョージ(福岡)

1981年に福岡の久留米で創業し、当初から手焼きの柔らかいハンバーグを追求してきたという「ミスタージョージ」。現在は福岡と佐賀で展開するハンバーグレストランだ。

ミスタージョージは日本一のスピードでハンバーグを調理する店として有名だ。条件がよければオーダーから10秒で提供されることもあり、その速度はマクドナルドや富士そばをも凌駕する。この日も20秒ほどで「ジョージハンバーグセット」が運ばれてきて、その早さに驚愕した。フライパンに載せられたままのハンバーグを箸で食べる、それがミスタージョージのスタイルだ。

ハンバーグはとにかく柔らかく、箸だけでサクサクと食べることができる。ジューシーな肉汁がたまらない。ソースは「サワヤカソース」というオニオンがたっぷり入ったあっさり目のものをチョイスした。

ミスタージョージのもう一つの名物は「お子さまランチ」。子供は好きなおもちゃを一つ選んで持って帰れるのだが、600円のお子さまランチより明らかに高そうなおもちゃがあり、子供のテンション爆上がり間違いなし!

12位 ミスター・バーク(岡山)

1988年、瀬戸大橋の開通と共に岡山で産声を上げた「ミスター・バーク」。現在も岡山を中心に30店舗ほどで運営され、お手頃な価格で本格的なハンバーグやステーキを楽しむことができるレストランだ。

運ばれてきた「焼きたてハンバーグ」はアツアツのままで、ソースがビチビチと音を立てて飛び跳ねる。3kgもの重量のあるプレートが熱され、遠赤外線効果でハンバーグを温め続けるのだという。ちなみにプレートの上の野菜とは別に、サラダの小鉢が付いてくるのが面白い。

ハンバーグは一口サイズにカットされているので、箸だけで食べるスタイルだ。上にかけられたデミグラスソースはしっかりとした味で、やや甘め。そして一緒に盛られた野菜のボリュームが満点で、肉以上にたっぷりと野菜を摂ることができるので、栄養のバランスも満点ではないだろうか。

11位 あっぷるぐりむ(長野)

1977年に長野で創業した「あっぷるぐりむ」。創業時から今に至るまでハンバーグに強いこだわりを持つ同店は、現在も長野を中心に展開しているレストランだ。

店内に掲示された「自慢の旨ハンバーグ」推しの巨大ポスター。ハンバーグの強烈なシズルが、ものすごい圧となって食欲に訴えかけてくる。

プレートに載せられて運ばれてきた、あっぷるぐりむ伝統の「旨ハンバーグ」。3つのオニオンリングがトッピングされたルックスは、どこか古き良きファミレスの“ごちそう感”に満ちている。

中から流れ出す肉汁の量がとにかく凄い。この特集の中では最高レベルの肉汁量だろう。少し甘めのデミグラスソースにからめて食べると、いまどきの牛肉100%ハンバーグとは違う、レトロなハンバーグの旨味が全力で飛び込んでくる。

10位 万世(東京)

1949年に秋葉原で精肉店として創業し、関東でチェーン展開をする「肉の万世」。その本店は、今も秋葉原の万世橋にある秋葉原本店だ。万世タワーと呼ばれる10階建てのビルは、多くのフロアに肉の万世グループの飲食店が入るという、肉の聖地。ここの3階と4階にあるレストラン「万世」では、ステーキやハンバーグを楽しむことができる。

「万世」のゆったりとしたフロアからは、ガラスごしに中央通りや総武線がよく見える。秋葉原の絶景スポットの一つだ。

創業以来の伝統を受け継ぐ「万世ハンバーグ」。たっぷりとかけられたデミグラスソースと、太めのフレンチフライがまさに洋食といった趣で、万世の歴史を感じさせてくれる。

万世ハンバーグは柔らかく、ナイフを使う必要を感じないほど。カットすると中から肉汁が流れ出る。口に入れるとソフトな食感と、甘めのデミグラスソースが醸し出す上品な味がたまらない。まさに秋葉原を代表するハンバーグと言えるだろう。

9位 フライングガーデン(群馬)

「西のさわやか、東のフラガ」などと言われることもある、牛肉100%の「爆弾ハンバーグ」が確固たる人気を持つ北関東の「フライングガーデン」。1984年に群馬の桐生で創業し、現在も北関東を中心にチェーン展開するハンバーグレストランだ。

「爆弾ハンバーグ」は、運ばれてくると真っ二つにカットされ、それぞれの内側をプレートに押さえつけて焼かれ、ソースをかけられる。この時のジューという大きな音と共に油が飛び跳ねる様子が爆弾のようだから、爆弾ハンバーグと名付けられたという。1988年、創業者が自ら試行錯誤を重ねて開発した和牛100%の網焼きハンバーグだ。

ナイフを入れてカットすると少し赤い肉が見える。ミディアムレアな焼き加減だ。口に入れると、表面のカリッとした食感と共に、中の柔らかい肉が醸し出す旨味が五臓六腑に染み渡る。ソースはにんにくと和風のどちらも楽しめる。それにしても、キングと呼ばれる250グラムのサイズなのに価格が1,000円前後で、ご飯のお替わりも自由なのだから、コストパフォーマンスの高さが光る。

〈「後編」に続く〉

※記事内で紹介したベスト15の写真(31枚)は、こちらよりまとめてご覧いただけます。

和歌山レア焼き、神奈川オトナの苦味、静岡「さわやか」は何位? 衝撃の「ローカル・ハンバーグチェーン店」ベスト15発表へ続く

(BUBBLE-B/Webオリジナル(特集班))

BUBBLE-B

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