
サガテレビ
佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり、防衛省が土地の買収額などを記載した文書が18日に郵送で計画予定地の地権者に届き、1平方メートルあたり約6000円が提示されました。
文書は駐屯地の予定地の地権者それぞれに郵送されたもので、土地の買収額などが示されています。
18日に地権者に届いた文書によりますと、価格は1平方メートルあたり6031円で「提示できる最大の単価」と記載されています。
2021年に防衛省側が一部の漁業者に示した、1平方メートルあたり最大4350円を大幅に上回る額が提示されています。
文書について九州防衛局は17日に「土地を売るかどうかの判断材料にしてほしい。不明点があれば再度伺う」などと説明しています。
防衛省が駐屯地の予定地として取得を目指す31ヘクタールの地権者は254人で、中には計画に反対する地権者もいて用地交渉は難航も予想されます。