「ツインレイ」の相手と両想いになれずに苦しむ人を導いてくれる仏様|助けて!神様・仏様

「ツインレイ」の相手と両想いになれずに苦しむ人を導いてくれる仏様|助けて!神様・仏様

  • 幻冬舎plus
  • 更新日:2022/11/25

今回のお悩み人「ツインレイの彼となかなか結ばれません」

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(写真:iStock.com/shark_749)

彼は理学療法士、私はその患者として出会いました。出会ったときから何かが違う、この人と私は出会う運命だったんだ、となぜか確信しました。私には夫がいます。彼は17歳年下で20代半ば。独身です。普段なら全く接点がないであろう2人が、私の骨折のリハビリというきっかけで出会ったということも、何か特別なご縁を感じさせるのです。リハビリ中、彼は「他の患者さんにはこんな話はしないんですけど」と、プライベートの話をいろいろとしてくれます。女性の好みのタイプについての話をした際は、「それって私のこと?」って思うほど、特徴が私に当てはまっていました。ビックリして顔をあげると彼はすごく照れくさそうな、嬉しそうな顔をして私のことを優しく見つめていました。

占いの動画などを見ると、私と彼はツインレイと言って、この世でたった1つだけの魂の片割れのような存在だということなのです。私は一度でいいから彼に、私たちはツインレイだよね、と確かめ合いたいです。ですが、個人的な連絡先は知りませんし、私のリハビリももうすぐ終わってしまい、そうなると私たちには接点がなくなり、サイレント期間に入ってしまいます。

どうしたら彼に、私たちはツインレイだとわかってもらえるでしょうか? ご加護をいただける神仏がありましたら教えてください。

(おみくじ 女性 40代)

「ツインレイ」は、よく言って「おとぎ話」です

スピリチュアル業界で現在大ブームとなっている「ツインレイ」という言葉。「ツインソウル」という言い方をする人もいるようです。

たった1人だけ、「魂の片割れ」がこの世に存在しており、その片割れのことを「ツインレイ(またはツインソウル)」と言うのだそう。

その人と一緒にいると落ち着く、全く別の場所で生まれたのに数多くの共通点を持っている、いつかはおたがい相手の存在を認識し、運命の相手としてパートナー関係が始まる、などのいくつかの特徴がある、とのことです。

私はコロナ禍の中で約2年間、占い師として活動しておりますが、数多くのご相談者さんからこの「ツインレイ」という言葉を聞きました。

そして、この「ツインレイ」という言葉を発する相談者さんに共通する特徴があります。

それは、ほぼ例外なく、「不倫」、または、「脈がない」相手に対しての恋愛感情をなんとかしたい、という思いを占い師にぶつけてくるということです。

つまり「報われない恋」をしている相談者さんが大半で、ツインレイという夢のような甘やかな言葉とは裏腹に、相談者さんはかなり苦しそうなのです。

中には、「ツインレイ」であると信じ込んでお相手に対してストーキングに近い行動を取ってしまって避けられる結果になり、3年、5年思い続けているが全く相手からの音信がない、なんてご相談もざらにあります。

脈がないお相手を追っかけているので、相手は相談者さんに対してつれないわけです。連絡先を教えてくれないならまだましで、着信拒否やLINEブロックをされてしまったりしています。そして、そういう状態にも、この「ツインレイ」業界には概念が与えられていて、「サイレント期間」と言うのだそうです。「サイレント期間」とは、お相手の「魂」が、相談者さんへの「愛情」に気が付くまでの時間のことを言うそうです……、ここまでくると、「都合よすぎるなあ」と思いませんか?

おみくじさんが何の動画を見たのかはわかりませんが、私はこの「ツインレイ」「サイレント期間」という概念は、スピリチュアル・占い業界が作り出した全くの虚構、良い言い方をすれば「おとぎ話」のようなものなのだ、ととらえています。「生まれたときから小指と小指が赤い糸で結ばれている」……昭和世代ならこのフレーズを知っていている人も多いかもしれません。「そうだといいね」程度の話半分で聞いておくのが一番よく、真に受けて本気になるタイプの話ではないのです。

おそらくどこかの占い師が作って広めた概念なのでしょう。なぜかというと、相談者さんの明らかに「脈がない」ご相談に対して、面と向かって「脈がない」と言うと怒り出す人が非常に多いのです。占い業界とて現在はレビュー文化、相談者さんを怒らせて「この占い師さんは視えてない」などと悪い評価を書かれるのを占い師も恐れます。そこで、「お2人は今は離れていますが、ツインレイだから、そのうち一緒になれますよ」とお茶を濁す方法を誰かが考えたのではないか、と思うのです。

そんなアイディアを真に受けて、時間を使ってしまったら、取り返しのつかないことになります。

理学療法士の彼とおみくじさんは、「ツインレイ」ではありません。ご説明した通り、ツインレイというものは存在しないからです。

また、男性は、女性に対して恋愛感情を持ったら、それがどんなに消極的な「草食系男子」であっても、連絡先を聞いてきたりするものです。彼は、おみくじさんに対して、「理学療法士」として誠意を尽くして向き合ってくれている、そう考えておくのが妥当なのではないかと思います。

そして、私は思うのですが、「好きな人ができた」からといって、無理やり両想いになる必要はないのではないでしょうか。人を好きになる、というのは、一生のうちそう何度もあることではありません。ですから、「人を好きになるチャンスが来た」、そのこと自体をまず喜んで、恋心を持った自分を褒めて愛してあげる、まずはそれで十分なのではないでしょうか。

その恋心を相手にわかってほしい、両想いになりたい、と思う気持ちも自然なものではありますし、どうしても伝えたいというのであれば伝えてみてもいいと思います。しかし相手の反応がどうであってもそれを受け入れることが大事です。

そして、「私たちはツインレイなんだよ」などということは絶対に言わないようにした方がいいと思いますよ。20代の男の子からしたら、そんな話をされたら恐怖でしょうから。

今回ご紹介する仏様は愛染明王(あいぜんみょうおう)です。「煩悩即菩提」という言葉の通り、愛欲や煩悩を昇華させてくれる仏様です。

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(木造愛染明王坐像 東京国立博物館蔵 Wikimedia Commons)

梵名は「ラーガ・ラージャ」といい、全身燃えたぎるような赤色で、三目六臂(三つの目と六本の腕)をそなえ持つ忿怒相(ふんぬそう)です。

御真言は「ウン・シッチ・ソワカ」。愛染明王の霊験は「無病息災」「増益」「敬愛」「降伏」「鈎招(福神を招く)」「延命」とされ、特に良縁成就や結婚成就・夫婦円満・商売繁盛においては仏教神の中では最強最高と言われています。

ご自身の愛欲、恋愛感情に悩まれたときはぜひ、愛染明王の御真言を唱え、正しい道を示していただけるよう、お願いしてみるのがいいと思います。「ツインレイ」などというまやかしの言葉で迷路に入って迷子にならないよう、きっとお導きくださることと思います。

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岡映里

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