瀬戸大也 悲願の金メダル獲得で「不倫騒動」のイメージを払しょくできるか

瀬戸大也 悲願の金メダル獲得で「不倫騒動」のイメージを払しょくできるか

  • AERA dot.
  • 更新日:2021/07/28
No image

メダルの期待がかかる瀬戸大也(C)朝日新聞社

男子水泳のエースに対し、世間から向けられた視線は依然として厳しい。東京五輪で200m個人メドレー、400m個人メドレー、200mバタフライの3種目に出場予定の瀬戸大也だ。

【写真】瀬戸選手とのツーショットや馬淵優佳さん特製の「勝負」レシピはこちら!

昨年9月に一般女性との不倫が発覚。所属先だったANAが契約解除し、日本水連は年内活動停止処分を課した。今年2月に復帰し、4月の日本選手権で2冠を獲得したが試合後の記者会見で表情は硬いままだった。

「心なしか頬がこけてやつれたように見えました。とはいえ、数か月も満足に泳げなかったにもかかわらず、結果を出すのが凄い。6月に行われたジャパンオープン2021でも400m個人メドレーで優勝して状態を上げてきています。ただ金メダル獲得となると、今のままでは厳しい。6月の大会でも自己ベストより3秒遅れている。五輪は誰がライバルというより、自分との戦いでしょうね。絶好調の状態にどこまで戻せるか。この一点に尽きると思います」(スポーツ紙記者)

16年に開催されたリオデジャネイロ五輪の400メートル個人メドレーで銅メダルを獲得。ライバル・萩野公介が金メダルに輝き、トップ争いに加われなかったのが悔しかった。その後の成長速度は目を見張るものがあった。ワールドカップは連戦連勝し、19年の世界選手権で個人メドレー2種目を制する。12月米国で開催された国際水泳リーグの400メートル個人メドレーでは短水路世界新記録を樹立して優勝。「五輪で金メダルに最も近いスイマー」と海外メディアからも称賛された。

しかし、新型コロナウイルスの影響で東京五輪が1年延期に。「喪失感で抜け殻になりました。気持ちを切り替えて『来年頑張ります』なんて言えなかった」と珍しくSNSで弱音を吐いた。「絶対に金メダルをとってやると強い気持ちを少しずつ作っていき、また再スタートします」と気持ちの切り替えを誓ったが、女性問題が週刊誌で報じられ、批判の声が殺到。一時は五輪出場すらも危ぶまれた。

「本人も反省していたように、水泳で結果を出し続けたことで自分を見失ってしまった部分があると思います。水泳に関しては努力家です。小学生の時は萩野公介に勝てず、コツコツと努力を重ねていた。他の選手の泳法も熱心に研究するし、練習に関してもストイックです。もちろん、世間から許しを得られていないことは本人も感じているでしょう。テレビの人間としては、金メダルを獲った時に『苦しみを乗り越えて』というのも違和感があるし、取り上げ方が難しい」(民放テレビ関係者)

SNS、ネット上では、「メダリストはイメージが大事、不倫のイメージが先行して、ヒーローのイメージがない。切ない不倫もあるが、あからさまな不倫だったから同情出来ない(原文ママ)」という書き込みが見られる一方、「過去は過去。家族と原因となった当事者との間で解決してるなら外野がとやかく批評することでもない。もし気に入らなければただ普通に応援しなければいいだけ。1年前に完全なピークを作っていながら中止になった喪失感はアスリートなら理解できるはず。ただその矛先を間違ってしまったのは事実だが、反省し、やり直してる姿まで否定する権利は第三者にあるはずもない(原文ママ)」という意見も。

家族、応援してくれるファンがいる。瀬戸は支えてくれた人たちに感謝の気持ちを込め、東京五輪の舞台に立つ。(牧忠則)

この記事をお届けした
グノシーの最新ニュース情報を、

でも最新ニュース情報をお届けしています。

外部リンク

  • このエントリーをはてなブックマークに追加