さすがの大谷も本当の本当の本当に...エンゼルスに愛想が尽きた?

さすがの大谷も本当の本当の本当に...エンゼルスに愛想が尽きた?

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  • 更新日:2022/08/06
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敵地でも大人気の大谷だが…(ロイター=USA TODAY Sports)

【赤坂英一 赤ペン!!】さすがの大谷翔平も、ここ最近のエンゼルスには愛想が尽きかけているのではないだろうか。

4日(日本時間5日)は打者として今季5度目の1試合2本塁打(23、24号)。チームもMLBタイ記録の1試合7発と爆発するも、投手陣が総崩れで7―8で敗れた。

前日3日(同4日)は投手として自身初の10勝、ベーブ・ルース以来104年ぶりの“2桁勝利&2桁本塁打”をかけて登板。6回7安打3失点にまとめながら、今度は打線が抑えられて1―3で負けている。

これで大谷の10勝目は3試合連続でお預け。権藤博が連投していた1973年の中日は「権藤、権藤、雨、権藤」と言われたが、今季のエンゼルスは「負け、負け、大谷、負け、大谷」である。

メジャーに詳しい球界OB評論家もこう憤る。

「ア・リーグ中地区5位で首位と24ゲーム差と、これほど低迷しているのはネビン監督代行の責任です。走者が出てもめったにサインを出さず、選手の好きなように打たせているだけ。一方、守備でチームの足を引っ張っているアデルを平気で使い続けている。解任されたマドン前監督、その前の優勝監督のソーシアなどとは雲泥の差ですよ」

実際、7月14日(同15日)は、アデルが右前打に対してチャージせずにみすみす1点を献上。試合には勝ったが、大谷の連続無自責点記録を32で止めてしまい、日米双方のメディアとファンから散々批判された。

そこへ持ってきてトレード期限の直前、主力外野手マーシュ、先発右腕シンダーガード、守護神イグレシアスを一気に他球団へ放出。来季以降に向けて若手育成にシフトし、事実上の敗北宣言とも受け止められている。

好青年の大谷は批判や文句は一切口にしない。が、怒る時には怒る。右ヒジを手術した2018年には5回の投球練習中に降板を命じられ、ベンチ裏で大声を上げて激高。今年6月29日(同30日)も交代を告げられた途端に鬼の形相となり、直後の打席では雄叫びを上げてフルスイングした。

そこで思い出されるのが、大谷の尊敬するイチローのマリナーズ時代。チームが低迷していた08年ごろ、イチローは他の選手にやる気が感じられない、クラブハウスでカード遊びをしていてはダメだと、再三チーム批判を繰り返したものだ。

大谷が同じような言動に出るとは思えないが、勝利に人一倍貪欲なだけに、胸中は複雑なはず。今後は大谷の表情と発言からも目が離せない。

☆あかさか・えいいち 1963年、広島県出身。法政大卒。日本文藝家協会会員。最近、Yahoo!ニュース公式コメンテーターに就任。「最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生」「プロ野球二軍監督」(講談社)など著作が電子書籍で発売中。「失われた甲子園」(同)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。他に「すごい!広島カープ」「2番打者論」(PHP研究所)など。

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