
テレビ愛媛
「介護保険料の払い戻しがある」。松山市内の2人の女性が18日に市役所を名乗る男から電話でウソを言われ、それぞれ190万円と50万円をだまし取られました。警察は特殊詐欺事件として捜査しています。
被害者の2人は、ともに松山市内に住む無職の60代の女性です。
警察の調べによりますとこのうち1人は18日夕方、市役所の職員を名乗る男から電話で「介護保険料の払い戻しが3万円ある」などとウソを言われました。このあと金融機関の職員の連絡先を教えられて電話し、市内の金融機関でATMから指定された口座に現金190万円を振り込みだまし取られました。
また別の女性も18日、市役所の職員を名乗る男から介護保険料の払戻しをそそのかす同様のウソの電話を受け、相手の指示通に市内のATMから現金50万円を振り込みだまし取られました。
警察は特殊詐欺事件として捜査していて、「ATMで払い戻し金が受け取れる」との文言は詐欺で自治体や金融機関の職員が電話でATMの捜査を依頼することはないと注意を呼びかけています。