
テレビ西日本
私たちの食卓で登場する機会が増えているのが「鍋料理」です。
21日に訪ねたのは、福岡市中央区の青果店。
鍋に欠かせない野菜は、猛暑の影響で10月までは軒並み高騰していましたが、冷え込みが加速している11月中旬以降、価格は落ち着いてきているといいます。
◆かいぶつくん薬院店 篠原加代子 店長
「(キャベツは)大玉で159円。安くなった。先週は小さいので300円近くしていた。大根は税込み159円。これは福岡県内産。九州各県でできるようになって、供給量が増えると価格は安くなる」
鍋料理の定番野菜・白菜は、前の週は268円で販売されていましたが、21日は181円でした。
◆買い物客
「白菜がだいぶ安くなったからいい」
◆買い物客
「大根は安くなりました。寒いから鍋ばかりしますね」
そんな中、日々のお買い物のときに気になるのが、おいしい野菜の選び方。
目利きのポイントについて、「野菜のプロ」に聞いてみました。
まずは「白菜」。
◆かいぶつくん薬院店 篠原加代子 店長
「重みがあるのがいい。そして、中が黄色い『黄芯』は甘い」
ずっしり重い白菜は、葉の密度が高く順調に生育しているため、甘くておいしいそうです。
また、断面の色は、黄色い白菜の方が新鮮だといいます。
続いて「長ネギ」はー
◆かいぶつくん薬院店 篠原加代子 店長
「(芯が)やわらかいもの。端から端まで使える」
やわらかい長ネギは、水分を多く含んでいるため、甘味が強くておいしいといいます。
そして、「ニンジン」はー。
◆かいぶつくん薬院店 篠原加代子 店長
「芯が大きいと中にも芯があるので、芯が小さい方が中の芯が少ない」
「ニンジン」は、太さが同じでも軸が小さいものの方が芯が少なく、甘味が多いといいいます。
◆かいぶつくん薬院店 篠原加代子 店長
「金曜日くらいから冷えるといっているので、鍋が活躍します。今まで高かったので、お野菜をなるだけ今からはいっぱい食べてもらいたい」
目利きポイントも活用して、「おいしい野菜」を食べましょう。