ボーイング受注、前年6倍超 787納入ゼロ続く、8月実績

ボーイング受注、前年6倍超 787納入ゼロ続く、8月実績

  • Aviation Wire
  • 更新日:2021/09/15

ボーイングの2021年8月の引き渡しは22機(前年同月13機)だった。受注は53機で、8機だった前年同月を6倍以上上回った。納入・受注とも単通路機の737 MAXが多くを占めた一方、製造時の不具合が生じている主力の787は引き渡しゼロが続いている。競合のエアバスは、8月に40機(前年同月39機)を引き渡し、102機(同1機)受注している。

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8月は前年6倍超の受注量となったボーイング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

引き渡しの内訳は737が16機(前年同月2機)、747がゼロ(ゼロ)、767が4機(4機)、777が2機(3機)、787がゼロ(4機)だった。

737は16機中14機が737 MAXで、ユナイテッド航空(UAL/UA)への7機が目立った。

FAA(米国連邦航空局)から製造時の品質問題を指摘されている787は、8月も引き渡しはなかった。787は引き渡し前の機体に新たな修正作業が生じ、現在は生産レートが月産5機を一時的に下回っている。ボーイングは年内に予定していた完成済みの787の納入は半分以下になるとの見通しを示している(関連記事)。

受注は737が35機(前年同月は5機)、747がゼロ(ゼロ)、767がゼロ(ゼロ)、777が11機(3機)、787が7機(ゼロ)だった。

737は35機すべて737 MAXで、アラスカ航空(ASA/AS)からの12機やユナイテッド航空からの8機などが目立った。

787は7機すべてが長胴型の787-9で、匿名顧客1社が発注した。777はいずれも貨物機で、10機は匿名顧客1社から受注。残り1機は米フェデックスの航空貨物子会社フェデックス・エクスプレス(FDX/FX)が発注した。

Yusuke KOHASE

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