なにわ男子 道枝駿佑と福本莉子の眩しい瞬間が 『セカコイ』ヨルシカの主題歌入り予告

なにわ男子 道枝駿佑と福本莉子の眩しい瞬間が 『セカコイ』ヨルシカの主題歌入り予告

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  • 更新日:2022/06/23
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『今夜、世界からこの恋が消えても』(c)2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

なにわ男子の道枝駿佑と福本莉子がW主演を務める映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の主題歌がヨルシカの「左右盲」に決定し、楽曲入りの新予告が公開された。

【動画】『今夜、世界からこの恋が消えても』新予告

本作は、映画化もされた『君は月夜に光り輝く』を輩出した電撃小説大賞の2019年受賞作品を原作としたラブストーリー。眠りにつくと記憶を失ってしまう、実在する難病「前向性健忘」を患ったヒロインと、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公の儚くも切ない愛を描く。『僕等がいた 前篇・後篇』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』などの三木孝浩が監督を務め、月川翔と松本花奈が脚本を手がけた。

クラスメイトのいじめを止めるため、同級生の女子・日野真織(福本莉子)に嘘の告白をした主人公・神谷透(道枝駿佑)。嘘の告白と分かりながらも、「放課後まで話しかけない」「連絡は簡潔にする」「お互いを本気で好きにならない」という3つのルールと合わせ、真織はOKの返事をする。好きにならないと約束を交わすもお互いを知るにつれ、いつしか惹かれ合う二人。透がついに想いを抑えられなくなった頃、真織から出た言葉は予想もしないものだった。「私。前向性健忘っていって、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」。毎日、記憶と経験をリセットされる彼女は日記に1日の出来事を書き留め、朝早く起きて復習することで記憶をつなぎとめていた。そんな彼女に少しでも幸福な日々を届けたいと献身的に向き合う透。しかし、そんな日常は長く続かない。透が真織の幸せを守るために仕組んだ“ある作戦”とはーー。

ボーカロイドクリエイターとして頭角を現していたn-bunaと、彼が見出したシンガー・suisによって結成された2人組のバンド、ヨルシカが、実写映画の主題歌を初めて担当する。脚本を読んで、書き下ろされた新曲『左右盲』について、n-bunaは「相手の顔や仕草を少しずつ忘れていくことを左右盲になぞらえて書いた楽曲です。オスカーワイルドの幸福な王子を歌詞のモチーフにしています」とコメント。右と左のとっさの区別がつかないさまを記憶が少しずつ失われていく真織になぞらえた、切なさが溢れる楽曲に仕上がった。

本作の映画音楽を担当する亀田誠治は「この映画『セカコイ』には『人が人の幸せを願い、祈る気持ち』が通奏低音のように流れています。ですから音楽は、劇中のサウンドトラックから主題歌まで一筆書きで淀みなく設計する必要がありました。J-POPの地平線をくまなく見渡したところ、この『セカコイ』の物語性を表現できるのはヨルシカの世界観しか考えられず、ヨルシカと僕は音の往復書簡のようにやりとりを重ね『左右盲』という尊い楽曲が生まれました」と振り返る。

主題歌をひと足早く聞いた道枝は「映画の世界感にぴったりな、すごくいい曲だなと思いました」、福本は「最後の歌詞が、この物語と同様に切ないところがすごくいいなあと思いました。ヨルシカさんに歌っていただけて嬉しいです!」と喜びをあらわにした。また、ヨルシカの音楽を聴きながら本作を執筆していたという原作者の一条岬からは、「映画の余韻を彩ってくださる素晴らしい曲」とのコメントも寄せられた。

『今夜、世界からこの恋が消えても』予告②【7/29公開】

あわせて「左右盲」と新たな本編映像を使用した90秒の最新予告が公開。透の記憶が、まるで抜け落ちてしまったかのような真織の姿から始まる。「ねぇ、これって誰なのかな……?」と話す真織の一言に、“神谷透くんのことを忘れないで”と書かれたメモ、そして「ごめんなさい……」と泣き崩れる泉(古川琴音)の姿が収められている。「私は事故で記憶障害になっています。机の上の日記を読みましょう」と書かれたメモから一日が始まる真織の毎日に、突然現れた透。記憶が消えてしまうと知りながらも重ねる2人のまぶしい瞬間や、放課後の教室、帰り道のモノレール、海辺のピクニック、2人の思い出から消えていく透の姿が映し出されている。

■コメント
・n-buna(ヨルシカ)

相手の顔や仕草を少しずつ忘れていくことを左右盲になぞらえて書いた楽曲です。オスカーワイルドの幸福な王子を歌詞のモチーフにしています。
映画版とリリース版で楽曲のアレンジが少し変わっています。映画版では世界観に合うよう映画音楽を統括されている亀田誠治さんと相談しながら、冒頭の生活音的なサンプリングを減らして優しくアコギを聞かせる編成にしたり、最後のサビに男女でのコーラスを入れたり。よりエンディングに寄り添った、少しドラマチックなアレンジになっています。そのちょっとした違いも映画の中で楽しんでもらえたら幸いです。

・音楽・亀田誠治

時に素晴らしい小説は、読んでいるうちにあたかも自分がその小説の中にいるような感覚になることがあります。ある時から僕も、自分自身がこの『セカコイ』の物語の登場人物のような気持ちになっていました。いい歳こいたオッサンが40年前の学生時代にタイムスリップして、真織や透や泉の三人の輪の中にいるような……そんな奇妙な既視感です。
この映画『セカコイ』には「人が人の幸せを願い、祈る気持ち」が通奏低音のように流れています。ですから音楽は、劇中のサウンドトラックから主題歌まで一筆書きで淀みなく設計する必要がありました。J-POPの地平線をくまなく見渡したところ、この『セカコイ』の物語性を表現できるのはヨルシカの世界観しか考えられず、ヨルシカと僕は音の往復書簡のようにやりとりを重ね「左右盲」という尊い楽曲が生まれました。映画『セカコイ』の物語に寄り添い、この時間軸でしか存在しない尊い音楽が、登場人物の心と、映画館で映画を見る人の心をつなぎます。

・原作者・一条岬

分かつことのできない優しさと悲しさ。
その陰影すらも表現された素晴らしい曲だと思います。
自分にとってヨルシカさんは、安易に好きと言えないくらいに好きなアーティストでした。
繊細で、切れ味に優れ、抜群の世界観がある楽曲の虜になっていたからです。
「左右盲」を初めて聴いた時の衝撃は忘れません。
原作で目指していた、光のような、悲しみのような優しさが体に流れ込んできました。
喜劇でも悲劇でもなく、優しいだけでも悲しいだけでもない。
そんな映画の余韻を彩ってくださる素晴らしい曲だと感じています。

(リアルサウンド編集部)

文=リアルサウンド映画部

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