『ブラックアダム』新予告を解説 アマンダ・ウォラー登場や『シャザム!』と繋がりも?

『ブラックアダム』新予告を解説 アマンダ・ウォラー登場や『シャザム!』と繋がりも?

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  • 更新日:2022/09/23
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『ブラックアダム』©2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM &©DC Comics

こんにちは、杉山すぴ豊です。ここ最近のマーベル、DCのアメコミヒーロー映画まわりのニュースや気になった噂をセレクト、解説付きでお届けします!

参考:ドウェイン・ジョンソンが青い電撃を放つ 『ブラックアダム』新予告&ポスター公開

ドウェイン・ジョンソン出演のDC映画超大作『ブラックアダム』の最新予告が全世界同時にリリースされました。この予告編は7月のサンディエゴ・コミコンで会場限定お披露目になったものであり、ついにリリースされました。アクションいっぱいの予告編ですが、気になるところ、そしてこの予告編で見えてきたことを解説しましょう。

予備知識として、コミックの設定では……

・ブラックアダムというのはDCコミック界のアンチヒーロー(ヴィランでもある)

・もともとシャザム(『シャザム!』)のライバルキャラとして生み出された。シャザムがギリシアの神々系の力を得ているのに対し、ブラックアダムはエジプトの神々の力を得ている

・ジャスティス・リーグ以前にジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(以下、JSA)というヒーローチームがいた(いる)

まず予告編で、ある程度物語の流れがつかめると思います。ドウェイン・ジョンソン演じるブラックアダムという超人が5000年の眠りから目覚める。しかし彼はヒーローではなくかなり危険な存在。その彼を抑え込むためJSAが出動する。しかし物語はブラックアダムとJSAの戦いだけでは終わりません。謎のハイテク兵器を持った軍団がいる。彼らが本作における本当のヴィランたちでは? そして悪魔のようなボスキャラが登場?

まず予告編の最大のサプライズは、48秒目に出てくる女性! そう『スーサイド・スクワッド』『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』に登場したアマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)です。アマンダはスーサイド・スクワッド(タスク・フォースX)を裏で操る政府の高官です。つまりここでアマンダが出るということは『ブラックアダム』がスーサイド・スクワッドの世界観、つまりベン・アフレックのバットマンやヘンリー・カヴィルのスーパーマンなど、ジャスティス・リーグがいるDC世界とリンクしているということです。いわゆるDCエクステンデッド・ユニバース(以下、DEUC) というやつですね。

そしてアマンダの狙いは、①スーサイド・スクワッドを派遣してブラックアダムの排除をしようとしていた ②ブラックアダムをスーサイド・スクワッドに引き入れようとしていた、のどちらかでしょう。しかし、ここはヒーローに任せな、ということでJSAが登場するわけです。

映画『ブラックアダム』の世界がDCEUなら、JSAもDCEUに存在するヒーローチームというわけですね。この映画版(DCEU版)JSAは、ピアース・ブロスナン演じる黄金の仮面を被ったヒーロー、ドクター・フェイトがリーダーのようです。そして屋敷に隠されたスーパージェットで出動。このへん、ちょっとマーベルの『X-MEN』っぽいですね。このジェットがアニメ版のジャスティス・リーグに登場したジャベリン号に似ています。ドクター・フェイトの元にいるのが翼の超人ホークマン、緑色の竜巻娘サイクロン、そして体のサイズを変えられる(巨人)になっているアトム・スマッシャーです。彼らがJSAのメンバーというわけです。

ここにすごい兵器をもった武装集団が出てきます。多分彼らはDCコミックにおけるインターギャングという犯罪者たち。もともとはスーパーマンのコミックに登場する犯罪集団でしたが、後に宇宙魔神たちの兵器を手に入れ武装。スーパーヒーローとわたりあえる脅威となりました。インターギャングもブラックアダムを狙っていた?

そして2分4秒目ぐらいに登場する赤い鬼というか悪魔のようなキャラ。これは恐らくサバックというヴィラン。コミックではシャザムやブラックアダムが呪文を唱えることで“シャザム”に頭文字をつらねる6人の神様の力をえますが、サバックは6人の悪魔悪魔サタン、アイム、ベリアル、ベルゼブ、アスモデウス、クラテイスの頭文字からとった名前・呪文であり、これを唱えることで6人の悪魔の力をえるわけです。今回ブラックアダムは破壊神ですから、ブラックアダムVSサバックは破壊神VS悪魔というすごい戦いになるわけです。

予告編の冒頭のシーンでブラックアダムが海に沈んでいるシーンはスーパーマンを描いた『マン・オブ・スティール』を彷彿させるし、また弾丸をつかんだり飛行機と絡んだりとスーパーマンを意識させる演出が多い。つまりブラックアダムはスーパーマンに匹敵する超人ということです。そして彼はこの力を「授かりもの=ギフト」ではなく、「呪い=カース」と言っています。これはトビー・マグワイアの『スパイダーマン』でピーターも言っていましたね。こうしたヒーロー映画の伝統を受け継ぎながらドウェイン・ジョンソンがどんな暴れっぷりをみせてくれるのか、楽しみです。さらにJSAもかっこいい。やはりホークマンのビジュアルとかしびれます。ドクター・フェイトも様々な魔術を使いますが、この先のDCEUにおいて彼がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)におけるドクター・ストレンジ的役割を果たすのかもしれません。

先にも書いたように、コミックではシャザムのライバルとして登場しました。シャザムの続編映画『シャザム!~神々の怒り~』が2023年3月17日に日米同時公開と発表されました。『ブラックアダム』に『シャザム!~神々の怒り~』につながるネタがあるか、あるいは『シャザム!~神々の怒り~』に何らかの形でブラックアダムが登場するか? このへんにも期待したいところです。(杉山すぴ豊)

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