ドイツ・サッカー連盟 トランスジェンダー選手などに性別カテゴリーの選択を認める新規定を採用

  • スポニチアネックス
  • 更新日:2022/06/24

ドイツ・サッカー連盟は23日、出生時の性別と自認する性が異なるトランスジェンダーや男女のどちらでもない「中立の性別(ノンバイナリー)」、身体的特徴から男女の区別が難しい「インターセックス」の選手に関し、競技する性別カテゴリーを本人の希望で決められるようにしたと発表した。

従来は個人識別情報の性別に基づいて参加カテゴリーが決まっていたが、ドイツでは18年以降に個人識別で男女以外の選択肢が追加されていた。対象選手はこれまで通りの性別カテゴリーでプレーを続けるか、変更するか選択できるという。

国際水泳連盟(FINA)は19日に出生時に男性だった選手の方が女子選手よりも有利になるとして、トランスジェンダーの選手が女子のカテゴリーに出場することを実質的に制限する指針を決めた。世界陸連など一部の他競技団体も賛同の意向を示しているが、ドイツ・サッカー連盟はこの動きに逆行する形で来季からユース年代やアマチュア、フットサルを含めて新たな規定で対応するという。

700万人以上の会員を抱えるドイツ・サッカー連盟は2万4000以上のクラブの下で約13万のチームが活動。全ての年代、カテゴリーでプレーする選手は220万人を超える。新規定は19年以降にベルリンの地区連盟で試験運用。連盟側は深刻な問題がなかったことを明らかにし「結局のところ性別に関係なく、全ての人々には体力や能力の差がある」と指摘した。今回の決定はトランスジェンダーなど従来の性別カテゴリーに収まらないアスリートを巡り、一石を投じることになりそうだ。

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